玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


          Sponsored Link Google AdSense 広告

ガンダム GのレコンギスタPV速報の賛否両論感想!

原作、富野由悠季!原案、「はじめたいキャピタルGの物語」!!!
【速報】富野由悠季監督、月刊ガンダムエース2010年12月号(100号)に未完の新作小説「はじめたいキャピタルGの物語」を特別寄稿! - 玖足手帖-アニメ&創作-
これから3年半!地震や多くの人の死があった・・・。ガンダムAGEガンダムビルドファイターズやVVVとかもあった…。
我々は3年待ったのだ!


今日はガンダムビルドファイターズをダラダラ見て感想を書いて早めに寝る予定だったが、富野監督の新作!
ガンダムGのレコンギスタが発表されたんで、予定が吹っ飛んだ!


まずは、公式サイトのPVを見て、富野監督の発表会のニュースを読んでほしい!
ガンダム Gのレコンギスタ
「Gは『大地に立つ』の大地のG」「この年でよくやったなとうぬぼれ」 富野監督「Gのレコンギスタ」語る (1/4) - ITmedia ニュース

富野由悠季監督:“ガンダムの父”が8年ぶり新作 舞台は“宇宙世紀の次” - MANTANWEB(まんたんウェブ)
富野由悠季監督が8年ぶりに手がけるガンダムシリーズの最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」が今年秋に公開されることが20日、明らかになった。
ガンダム Gのレコンギスタ」は、ファーストガンダムで描かれた宇宙世紀の次の世紀「リギルド・センチュリー」を舞台に、宇宙エレベーターを守る組織「キャピタルガード」のパイロット候補生・ベルリ・ゼナムの冒険を描く。キャラクターデザインは吉田健一さん、メカデザインは安田朗さん、刑部一平さん、山根公利さん、音楽は菅野祐悟さん。

なんだかすごそうだな!みなぎってきた!!!!
いろいろ言いたいけど、スタッフについては詳しい人のブログ考察を読んでほしい!
失われた何か スタッフの人選から見た 富野由悠季最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」
TOMINOSUKI / 富野愛好病 初心者のために、改めて富野由悠季監督の新作ガンダム「Gレコ」こと『Gのレコンギスタ』を一から解説
TOMINOSUKI / 富野愛好病 【超速報】富野由悠季新作『ガンダム Gのレコンギスタ』は今秋公開 キャラデザインに吉田健一、メカデザインに安田朗、刑部一平、山根公利
TOMINOSUKI / 富野愛好病 大予測! 第1弾PVから富野新作『ガンダム Gのレコンギスタ』の登場人物とメカを当ててみよう!!!
富野由悠季最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」発表!! | ひびのたわごと


  • では、本題。

スタッフの知識とか富野監督のこれまでのGレコまでの歩みは他のブログさんが先に書いてくださっているので、後発の私は自分の気持ちの感想だけ吐き出しますね!


ガノタとして、賛否両論が自分の中にある!
これが、これがガンダムだ!!!

やっぱ、ガンダムの新作ってさー、文句を言ってナンボみたいな所があるじゃないっすか。


ガンダムのデザインが大人しすぎるのでダメ!


なんだこれ!
普通のガンダムじゃん!!!!
前向きに尖った角は新しいが、歴史的に宇宙世紀Vガンダムと正暦の∀ガンダムの間を取っている感じの角と髭の折衷案?

ガンダムSEEDみたいなドラグナー的なバックパックのリフター!Vガンダムの発展形みたいな間接とハードポイント!
ROBOT魂 [SIDE MS] V2ガンダム

ROBOT魂 [SIDE MS] V2ガンダム

普通のガンダムみたいなシールドとライフルという、工夫のない武装。
最近のビルドストライクやVガンダム重田敦司氏による発展形ともいえるビギニングガンダムの要素を取り入れて、ちょっとAGEみたいに子供向けっぽい丸みや発光ギミックも取り入れつつ、
HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

ガンダム00系の頭身構成で、
HG 1/144 GN-001 ガンダムエクシア (機動戦士ガンダム00)

HG 1/144 GN-001 ガンダムエクシア (機動戦士ガンダム00)

ユニコーンガンダムみたいなパーツの分け目みたいな模様もつけて・・・
MG 1/100 RX-93 vガンダム Ver.Ka (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

MG 1/100 RX-93 vガンダム Ver.Ka (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

こんなのどっかで見たガンダムのデザインのつぎはぎじゃねーか!


