玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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やる気のない機動戦士Vガンダム感想第17話「帝国の女王」

いわゆるひとつの、総集編。ガンダムでまとまった総集編があったのは初めてではないか?という気がする。うん。ここ1年ガンダム連続で見てるから間違いないはず。
その後のシリーズでは総集編は定番化したね。このころのアニメ業界全体の事情は小さかったから覚えてない。
ただし、そこはトミーノ。敵の側から見た総集編でクロノクルが主人公のような扱い。非常に面白い。シャッコー撃破!秘密輸送基地をたたけ!ジブラルタルで政治交渉!クロノクル・クロニクル。
最近、ガンダムと総集編は相性が悪いんじゃないか?と思っていたんだが、ちょっと間をおいて名場面を思い返すのは懐かしくていいな。そうそう、あったあった、こういうの。あの時大変だったねー。みたいな。
1話が4話だというのが整理されてってグッと見やすくなっていたし。
斧谷稔が脚本とコンテを自分で書いたからなあ。最初からこうしたかったんだろうな・・・。あと、蛙のシーンは総集編でも入れるのね・・・。
あと、キャラクターが事件をどう捉えるか表明することで性格とか状況とかも見えやすくなるし、キャラクター本人も自分の立ち居地を確認できて性格が安定する。
まあ、子供のころは敵から見た状況判断など混乱するばかりだった。
という以前に、まったく覚えておらず、
今日やっとサイド2はサイド1と月を追いかける形で劣等感を抱いている地政学的位置だと理解できた。(地球上の自転には一概に当てはまらないとは思うが)
13年前にわかっていればなあ。
やっぱり、子供は何にも考えていないので、子供とセックスするのもよくないと思った。まあ、俺が知恵遅れだっただけで、ませた女の子はいたけどね。その子の書いた卒業文集の詩は感動した。
その女性は今、小学校に入るくらいの子がいます。それは、個人の資質なのか部落地域出身だからかはわからないが、俺のようなぼんくらよりはよいことだと思うし、思ってあげないといけない。形だけの少子化対策って!
とりあえず、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギもペルーでガンダムを見ていればよかったのに。
あと、ドゥカー・イクのカツラ、ださ!
そういうアナクロニズムのせいで子供心に「Zや逆シャアまでは未来っぽかったのに、新作はなんか昔っぽくてかっこ悪いなあ」とか思っていたんだが。
今は、バビロンコロニーの貴族趣味や、ウーイッグが旧世紀の遺産保護区の文化保存都市だったという背景もわかるし、ザンスカールの文化は火の鳥望郷編のような揺れ戻しかというのもわからないではないし、そこまで背景設定を作るとみのはすごいとも思う。
普通なら、スタートレックみたくインフレを起こすよなあ。そういう未来派ガンダムも見てみたい気がするが。(月の風の外宇宙初代ディアナフリートとか見たい。あ、クロスボーンガンダムも結構未来っぽかったなあ。あれはほとんど宇宙船の中の話だったからな)
ただ、スタートレックエンタープライズで昔になったりしてるし、未来ばっかり突き詰めるのも難しいか?
ガイア・ギアも地球自体がスラムのように寂れて未来感覚なかったしなあ。ブレードランナーとは違ってもっと普通に20世紀レベルの汚染が。