玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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トリノオリンピックが終わった。

閉会式の2時間前に目覚ましを鳴らしたのに、寝たのだが、閉会式の10分前に起きて見てた。おもしろかった。
結局、また脳内彼女脳内妹とおどりながら見た。
関係者でもない俺はおもしろがるだけで、感動をする権利は俺にはないと思う。感動なんて感じ方がどのようにパラダイムシフトしたか実感できなければ何の意味も無い。また、他人の喜びを自分の喜びと疑似体験するのを感動と勘違いして、快楽体験中毒になると他人の失敗や口惜しさが逆流して不快となり、快楽が得られない事で怒ったり苛めたりしないといけなくなるので、それはおもしろくないかな。
そんなわけでむしろ感動するもんかと思ってましたが、ある程度の感慨はありますね。
人類の個体差の幅が広い事が実感できたので嬉しく思う。いろんな人類がいろんな事をしていろんな結果になるなあ。
ワールドカップとかも種目ごとの規模は同じでも、こういう感慨は、いろんな種目を一度にやるオリンピックならではだなあ。
もちろん、個体差の幅の実感というのは僕の脳の中の神経において、三面記事を読んだ時とか殺害動画を見てる時や虐待された子供のレポートを読んでる時とか国際ニュースでいろんな死にかたする異国人を見たり個人ブログの勝手な意見を読んでる時と同じ神経細胞で処理されてるのだが。
つまり、「まー、よのなかにはこんなひともいるのねー」という感情。
ベクトルは正だけど角度は同じッツーか。まー色とか形は違うんだけど。
んで、国旗は沢山在った方がうれしいのでやっぱり併合政策はしないでおこうと思った。服装もいろんなのが在った方がおもろいので自国に在るものを残しとこうか。イタリアはらしさがでててよいなあ。同じ敗戦国のくせに。堂々としてるのは見てて好もしいなあ。長野の式は滑ったなあ。
中国が荒川静香金メダルをアジア人初とか言って喜んでいたのでテキトーだなあと思った。テキトーなのは好きです。でも核兵器を落とすとか日本人は悪いと言いつづけてる国とは思えんな。属州扱いは面白くないので止めて欲しいなあ。
お祭りごとなのでJOCは厳粛に受けとめんでもいいと思うけど、予算のスリム化を成果主義に転嫁してんのかなあ。事務方的にはスリム化は大事なので正直に言えばいい。なんでもかんでも参加するのは無理なときは無理だし。
でもやっぱり無責任に見てるだけの側としてはいろんな人類がいるだけで面白くて嬉しいと言うか、天使も悪魔も*1いっしょくたにいてくれて嬉しいなあと言う感じの閉会式だったなあ。
たくさんいる方が勝ち負けがはっきりして面白いし。

*1:あと兵士も道化も貴族もメカ人間も