どっかで見たようなジムとかドートレスみたいな地球連邦っぽい量産型っぽいどっかで見たような記号のロボ!

リング・オブ・ガンダムの骸骨マシーンに比べると、全くおとなしいシルエットの軍用ロボ。

小説版はじめたいキャピタルGの物語に出てきたマンマシーンって、軌道エレベーター補修用にメインアームとサブアームを持って、足を持つ、昆虫的なシルエットを連想させるサイバーパンク的な描写だったのに、こんな普通のモビルスーツみたいな…。
保守的なデザインの・・・。
こんなものが、富野監督の新作であっていいはずはないっ!


安田朗あああああああああっ!あきまんんんんっ!
赦さん!
富野ガンダムの新作ってのはなあああ!もっと、見たことのない機能やパラダイムシフトするようなシルエットを見せてくれるもののはずだったはずだ!


って、怒り狂ってメカデザインの安田朗さんの生あきまんTVを見に行ったんですけど!
http://www.ustream.tv/channel/akimantv777?utm_campaign=ustre.am&utm_source=ustre.am%2F1aCDn&utm_medium=social&utm_content=20140320053810


チャットとかでやり合うと、どうやら、
「いつも既定路線から違う富野由悠季監督が、既定路線っぽいデザインのロボットで新作をやる、ということが今までの既定路線と全く違う!」という理屈を聞かされた!
な、なんということだ!アニメとは二転三転してるものなのか!
スタンダードだと見せかけて、スタンダードをやらない人がスタンダードをやるということが詭道だと?


ええぃっ!くそっ!
ここもすごい賛否両論が自分の中である!ちょっとした30秒の動画だけでも、これだけ感情が揺れ動く富野新作!
やはり今年の秋、半年後のGレコが本命!それまでにザンボットとダイターンとエルガイムを見るのが俺の人生設計っ!
動く所を見るまで俺はまだ評価を保留するしかないのか…。これで半年間生き延びられるという事…。


これもよく見たら、キングゲイナーっぽいメインカメラには芸術性と先進性を感じなくもない・・・。あと、目立たない部分の首と肩の関節がボールになっているのは今までのMSよりデザインが行き届いてる。


あと、背中の翼のあるドラグナーみたいなバーニアバインダーで空を飛ぶのはガンイージにミノフスキーフライトでホイホイ空を飛ばしていた富野ガンダムの新型としては保守的でつまんねーデザインだが、
子供向けの分かりやすさと言う点では正しい。(実際、小学6年生の時、なんでロボットで羽のないガンイージが輸送機のエンジンの代わりになって支えて空を飛んでいられるのか全く理解できていなかった)
また、このアニメは軌道エレベーターが舞台の、成層圏気流アニメなのです。なので、宇宙マシーンと言うよりは航空機的なテイストを持たせるのも正しい。しかも、ミノフスキークラフトでの飛行ではなく、ローテクな翼の揚力による飛行という事で、燃費向上の意志が見て取れる。ローテクに戻るという事で、宇宙世紀がいったんリセットされて、「リギルド・センチュリー」になっている、という滅びの過去をさりげなく匂わせている…。
なんとなくドラグナーリスペクトをしてるんじゃなくて、世界観に結び付いたうえでの、ウィングバインダーなのですよ!
あと、個人的にサンライズのバディ・コンプレックスのロボットは翼の向きとインテークの向きと移動方向がそろってないことが多く見えるので、富野監督にはちゃんと説得力のある機動芝居を付けてほしいと思います。



