玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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キャシャーン録画で見た。案外おもしろかった。CM飛ばせたし。

新造人間キャシャーンが弱かった。敵も弱かった。でも声がカッコよかった。ヘルメットは別にどうでも良かった。
敵で名乗ったのが要潤だけだった。しかも聞き取れんかった。べつにどうでも良かった。
登場人物のほとんど全員が薬中か病気持ちかゾンビだった。
だから、誰が何を言っても「ビョーキが何か言ってるなー」と温かい目で見られ
た。
ブライに暴力をふるうキャシャーンを見て、「どうしてこの二人が争わなければならないの!悲しい!戦争いけない!」
と"考えさせられる"暇もなく、
「脳がとろけてる人のリアクションは面白いなあ〜。げらげらげら」と楽しめた。
前日に氷川竜介氏の新機動戦記ガンダムWの評論を読んでたので助かった。
「因果関係とかストーリーの構造とかは気にするな!キャラが何か困ったり怒ったりするリアクションを楽しむ種類のものだから割り切れ!」
と、ぬるく楽しめた。
セリフが凄く途切れ途切れで面白かった。ディスコミュニケーションすきだし。一番好きなディスコミュニケーションはコミュニケーションができてると互いにできていると思ってるのにできてない場合なのだが。ビョーキの人の言い合いもスラップスティック的で面白いな。
色とかビジュアル面はこってたけど意味性がよくわからんかったので、ローマの休日の方が分かりやすかった。あとガンダムのほうが強い。
本田透氏が「CASSHERNはある意味エヴァを超えた!」と言うのはまーそーかなーって感じだった。つぎはタクシードライバーかバッファロー66だ。
ところで、本田氏の言う所のエヴァンゲリオンはどのエヴァンゲリオンなのかなー?
1〜7話。8〜12話。13〜15話。16〜19話。20、21話。22〜24話。弐拾五、最終話。んで、映画。
映画は本田氏は嫌いっぽかったけどー。
僕はドレもそれぞれ違うベクトルで面白かったら別にいいかなあ派。
戦争を憎しみとか愛でするのは一兵卒の言い分なのでバカだなあ。戦争はある状況が与えられた場合、戦争状態になったほうが生存および快適性が確保されそうな確率が高い状況だと状況中の人類が解釈して生まれた脳内条件付けに対するレスポンスの結果でしかないと思うなあ。
ようするに損得ですよ。でも損得で生きてるのではなく、人のために生きていると考えて行動した方が行動係数が高まるのも事実なので人を愛したり憎んだりした方が徳なのかなあ?
へっへっへ。おもしろければいいかなあ。おもしろくないことはどうでもいいなあ。
だから俺は脳内恋愛なんだよなあ。絶対に誰のためにもならんけど嬉しい楽しい大好き。みんなの願いは同時にかなわないけど、脳内彼女と俺の願いは同時にかなう。
おれ、感受性は強いけど感情表現はあんまり無い気がしてきた。
ま、私ってそう言う人だから。
イデオンエンドだった。
でも、弱者の母親を過剰に神聖視して強い父親を敵視するのは手塚治虫っぽいなあ。
富野だったら、女らしく狡猾な弱者としての母親と、他の大人と同じくらいの距離の父親、を捨てる子。みたいな。ていうか、親は勝手に死ぬし。そっちの方が僕には説得力があるなあ。
ブレンは違うのかなあ?
リーンの翼は漫画を読んでると、「大人は分かってくれないと思いこんでる子供」が世間を見て、「まあそんなもんかなあ」と思う話になるんだろうか?
ヒロインのルナの言う事が絶対正しいっぽい演出だったのがアレだなあ。種っぽい。カガリとかラクスとか。
少数民族えらい〜。バトルロワイアルIIとかも。あと、ラッシャー木村もえらい。てか、日本人だろ。もっと少数民族ってのは変な言葉を喋って無意味な風習をしてるから殺しても良いと思えるんだよ。日本人じゃん。
大滝秀治の方が頑張ってると思うなあ。狭そうな世界なので知らんけど。
あと、死因に腹に物が刺さるとかが多くてもっと宮迫の脳みそをキャシャーンがゲラゲラ笑いながら引きずり出したらよかったのになあ。
んなわけで、キャシャーン面白いじゃん。DVDに焼いたし。