玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

Youtuberと声優とSNS凸キッズとテキストサイト世代の溝 (500件通報しました)

 もう名前や詳細はここでは出さないんですが、人気ゲーム実況者ユーチューバー男性と若手女性声優のゴシップが話題だ。
 


 浮気とかは悪いと思うけど、僕はそういう恋愛関係の揉め事は当事者同士で勝手にやってくれと思う。
 「キャラクターのイメージを傷つけるので辞めろ」とか、ディレクターでもない人間が文句を言うのもあんまり好きじゃない。
 ともかく、外野のくせにガタガタ文句を言うのは下品だと、僕は思う。

  • 人の命に関わるということのリアル

 ゴシップに関わる人間から浮気の証拠のLINE画面(捏造との疑惑もある)を晒された女性声優は自殺するかもしれないと発言したらしい。
 先日、浮気が発覚したとされる男性声優も自殺するかもしれないと言ったらしい。


 しかし、悪いインターネットの人たちは「もう死んだ?」「早く死ねよ」などと声優本人のツイッターアカウントにリプライをしている。性的な悪口を含むひどい暴言も多い。
 彼らは「自殺するって言うやつは死なないし、自分の命を盾にしている卑怯者だから叩いていい」と主張している。


 これは間違い。
 なぜなら、僕の母親も自殺したのだが、自殺する数年前から「何のために生きてるのか」「生きていてもしょうがない」「疲れた、死にたい」などと言っていた。
 父親や他の親戚は仕事に逃げていて母親を無視していた。父親が母親を無視していたので、僕が母親の希死念慮を聞いたり、膀胱炎などの婦人病に対して病院を紹介したり看病するなど、家庭内カウンセラーのようなアダルトチルドレン的な役割をしていた。子供の頃から。
 僕は自分のうつ病の方が重いので、医者に母親から距離を取るように言われていたが。結果として母親が死んで、僕のうつ病はさらに悪化したのだが。

その1 自殺には何か特定の原因がある。
その2 「死にたい」と言う人は本当には死なない。
その3 死ぬのも本人の選択。そっとしておくしかない。
 これらは、「自殺」について考える際に、人々が自分の不安を解消するために作り上げた「神話」です。特定の原因で生じるものではなく、中には周囲の気を惹くために「死にたい」と訴える人がいるにしても、その人たちを含めてもしそんな訴えがなされたら、精一杯受け止めることがまず何よりも必要です。結果として本人が必要なサポートを得て、自殺を思いとどまることも可能です。

www.ktq-kokoro.jp

 僕と同人誌を出そうと企画して相談していたはるしにゃんという若手ライターも「メンヘラ」を売りにしていたとは言え、死にたいとよく言っていた。同人誌の原稿を提出して、チェックをお願いしている時に自殺されたというのは、かなり最悪な部類に入る経験だ。流石に母親の自殺よりはマシだが。周囲の人の自殺を比べるほど、僕の周りでは人が自殺で死ぬ(10人くらいは死んでる)ことが多いので、あんまり良くない。
 僕自身も希死念慮や自殺衝動があるし、過労とパワハラでスクフェスのKLab株式会社を辞めたので自殺したい気持ちはある。酷いときには特に理由や論理性はないが、とにかく心臓に杭を打ち込んだり首を吊って死にたい感覚的衝動とか精神疾患があった。最近はむしろ自分の周りで死ぬ人が多すぎて「自分が死んでも大して目新しさがないな」というクソみたいな理由で自殺願望が減っているという状態。



 そういう風に自殺者を看取った経験が何度かあるので、たとえ浮気をしていたとしても精神的に不安定になって自殺を匂わせている人に対して面白半分で性的な悪口(このブログに出すのもはばかられる、エロ漫画やエロゲーレベルの単語)や自殺を助長するリプライを送るのは危険だし良くないと思う。
 撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだし、人を「始末」しようとするって事は逆に「始末」されるかもしれないという危険を、常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…って思う。

コードギアス 反逆のルルーシュ I 興道 (特装限定版) [Blu-ray]
ジョジョの奇妙な冒険 30 Part5 黄金の風 1 (集英社文庫(コミック版))


 でも、匿名だからとか、相手の方が浮気という悪いことをしたからと言って覚悟も腕もないのに暴言を直接リプライする人間が多く、ひどく危険だと思う。
iphone-mania.jp


  • 通報するわけだが


(僕のツイッターでは、昨晩、自殺を助長しているツイートを通報推奨として引用RTしています)
 LINE画面の拡散をするのはハッキングされた素材による個人情報を含む嫌がらせとして通報することもできます。
withline.jp