また、この軍用マシーンも、リング・オブ・ガンダムの骸骨マシーンを子供向けアニメテイストに丸みを帯びさせただけ、と言う点では保守的なデザインだが、この指先のジオンっぽい、丸みのある関節に注目!
これも最近の角ばったMSの指先とはちょっと違うデザインだよな…。
マニュピレーターを細かくする系のデザインが90年代以降のロボットじゃないですか。そこを、あえてシンプルなジオン的マニピュレーターにデザインする安田さんの感覚ですよ。
さすが、ガンダムのことをよくわかっているあきまんさんです。同時に、あきまんさんはイナズマイレブンとかレベルファイブも好きなあきまんさんです。
子供向けアニメとしての分かりやすさも取り入れつつ、ジオン系のファーストガンダム的な指です。
あきまんさんは「MSの関節を漫然と黒くするのは、何にも考えてないデザインだからダメ」と仰った人です。
その彼が考え抜いた指ですよ。
しかも、単にファーストガンダムの頃のスーパーロボット的な手首のデザインに回帰したのではなく、よく見てください。親指に指紋のようなモールドがあるじゃないですか。これでグリップ力を上げてるわけですよ。つまり、デザインを絵柄として単純化しただけでなく、「そう言う設計だ」という説得力も持たせていて21世紀のテン年代のロボットのデザインになってる。
うーん。初見では保守的で面白みが無く、子供向けにわかりやすくしただけのロボットに見えたが、親指のパーツ構成の意図に気づいたら、俄然かっこよく見えてきたぞ。
全身がもっと見えて、立体が把握できるように動いたら、もっとかっこよさが伝わるかもしれない。


やっぱり、これがガンダムの新作ですよ。まずとりあえず、初見で「なんだこれは!」って文句を言ってから、良い所を見つけていって、賛否両論がありつつも徐々に受け入れていく、って言うのがワンセットのガンダムの視聴法ですね。
これがガンダム体験なんですよねー。それを楽しみたい!



「G」と呼ばれる主役マシーンも動く所を見たら、カッコよさや新しさを発見できるかもしれない。楽しみです。

  • Gレコのメカのアクションについて


こっちの画像では普通のロボットアニメみたいなポーズのGですが、


この飛行シーンのの空気抵抗が少なく変形して、前も見ていないで直進するという、メカニカルな宇宙機器っぽい動き方には富野のこだわりを感じる。「めぐりあい宇宙」の冒頭で顔を見せないで突進したガンダムみたいな精密マシーンとしての気迫を感じる。ウイングバインダーに頼って飛んでいる量産機と対比して、翼を広げなくても飛べるG,というところで特別感を出してくれるのかも。
なにしろ、「ブレンパワードのアンチボディの飛行はロボットっぽくしないで直立したチャクラで描け!」と指示したこだわりの富野監督です。
信じて待ちますよ。






あと、この機体の横ロールの機動と、キャラクターのカットインのワイプが連動して、パイロットとロボットの一体感を高めて感情的に見せるって言うのも、すっごく富野っぽい動きとアニメーション演出で、「あー富野アニメだなー」って感じですごい期待するわー。
このちょっとした動きのコンテワークだけでも富野だなーって。
このロボットのパイロットのおじさんもどういうキャラクターになるんでしょうねー。真面目なのか、怒りん坊なのか。



あと、ハロを再デザインしてきたのにも驚いた!
富野監督はダイターン3大河原邦男先生が出したハロについて「このデザインは良いので、次回作のガンダムのマスコットにしよう」と言って、ガンダムSEEDでハロが大活躍して商品化されたことについても喜んでいた。
あと、富野監督のサインは大体ハロが書いてある。
その、ある意味ガンダムよりもリメイクされてない、単純故に引いたり足したりされてなかったハロを、微妙に変えてきた。
このことが意味する演出意図とは…。ガノタ的には燃え上がりますね。

  • キャラの動き


たぶん、宇宙海賊の少女(アイーダ?)が捕虜になったところだと思うんだが、無重力空間での、目に張り付いたままのバイザーの中の涙!
宇宙旅行SFマニアの富野監督らしい演出だし、ちょっと松本零士ヒロインみたいな表情とも相まって、宇宙っぽい。SFマインドをそそる涙です。
宇宙だし涙がぬぐえないし、密閉されたヘルメットの中で泣いちゃう戦闘少女ですよ。萌えますねー!


ミステリアスな少女の(ラライア?)がちょっと気づいて振り向いてからの、


慈愛のようなまなざし!この1秒にも満たない振り向きから感じるアニメーションの色気!
ララァ・スンの初登場シーンを思わせる。
12年前(!)のキングゲイナーのころからいい仕事をしていた吉田健一さんだが、エウレカセブンを経ても未だ衰えず、と言った所か!


元気でバラエティに富んだ美少女動物園!

