玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ウォーカーズ〜迷子の大人たち〜

江口洋介お四国さんするドラマ。
僕も2002年の二十歳の頃に四国八十八箇所お遍路をしたことがあるので、懐かしく見た。見たことある景色がテレビに出るとミーハー的に嬉しいですね。
そのときに作った生存報告掲示板1

進藤英二(60)
森本レオ
 元教員。
 30歳を越えても家に引きこもる息子に悩み、同じく元教員の妻と二人、重大な決意で四国にやって来る。
進藤和江(59)
鷲尾真知子
 英二の妻。
 パラサイトの息子を育ててしまった事を心から恥じている。徳久たちとの出会いによって、夫婦は生きる力を取り戻していく。

みたいな感じで、お遍路が終わっても変わらなかったらどうしようとか、海に飛び込んで死にたいとか、神仏に頼りたいとか、唯物論者がそんなの無理だとか、むしろ世界に呪われてるとか、世界を呪ってるとか、そんな感じだったので共感できた。実際、変わらなくて、四国霊場八十八ヶ所巡りの直後は達成感があったけど、四国中に失敗した事が後から後悔になって厭な気分になって、かと言って行きなおしてお四国病になるのも嫌だったし、学校に行くの嫌だったし結局大学に自分はやる気が無いんだなあと思って、退学しようとして仕切れなくて2年休学して、2005年から1年半学校に復帰して息も絶え絶え。
神に頼ろうと言う魂胆がいかんかったんだよなあ。四国八十八ヶ所で見た言葉では「万物と和解せよ」という標語が一番心に痛かった。
頑張ろうと思ってたから、頑張れない自分がダメだと思ったんだねえ。今は頑張ってない。ただただ困っているだけです。
人生なんかどうでもいい、困るだけだ。と、気付くのに2年も休学した。ああ、困った困った。最悪の気分だ。
原田芳雄のような善人の大先達っているのかなあ。僕は先達のような人に寺で声をかけられて「僕が案内してあげよう。僕と旅をして人生が変わったといって手紙をくれた子もいるんだよ。見せてあげよう」とかゆわれたので、逃げた事があったんだが。
金なくて野宿で一人だったので、知らない人と二人っきりになりたくなかったの。このドラマでは大人のグループで旅館に泊まってるので割と良いなあ。
でも、その割に、小屋に泊まったときに知らない浮浪者のお遍路さんのおっさんにイエスの生涯 (新潮文庫)を渡されたりとか喋ったりとかしたんだけど。
こういう体験って、エントリーシートにかけますかねえ?
うーん。四国に行った後2年間鬱でサボってたし、卒業時26歳になってしまうし、敬遠されるかなあ。公務員かなあ。勉強全然してないなあ。困ったなあ。
YMO細野晴臣さんが出てた。体操!