【Main Staff】
脚本：隅沢克之
絵コンテ：西森章
演出：吉本毅
作画監督：西村誠芳
リーブラのモビルドール制御室で会ったカトルとドロシー。ドロシーとの戦いの中、彼女に真意と深い悲しみを知ったカトルは、あえて彼女の剣を受ける。デュオは、マグアナック隊や彼らに協力するリーオー部隊とともにモビルドールを倒しながら、リーブラ地球落下を阻止すべく行動を開始。アルトロンガンダムの五飛は、トールギス２号機を駆るトレーズとの戦いを繰り広げていた。壮絶な一騎打ちが繰り広げられる中、五飛の放った一撃がトレーズを貫く。五飛を理解者と認識するトレーズは、ガンダムパイロットたちにすべてを託し、みずから舞台を降りることを選んだのだった。トレーズの死を受けて、レディ・アンは世界国家軍の敗北宣言を全宇宙に告げる。ここに、戦争は終結したかに見えたが、ヒイロとゼクスの戦いは、これから始まろうとしていた。そして、一度は落ち着きを見せたリーブラも再び、地球へと落下しつつあった。
ラスト前にして、混迷に向ってどうする。
それがガンダムWｸｵﾘﾃｨｰ
１．ヒイロとゼクスは最終回で決着をつけるので、あまり出番がありませんでした。
複数主人公の弊害。
だけど、リリーナとヒイロのドラマはあった。
ヒイロが何の前触れも無くキラキラした王子様のような優しい表情と照明になった。そんで、引き止めるリリーナにやさしく「俺を信じろ」と言って出撃！
かっちょぇえ〜！でも前触れねえー！
つーか、最後まで見ても、この二人が惹かれあうのが全く分かりませんでした。まあ、そういう役割だから！アニメは記号だから！
というわけで、複数主人公4人にそれなりに決着がつきます。
２．死神と疫病神がリーブラを止めるために戦うぞ。ヒイロはリリーナとイチャイチャしたが、ヒルデはピースミリオンにいるはずなのに無視されてますね。そこら辺がデュオ・マックスウェルの人気の秘訣か。
マグアナック隊が来たのは地球がまとまったせいじゃないと思うぞ。
っていうか、一般民衆（愚民）が本当に出てこないマンガですね。
３．４．
３はおまけ。「悲しいな、泣くことの出来ない女は」と悪口を言いに現れるが、ドロシーは戦いながらメッチャ泣いてた。グダグダ！
フェンシングをする必然性が全く無い。ガンダムだからやりましたという・・・。そりゃあ、高松監督も切れてガンダムXをメタメタ学園にしちゃうニャン！
つーか、ドロシーはグダグダの象徴だな。
反逆者としてゼクスに拘束されるはずなのに、いつのまにか居直ってるし。
殺そうとしてるカトルにいきなり身の上話をするような馬鹿な女になっちゃったし。
僕にもトラウマくらいあるけど、トラウマって信頼してる人にもなかなか話せるものじゃないよ。バカジャネーノ。
刺されたカトルは痛そうだった。
5.トレーズ様を張五飛が殺した。
トレーズ様の言ってる事を聞くと、五飛が怒りに駆られて力みすぎて、本来の力を出せないので、戦死者を全部覚えているとか、電波な話をして混乱させて、その上でいきなり突撃して、ウーフェイの反射的な反撃に殺されるかどうか、自分で賭けをしたようだ。
五飛にしてみたら反射行動だから、実力だけど意識してやった事じゃないので、勝ったと言う認識が持てないで苦しむ。トレーズは勝ち逃げでわざと死んだとおもわせる。カッコつけすぎも罪深い。
一応全力の勝負だったらしいが。
つーか、だめだろ。
五飛も「この戦いが終わったら決着をつけるぞ！」と言ってたのに、モビルドールもリーブラも健在なうちに決闘を開始。
言った事に責任を持とう。
トレーズ様も部下が死んでから覚えるとかじゃなくって、生きてる部下のことを考えろよな！
結局何がしたいのかわからん人だった。
どーも、暴走族がチキンレースをして、どこまでやったら死ぬか試す、見たいな生き方をエレガント風味でやってついに死ねてよかったな、マモーみたいな。
マモーかよ！
鷲巣巌？成功しすぎて破滅してみたくなるみたいな。歯医者になれてよかったなあ。
周りの人は最悪です。
っていうか、なんでこんなボケにみんな付いてきたんだろう？
戦争中に私闘で死ぬような人ですよ。
あーもー。
つーか、モビルドールと戦ってると緊迫感もないし、戦争ごっこにしか過ぎないよな。
そこらへんが、アニメのメタファーかもしれないんだけど。
トレーズは死のにおいの無い戦争は人間性が無い、といって血を流す事の美しさとかを言う訳ですよ。ドロシーも、全世界に戦争の恐ろしさを教えるために死ぬ！とか。
なんか、ママゴトかよ！
死＝美
って、バカな中学生の女子じゃないんだから。
って、まあ、それがメインターゲットなんだが。
クロスボーンガンダムでも読めばいい。