チアガールはキングゲイナーでもあった要素だが、学園祭アイドルというのはガンダムF91の冒頭でもあった萌えシーンだ。F91のセシリ―は学園のアイドルから国家のアイドルになる、と言う大河ヒロインだったわけだが。
アイドルブームの昨今、世相に敏感な富野監督はガンダムでもアイドルの要素を取り入れてくると予想される!
また、個性豊かな美少女動物園の萌え美少女で、前髪ぱっつんとかピンク髪とかいろいろあるんだが、このキャラのバリエーションが意味するのはキャピタルGの物語を読む限り、単なる個性派美少女って言うだけではない。
「人種階層が入り混じった、宇宙エレベーターの基礎部分にある学園」という、特別な環境を表してるんだな。そういうインターナショナル感覚はやっぱりガンダムっぽい。ガンダムUCガンダム00ガンダムSEEDやVVVやギアスは地球の国家の対立を描いていたので、インターナショナル感覚は薄かった。
それに対して、Gのレコンギスタはインターナショナル感覚を美少女の個性として表すことで、未来っぽさとか軌道エレベーター周辺の社会構造とか人種階層をお説教っぽくない分かりやすい感覚で、明るくかわいく伝えてくれている。
良いじゃないですか!
いろいろ偏屈な言動をするので、萌えアニメに対して批判的な富野由悠季と言われがちな富野監督ですが、セイラ・マスのシャワーシーンを入れて来たり、義理の妹キャラとかレモンピープルを取り入れたり、萌えには貪欲だし、むしろ萌えを作ってきたのが富野と言える部分もある。
そんな富野監督が、アイドルアニメ流行の時代にぶつけてくる学園ロボアクションに期待!

この主人公を映したカットの右と左でも、機械的な宇宙服の男性と、民族的な母子の対比が色々な情報を伝えてくれている。趣深い!

  • 主人公ベルリ・ゼナム


こいつが一目で主人公って分かるのがすごいよなー。
ガンダムの主人公らしく、アムロカミーユやロランのように、中性的で長髪の似合う美形です。
だが、地味に肩幅が広い!そしてこの朗らかな笑顔!
小説版では、「飛び級して士官候補生になっているので、年上の同級生から疎まれている」という設定で、若干エリートで知的っぽいキャラクターを想像していたのだが。
ロラン・セアックアムロ・レイカミーユ・ビダンも地味に喧嘩が強かったんだが、ベルリ君は意外と大柄かもしれない。で、フィジカルもメンタルも強そう。
富野監督は21世紀に入ってからガンダムエースの対談で毛利衛さんや野口聡一さんに取材し、宇宙飛行士の強靭さを目の当たりにしたわけです。
で、ベルリは軌道エレベーターの保守点検宇宙飛行士候補生です。身体頑健、頭脳明晰、文武両道、明朗快活!
ヒットマンガのワンピースを熱心に読んで参考にしていた富野監督なので、ベルリの根が明るそうな大きな口の笑顔はルフィから来ているかもしれない。

「おら、ワクワクしてきたぞ!」
みたいな少年ジャンプ顔だ。
また、それを描くのがスタジオジブリ出身の吉田健一さんってのも地味に大事で、富野監督がガンダムの時に仮想敵にして勝てなかったと言った未来少年コナン要素も入ってるんだよなー。(宇宙戦艦ヤマトには勝った)
最近の宮崎駿監督は歳もあって観念的な作品が多いし、ロリコンが注目されがちだけど、未来少年コナンとかはこういう健やかな少年も描いていたんですよねー。
そういう宮崎駿や少年ジャンプの明るい主人公要素を、富野監督がどう料理するのか?
ガンダムの主人公と言えば、どこかインテリっぽかったり屈折している性格だったりしたが、そことは全然違う主人公をどう描くのか?
あと、富野監督が明るい主人公でコメディー路線をやると、微妙にギャグが滑るザブングルとかガンダムZZもあったけど、そこをどう克服するか?(キングゲイナーは作品は明るかったけど、主人公は根暗だった)
見ものですね。
ワンピースのノリツッコミみたいなお笑い路線は富野監督にはない要素だが、果たして・・・。



http://www.g-reco.net/
「子供向けアニメにする!」と富野監督が言ったわけだが、「元気のGだ!すごいぞ!」という能天気なキャッチコピーを72歳の老人が震災以降の子供たちに提示するということの意味!
あれだけアクシズ落としや人口削減やジェノサイドやディストピア的管理社会(ザブングルとかバッフ・クランとか)にこだわった世界観制作をしていた富野監督が、
「未来に希望はあるんだ」
という事を、震災以降の子供たちを鬱屈させないように描くということの意味!
宇宙世紀が一度崩壊した後に、もう一度連邦を作り直そうという「リギルド」センチュリーという復興の時代を描くという意味!