 僕はうつ病が酷い時に「ネット自殺」とか「死ぬ死ぬ詐欺」と id:nekora に言われて、彼を通報してはてなブログから追い出したのだけど、そいつ一人に侮辱された程度でもかなり不愉快だったのだが。
 今回の件で直接リプライで無礼で侮辱的で性的な発言や自殺を助長する発言を送っている人はゆうに五百人もいる。いくら声優が人気商売だったり、人気ユーチューバーに対して浮気をしたとしても、一人の人間が受けて平気な悪口の量ではない。(流石に事務所などが見ないように言っていると思うが)
 それに、政治家とかとは違い、浮気をしている人に悪口を言っても、悪口を言った人の人生は改善されない。ただただ悪意が増えるだけだ。僕は浮気とかは当事者間の問題であり、関係ない人間が首を突っ込むのは下品だと思っている。
 しかし、天下のテレビ放送局のワイドショー番組や出版社がバックに居るような大手ネットメディアも性的な文面が含まれるプライベートな流出したLINEのスクリーンショット(Twitterではハッキングによって得られた個人情報を含む不適切なツイートという通報対象)を拡散しているので、個人でもやっていいと思う人が増えるだろうな、とは思う。下品な世の中になったな。



※追記 新たに14人がTwitter規約違反と認定されました


※追記2 新たに18人がルール違反だと認定されました

※追記 新たに14人がルール違反だと認定されました

※追記 9人追加


 明確にツイッターの規約違反なのに、なんで口にするのもはばかられるような性的な悪口を若い女性にぶつける人が多いのだろうか?その女性が浮気をしたからと言って、それも私生活の一部なのでそれをあげつらうように性的な悪口を言ったり、AV女優に成れなどというのは異常だと思う。


 そういう発言をいちいち通報するのも、僕が母親を自殺で亡くしているので、僕の正義感の暴走なのかもしれないのだが。僕も母親との関係は良好ではなかったし、祖父母の代から妾腹の家系なので、母親が自殺していなければ、女性嫌悪になっていたのかもしれないが。
 しかし、浮気される男性も傷つくとは思うけど、数百人の人から社会的に性的に攻撃される女性の方がダメージが大きいように思う。僕もあまり女性関係が得意な方ではないが、ロボットアニメのオタクだからか、女の人をよってたかって攻撃するのは、やっぱり格好悪いと思う。


(あと、これはあんまりいい言い方ではないが、20代の恋愛での浮気とか、不安定な依存を性的関係で満たすようなのは、あって当たり前だと思ってるので、いちいち攻撃する気にもならない。まあ、自分は人間とは恋愛しないけど)


  • 正義の暴走とSNS

 思うに、今回浮気された男性が人気ポケモンゲーム実況ユーチューバーだったということも多く影響していると思う。人気ユーチューバーを若手女性声優が傷つけたから反撃していい、という正義の暴走、錦の御旗が暴言を直接リプライする人間にはあるのだろう。
 もちろん、僕も好きな芸能人に迷惑をかけた人がいたら、その悪口を言いたくなる気持ちもわからなくもない。しかし、芸名を明記した上で自殺しろと書いたり、本人に直接リプライする形で性的な罵倒をするのは明らかに一線を越えていると思う。自分のアカウントの中でなんとなく感想を書くだけならともかく、それを当事者にぶつけたりするのは非常に危険な行為だと思うが。
 まあ、皇室を離れる女性の結婚というプライベートに対してデモ行進をする人もいるわけだが。


 どうも、現在のSNS、特にYou Tubeでは情報の発信者、生主とか配信者とのコメントの読み合いなどが盛んであり、「芸能人と一般人」という間の垣根が低くなっているのだと思う。コメントが読まれないにしても評価をつけたりするという点でインタラクティブになっている。それがいい部分もあるが、視聴者を「自分が評価を下す側だ」と増長させる面もあろう。
 もちろん、ラジオ番組や雑誌、ブログでもコメントを送ったりすることは昔からあるが、その投稿を採用するかどうかは発信者側の裁量である。が、You Tubeやニコニコ動画、他にはアプリゲームの評価やメルカリの出品者評価などでは(もちろんブロックや削除の機能はあっても)コメントする側が勝手に大量に言葉を送り、それが他の視聴者にも見える状態にできる。
 今回通報していて気づいたが、わざわざ悪口を言うためだけに新設したような捨てアカウントも多数ある。


 そういう点で、今のYouTuberが好きな若者やネイティブSNSの若者たちは、僕のような大学生の頃にインターネットを始めて、毒吐きネットマナー講座などを読んでいたテキストサイト時代のアラフォーとは違う倫理観があるようだ。
 僕のような毒吐きネットマナー世代は相手や自分を傷つけないためにネットマナーを守りましょう、みたいな文章を読んでいたのだが、今の若者は効率的に相手を傷つけて自分の身は明かさず、瞬間的に罵倒の快楽を楽しむために捨てアカウントを使う、というのが行動原理なのだろうか。


