玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

「6話の迫水はコンクリートパラダイスになってしまった東京だけに怒ったわけではない。」

簡単な文明批判とかエコロジーって言うだけではないのだ。
1945年の沖縄戦の真実を見て「東京の俗物どもに分からせる!」と言って飛び立った直後に21世紀の東京の逼塞したニューヨークを真似た奇妙な大都市になっている状況を見たわけです。
つまり、単に東京に緑が無いからいけませんよー。ではなく。
沖縄やヒロシマや大陸での命を無駄に死なせた東京の俗物ども(もちろんA級戦犯に限らない)が生き延びて戦後経済をアメリカとともに歪めて作ってきた結果としての東京である。戦後である。それは潰したい!
迫水が日本に帰りたいと思うのがバイストン・ウェルのバランスを崩すとジャコバに言われたら「そんなものは全て消し去ってくれる!」と言うほどの迫水王だしな。
確かに、今の政治家も60年前の俗物どもの子や孫ばっかりだしなあ。何にも変わってない。表側だけ民主主義で、気持ち悪い。むしろアメリカと変に結びついて損得欲得の汚らしさは60年前以上のようだ。
迫水にボコボコに日本をして欲しいと僕も思う。
その上で、自衛体に攻撃されて、怒る。日本軍ではなく自衛隊だと言うことは知ってたと思うが、皇居上空で攻撃されたら切れるわな。っていうか、天皇自身も迫水たち特攻隊員を慰める神官ではなく、東京の俗物の一人に過ぎないと思ったのかもしれん。
後添え様にも裏切られる。というか最初から異人として切り捨てられてた。
ソレは切れるわな。
で、ソレを慰めるのは特攻人形を残した娘達の思い出。
なんだかんだ言って女の子大好き。
悪いかよ!