僕は鬱屈している人間ですけど、富野監督も鬱屈しがちな人生を乗り越えてきた人ですけど、そこをどう子供たちに見せて恥ずかしくない作品にするのか?


機動戦士ガンダム00も宇宙軌道エレベーターを舞台にした作品だったが、その基部は軍の基地や砂漠だったりして、あまり民間の活気はなかった。ストーリーとしても00は戦争や紛争がメインで、民間の大衆の営みの描写が少なかった。
対して、このGのレコンギスタの宇宙エレベーターの基部!緑の自然と、未来的な巨大機械と、なんだかカラフルでアーティスティックなオブジェがあって、楽しく、たくさんの人が居そうな雰囲気です。
交通の要衝は商売のかなめにもなるわけで、よく見るとキングゲイナーのヤーパンの天上のようにカラフルで雑多な色の露天市の屋台もたくさんあるみたいだ。
軍港と言う色合いが強く、無味乾燥的だったガンダム00宇宙エレベーターに比べると、かなり温和で生活感のあるイメージ。
人の温かさを感じる。


と、同時に、地球から伸びているタワーではなく、宇宙からぶら下がっているケーブルという宇宙エレベーターの基部なので、地面と接地していないと言うのも重要で00やテッカマンブレードとの大きな違い。
↓中期案でも接地はしていない。


で、PVでもわかるように、ケーブルに沿って、丸い球の連結みたいなのが次々と移動して押し上げられていくって言う動きをしていて、リーンの翼以降、ここ7年くらいは軌道エレベーター学会に出入りして研究をしていた富野監督やサンライズのSFスタッフのアイディアの洗練がうかがえる。

初期案では手描きのスケッチだったんだが

3DCGと風景画とセットになってオンエアモードになったGレコの宇宙エレベーターを見ると、デザインの洗練の過程を感じられるし、35年前にスペースコロニーを見せられた時のような新しいSFのセンス・オブ・ワンダーを感じさせてくれそうな予感!


それが、SF設定を説明するだけのオタク向けドラマではなく、「元気ですごいベルリとアイーダの冒険だぞ!」と、活劇ジュブナイル心をくすぐるのが、すごい健全なSFマインドにあふれていて、往年の少年時代の血が騒ぎます!
ジュブナイルSF悲劇である、ティプトリーの「たったひとつの冴えたやり方」は小説としての技法が鼻について、あんまり泣けなかったんですが、Gレコは楽しめるSFになってるといいですね。

Gのレコンギスタは、スペイン人がイスラム教徒から国土を奪還したレコンキスタ(再征服)と言う故事にあやかっている。
Gのレコンギスタとは、富野によるガンダムの再征服であり、また、宇宙世紀の後のガイアへの再征服であり、元気の復権であり、重力(グラビティ)に対する宇宙エレベーターによる宇宙開発の再征服という意味合いもある。

「G」はガンダムなどを表すが、「最大の意味は『大地に立つ』の大地、Ground。『レコンギスタ』はレコンキスタ(再征服)からだ
「Gは『大地に立つ』の大地のG」「この年でよくやったなとうぬぼれ」 富野監督「Gのレコンギスタ」語る (4/4) - ITmedia ニュース

と、富野監督は語る。
だが、このロゴを見てほしい。

Gの字が「ガンダム」にも見えるようなロゴなんだが、
その下の英文表記。∀ガンダムの「Called turn "A" Gundam」の位置だが。
GUNDAM Reconguista in G”
Against G でも For G でも To G でも Of Gでもなく、
「in G」
レコンキスタと言えば、対抗勢力に対するベクトル運動を感じさせる言葉なのだが、包括する意味の「IN G」とすることで、Gレコの描く再征服運動が一面的な方向性を持ったものではなく、むしろ「Gの中」での人間とガンダムのドラマを大きく描こうというニュアンスのサイキックインプレッションのプレッシャーを感じる!


