玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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闇に人が見る影は、自分

15年前、アダムにダイブした遺伝子は、碇ユイのものだったのかもしれない。
碇ユイはゼーレの秘蔵っ子でそれはリリスにシンクロする遺伝子を持っていたからじゃないかと思えるから。
と、すると、カヲル君が綾波やシンジに似ていたのは、ユイ要素を持っていたからとも考えられる。
いや、別に謎解きとかじゃなくて、僕が言いたいのは、
「カヲル君はシンジ君とレイちゃんのお兄さん!」
カヲル君が未来を二人に譲ったのは、ゼーレに騙されたことを絶望したのではなく、生き続けることが無意味だからでもなく、ただ、兄だから。
うはっ!萌えッ!
という風に僕が考えるのは、僕が兄妹萌えだから何だよね。
ハガレンとかバガボンドとか、すごい萌える。
エヴァンゲリオンはそういう風に、ロールシャッハテストやマーブル模様のように、複雑かつ無意味であることで、視聴者の内面を励起させ、視聴者に勝手にシンクロ感を与える事に長けているのかもしれない。しかし。それは楽しいし、うまい手法だと思う。
だから、ゼーレに騙されたから、リリスとでは完璧な存在として補完されないから、と言う理由だと言う風に見える人がいても、それは真実なんだよなあ。