 訴訟リスクはあるんですけどね。特に今回のように自殺やプライベートなLINEの流出などが絡んでいる場合。


 でも、悪口をいう若者たちにとっては、大好きなユーチュバーを傷つけた悪い女はいくらでも追い詰めていいという正義感があるのだろう。むしろYou TubeとSNSの特性上、垣根が低いので「一般人が芸能人のゴシップに直接文句を言うのは筋違い」と思う人より、YouTuberは自分の身内みたいなものだし、身内を傷つける人は徹底的に排斥してもいい、という感覚が生じるのかもしれない。


 同時に、ボーカロイド文化などもあり、You Tuberは実在する人間だけど、バーチャルユーチューバーのように半分架空のキャラクター、という感じがあるのだろう。それで、その架空のキャラクターであるYouTuberを傷つける声優も現実の女性、という認識より記号として認識されるのかもしれない。



 直接リプライで悪口を言うときも冗談やネタ動画のテンプレートのセリフを使っている人が多く、自分がやっていることに現実感を持てていない若者が多いように思える。


 また、これは多少差別的な発言になるし、僕もアイドルマスターのオタクなのでブーメランなのだが、500人も通報していると、微妙に似通っている点を見つけた。それは野球ファンやポケモンファンが多いということだ。つまり自分で行動するのではなく選手やポケモンに戦わせるようなやつが多い。まあ、どちらかというと「なんJ」文化に浸っていて、ポケモンのゲーム実況をしているYouTuberのファンだから、という点のほうが大きいのだろうけど。


 捨てアカウントも多いが、こういう悪口を言う人間のフォロワー数も二桁程度で少ないし、高校生くらいの人も多い。(男女比は意外にも少し女性の方が多かったりする。ゴシップ好きだからだろうか)
 あまりネット慣れしている印象がなく、なんとなく周りがネタで誹謗中傷していると、真似をして自分も人を傷つけるという自覚もなしに悪口を言う、悪く言えば個性や自意識が乏しい、哲学的ゾンビのようなモブのような人が多い。

  • カジュアルなオタクのSNSネイティブ世代

 僕のようなオタク第3世代からオタク第5世代のような21世紀以降の生まれの若者にこういう事を言うのはとても気持ちが悪いのだが、「現実とゲームの違いができていないんじゃないか?」。


 僕の世代は宮崎勤に狙われる幼児だったのと同時に小学生の頃から大学生までオタクバッシングを受ける世代だった。しかも加藤智大とも同年代で社会人になってからも白い目で見られた。


 今の若者は比較的、オタクバッシングをされたりゲームやアニメが好きだからといって気持ち悪がられることが少ないらしいし、大勢の若者が薄っすらとオタク文化を楽しんでいるらしいが、バッシングされたり「現実と虚構の区別をつけろ」と怒られたりせず、むしろ変わってしまったエヴァンゲリオンや鬼滅の刃や新海誠の映画の興行収入を錦の御旗として、アニメやゲームこそ日本のメインカルチャーだと増長しているのかもしれない。そして、ゲームのキャラクターをやっつける感覚で現実の人にも攻撃をする。攻撃するにしても、カウンタースナイプという言葉くらいは知っておくべき。



 そういう人間がいわゆる「オタク趣味に偏見のない最近の普通の若者」だとしたら、ガンダムが好きな中年のおじさんとしてはとても未来に暗い気持ちが湧いてしまう。

 で、『G-レコ』なのだが、この作品に込めた設定をあえてセンスオブワンダーとしては描かず、物語の光景(背景)としては当然のものと描いて、現代的な説明をしていないのは、現在常識としている近未来像に異議申し立てをしているからなのだ。

 すでに書いたように、大人たちには考え方を変える余地がないから、問題を解決してもらうためには、現在の幼児、児童たちに将来的に考えてもらって解決策を見つけてほしいという願いを込めて、問題点を列挙したつもりなのだ。


bunshun.jp


 僕の好きなガンダムの原作者の富野由悠季監督は大人やガンダム世代に期待するのを辞めて、今の子供達に未来の解決策を見つけてほしいとおっしゃっているが、こういうくだらないバッシングを楽しむような育ち方をするのが現代の若者だとすると、もう僕は真っ黒い気持ちになる。


 富野由悠季監督が原作を書いた閃光のハサウェイも映画がヒットしたけど、殆どが作画のきれいさとネタ動画素材として扱われていて、メッセージ性は若者にあまり伝わっていないような?
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 奇しくも、アプリゲームや新作映画などの関係で、コードギアス反逆のルルーシュがテレビで再放送されている。まあ、アプリや新作の出来はともかくとして…。


 撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだと気づいて欲しい。
「覚悟を決めろ、正義を行え!」という15年前のルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの言葉は、今の令和の若者達にどう受け取られるのだろうか?
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 まあ、ルルーシュも人を利用するところがあるし、そこらへんは利己的で他人を道具にしがちで、他人の庇護や忠誠心で出世したり仲間以外には酷い復讐をする傾向のある無職転生やら、なろう小説アニメの源流になっているとも言えなくもない。
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 どうなんでしょうね〜〜。



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