で、あきまんTVで西洋史のヒストリーチャンネルを見るのが趣味でコードギアスの円卓の騎士ロボットもデザインしたあきまんさんがユーストでレコンキスタの意味について熱く語っていたので、
「なんでinなんですか?」
ってチャットで質問したら、あきまんさんは「俺は知らない!」「PVは怖くてまだ見てない」とのことだったので、メカデザインの安田朗さんの知らない所で決められた英文表記だったようだ。
あきまんさんはSFマインドがある人だし、ブレインストーミングには参加してそうなものなんだけど。
あきまんさんは「ロゴができるまではタイトルは仮だから」っておっしゃってたけど、3月20日は記者発表したし、このロゴも公式サイトなので、デザインが変わることがあっても英文表記が軽々しく変わるとは思えないんだけど。
まあ、変わる可能性もあるんだけど。
でも、対立指向的なagaistや、進歩主義的な to より、包括的な「in G」の方が広がりを感じるし、また、レコンキスタとの単語の接続による文脈の意外性も出ている。
なので、「in」を使うことに決めた誰かのセンスを信じたいと思うのだ。


まあ、結局は秋の公開(テレビになるかネット配信になるか映画か?)を信じて待つしか、視聴者にはできないんだが。

あと、プラモデルが出たら早めに買い支えることかなー。
THE IDOLM@STERのライブビューイングのチケットを買おうとしていたけど、貧乏なのでGレコに課金するためにアイマスをキャンセルしてしまった…。
やっぱり、おれはアイドルよりガンダムの方が…。すまん!春香!
まあ、どっちもバンダイなんだけどね・・・。
(俺の収入が低いのが問題だけど、でも就職してても金があっても疲労があって休日に活動できないし、痛しかゆし)


  • 宣伝

ニュータイプ エース Vol.1 2011年 10月号 [雑誌]

ニュータイプ エース Vol.1 2011年 10月号 [雑誌]

GUNDAM A (ガンダムエース) 2010年 12月号 [雑誌]

GUNDAM A (ガンダムエース) 2010年 12月号 [雑誌]

まだ在庫があるかわからんが、Gレコの原案になった富野監督の「はじめたいキャピタルGの物語」が掲載されたのはこの二つの雑誌だ!
内容はほぼ同じだ。


あと、MGターンエックスも出るので、買おう。

  • 不安

富野監督の新作発表はとても素敵で感動しました。でも、たった40秒のPVを見ただけでこんなに長文を書いてしまう私は、本編が始まったらどうやってブログ感想と30代の成人男性としての生活を送っていけるのでしょうか。どうなるのでしょうか。ワークライフ&トミノバランス!!!
母親が年金制度への絶望感から自殺しているので、長生きとか年金にはあんまり興味ないです!富野監督が活きてる間だけ、仕方なく生きてる感じですね!
だから、だらだらブログと小説を書けるぬるい仕事に就職したいなー。
俺より金を持ってるガノタは、シャア専用オーリス車とかプラモデルやBDを複数買いして富野監督を支えてください。
おれは、ここで細かい作品分析ブログを書くことしかできない…。


あと、PVもカッコいいんだけど、原画だけで動画の中割が入ってなくて、若干動きが足りてないので、原画は上がったけど動画(海外かなー?)は仕上がってない状況で原画のデータをつぎはぎしてPVにまとめたって感じです。
なので、やっぱりまだ不安があって、みんな頑張ってくれーっ!と、サンライズ前の上井草駅にあるガンダム銅像のサイコフレームとか富野監督のソウルドライブに頑張れオーラを送るしかできない!
動画マンがんばれ!君たちにガンダムの未来がかかっているんだ!

ガンダムUCは普通に絵がきれいだし、ORIGINも多分安彦絵の再現のきれいさを目指すと思うので、クオリティの不安はないです。
ネオジオングが動いたらどうなるのかなーって言うのは、ちょっとある。
あと、ORIGINはマンガのはじめは富野監督への対抗意識が強くて、再デザインし直したりガンダム1号機を出したり、攻めていた萬画だったけど、最終的には後付で格好の悪いコアポッドを入れたり、シャアの出番が多い割に、シャアが最後のフェンシングで幼少期のトラウマと言う情けない理由で負けたりして、爽快感が無かった。
なので、ORIGINには正直、残念な印象があるんですが。(でも雑誌は全部切り抜いてダンボールに保管してある。愛蔵版より大きいので、愛蔵版は買わない。貧乏をなめるな)
そんな機動戦士ガンダム THE ORIGINですが、スーパーアニメーター安彦良和さんが数十年ぶりに、1カットでも原画を描いてくれたら、許せる気がします。でも、富野監督も安彦良和先生も現場にタッチしない状況でORIGINを名乗るのは、どうかと思うんだよなー。