玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

親子で見るサブカルとは

 前回の記事は一発ネタだったわりにアクセスが妙に増えたからか、またしいたけさんに有料記事をプレゼントされたのだが。




  • ザンボット3

 なんかこないだの月曜日のデレマス展の帰りに「せっかく大阪に来たし」というクソみたいな理由で中古のザンボット3の超合金を買って、金曜日の夜に組み立てて遊んだ。

 ラインナップがひどい!



 1万8千円したんですけど!いや、高いラーメン定食を10回食べたと思えば…。
 この、ザンボット3の三つのメカのコックピットがザンボット3の腰の位置で集まっているというところに神ファミリーの絆を感じないか?
 この立体的な構造を確認するために買ったと言っても過言ではない。
 ブレンパワードや∀ガンダムのコックピットに通じるような骨盤内コクピット。
 そうしたらザンボット3はむしろ母?


 というわけで、しいたけさんにプレゼントされた記事ではウルトラマンに変身する人が30歳だったり、プリキュアやキジブラザーが18歳と33歳だったりして、親子そろってサブカルの特撮やアニメを見ているという世相ということですが。


 まあ、戦う主人公は少年とはいえ、ザンボット3とか家族が一丸となって戦うアニメもあったし、マジンガーZとかZガンダムとかも親が作ったロボットだったりした伝統はあるわけで。テッカマンブレードとか。


 いや、別にいいんですけどね。サブカル番組と言っても世界名作劇場からガンダムまで高尚なのから低俗なのまであるので。その一つ一つに年齢層がどうのこうのというのもめんどくさいというかたくさんあるので…。


 僕は親の本棚に置いてあった筒井康隆とか隆慶一郎の残虐小説を読んでたけど。


 いや、まあ、親子の話はやめよう。しんどくなるから。


  • マーケティング

 正直、働いてたり鬱でぶっ倒れていた時期のせいでウルトラマンゼロ以降のウルトラシリーズはあんまり追ってないんですけど。(微妙にテレビ放送が写らない地域なので配信は後回しにしているうちに新シリーズが始まるのが最近の僕にとってのウルトラマンです。シン・ウルトラマンは見てない)


 今回の「ウルトラマンブレーザー」の田口清隆監督のインタビューが短く、プレゼントされた記事に載っていたんですけど、作品作りにおいて「コロナ流行」とか「コミュニケーション」とか「子どものなりたい職業アンケート」を意識しているということが書いてあって、古いタイプのオタクとしては「自分の描きたいテーマじゃなくて世相とか統計を反映するんだ!」と、ちょっとびっくりした。
 いや、まあ、企画サイドは昔もそういうところはあったと思うけど。


 田口監督は割と僕が見ていた特撮番組でもスタッフとして名前を見ることが多く、まあ、結構なプロだと思うんですけど。


 そういう人もアンケートを元に受けそうな作品を作るように意識しているのか…。うーん。まあ、確かに商業作品なのだから売り上げや支持率を意識するのは当然ではあるし、その是非を云々する権利は僕にはない。(見て面白いとか面白くないとかは言うけど、最近のウルトラマンはマジで見てないので。実は録画を溜めすぎているのでドンブラザーズもデリシャスパーティプリキュアも最終回を見てない)


  • お行儀のいい子供

 ただ、僕が懸念するのは、親子がともにサブカルを見ることで、サブカルが子供の避難場所ではなくなるのではないのかということです。


 僕も41歳の夏を迎え、昭和ならバカボンのパパのように子供を養う年齢なのだが。まあ、昭和であっても僕は精神が歪んでいるので子供は持つべきでない人間なのですが。
 とりあえず一般的な中年と言われる年齢になっても僕はザンボット3の超合金を合体させたり、ザンバードを分離させて「宇宙太!恵子!」ってひどい遊びをしているんですけど。

超合金魂GX-23無敵超人ザンボット3


 なので、中年になってもアニメや漫画やゲームで遊ぶのは普通にありだし、面白いものは何歳になっても面白いと思っている。


 ただ、親子で一緒に楽しむのはどうなんだろう。


 まあ、ウルトラマンとかアンパンマンとか対象年齢が低いのは親子一緒に楽しむのもありだと思う。ディズニーとかも。


 ただ、「親が好きな作品だから自分も好きにならなくてはならない」と、思いつめる子供とかが発生するとかわいそうだな、と要らん心配をする。


 サブカル、アニメ、マンガ、ゲーム、特撮、ラノベに親が好意的であっても、やはり親は子供には幸福になってほしいし、陰キャになるよりは陽キャになってほしいと思うものだし、オタクであっても親になってから性的な描写や反社会的な描写のある作品を嫌いになるという人の証言も知人やTwitterなどで観測している。


 そうすると、かつては親の目の届かない避難場所であったサブカルでも、「親が嫌いそうな作品を見てはいけない」という子どもの不安が発生するのではないかと。


 今はTwitterなどで幼児の子どもが好きなアニメとかを報告する育児アカウントも増え、じゃあ、その過去ログを思春期になった子どもが見たときにどう思うのか?みたいな要らん心配をしてしまう。


 まあ、僕は脳内妹と結婚したような外道だし、むしろ僕が脳内妹の赤ちゃんだと思うんだけど。(子宮に出入りするし)
 いや、僕の性生活のことはどうでもいい。



 うーん。


 でもまあ、長期シリーズIPコンテンツもあれば、チェンソーマンやゴールデンカムイみたいな突発的なキチガイ作品とかもヒットしているので、それはいいと思うんだけど。



 やっぱり子供はどこかの段階で親がウザいと思ったり親の目を気にしないことをしたいと思う場面もあると思う。


 そういう時に、親が子供の行動をSNSにアップしていたり、子どもが好きな作品に親が立ち入ったりしてきたら、面倒に思う子もいるかもね。


 まあ、僕は子どもを作らないので知らんけどな。


 ソシャゲがその受け皿になるのかもしれないけど、ソシャゲは課金を要求するので親のスマホで親のクレジットカードで課金する子という事故がしばしば発生している。


 うーん。


 YouTubeの視聴履歴とかも親に見られたりする昨今の子どもはそれなりに、昔にはなかったしんどさを持っているのかもしれない。



 親子の間でも、適切な距離を保って、よきインターネットを。


 宗教二世の問題は手に余るので書きたくないけど、僕はグノーシス主義者で脳内妹以外の人間は泥人形だと思っているよ。(最悪だな…)



  • ほしい物リスト。

https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
↑グダちん用


 著者へのプレゼントはこちら。


匿名で住所を伏せてプレゼントを送るための、つかいかた
nuryouguda.hatenablog.com
 このブログは最後まで無料で読むことができますが、物を送り付けて著者に恩を売ることもできます。
 

note.com
noteでは金銭のサポートができます。クズの無職なので基本的に貧乏だ。



(この記事が良いと思ったら読者登録お願いします!)