玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ジブリの子ども崇拝に万年思春期がイライラする

となりのトトロの主人公が変身しないのは、しっかりしたおねえさんとイノセントなジャリガキの二相で、短髪とおさげの同時で、小学生と幼稚園児だから、作中で髪型や性格や月経の変化や成長を描かなくっても宮さんが充足したためだと思われ。
ああ、やっぱり好きな女の子しか描けないのね。わかりますわかります。
ただ、本物のロリコンで射精欲求すらもないくらいのロリコンなので、普通の人が性的に感じない(そのような回路のない)子供に対しての愛情なので、宮さん以外の人には性的な匂いが感じられない構造になってんのね。子供が大好きなだけの人に見える。
すげえなあ。
ジュニアアイドルとかの写真集などは、子どもが大人のような媚態をして、射精感を高めると言うものが多いのだが、それはまだまだ未熟のロリコンなんですね。宮さんは本当に子どもが好きなんだなー。
ソフィーは働いている女だったのだが、一度婆さんにして女性部分をリセットして、再度髪を切って不思議ちゃんにして、処女性の復活とか。すごいなあ。
らい病患者が最適化されたりな。
まー、そういう美的欲求本能に乗って元気な動画映画が作れて、見て楽しければよいか。

スタジオジブリアニメがこれだけ支持されるということは大人が大人をやめて子どもに戻りたいっていう気持ちの表れなんかなー?うーん。そんなに仕事に疲れているのか。
働いてない僕の言う事じゃないですね。働きたくないでござる!
富野信者は進歩主義的すぎるのかもしれん。ノスタルジーを娯楽にして世過ぎをするほうが大人っぽい。
思春期なんだよなー。俺。
それに子供時代に戻っても嫌な記憶とか不全感の方が大きいし。子ども時代の万能感や成長感を感じられた人はリア充でいいですよね。そういう基本的信頼感みたいなものを反芻しているだけで現在から目を背けられますよね。


僕はウッソが「次の世代が」って言うことすらあまり好きではないのだ。今やれよ。まー、「今」やろうと急ぐとアクシズを落すわけだが。
次の世代に期待して、次の世代も次に先送りしたらドンドン雪だるまですやん。まあ、今対処できない問題が山積みだから、自分とは思考回路の異なるように見える子どもに「不安と神経症の時代」の対処法を求めるんだ。
くそっ
子供の頃の自分がそんなに大した人物なら、とっくにこの世はパラダイスになっていたでしょうなあ。子どもが純粋って言うときは不純な自分を諦めてるってことだ。
まあ、純粋な子ども時代に力を手にしたいって言う夢はあるよね。じゃあ、純粋なまま大人の力を手に入れたら良いじゃん。と言うと、そうでもないんだな。リアリティーがないから。大人になって純粋に力を振るおうとすると、しがらみの中で人助けをしなくちゃいけないからめんどくせーのだ。道化になってあこぎなことをやるのだ。
っていうか、子どもの純粋さって無知だと思うんだが。夜中の夜明けとか呼ぶんじゃないですかね?
ジブリでは子どもが本質を見抜いて妖怪を見るという事になっているんだが、神経が未分化で連想が近くにフィードバックしやすいだけじゃ無いっすか。僕が子どものときは今よりももっとあやふやだった記憶がある。今もあやふやで数学苦手ですけど。


っていうか、子どもってそんなに純粋かなー?愛されないと死ぬるから、親が愛したくなるようなことを先回りして言わされてるんじゃ無いっすか。打算ですよ。それで子どもが生まれたら愛する対象ができて安定するって。安定剤の代わりにされてどうすんだ。で、子どもの自我と我欲を制限するわけですよね。吾朗さんを5歳児に戻して、自分も子供になって、お婆ちゃんに抱かれて「生まれてきてよかった」だと。
今まで生きてきた事を簡単に捨てるんですね!
そこら辺は、裕福な家庭で軍事オタクをやりながら左翼になった宮崎駿のファンと、お大尽の富野本家に金を無心して小田原で暮らしながら「自分は東京の人間で田舎者とは違うんだ」と言って右翼になった富野信者との、幼少期の基本的愛情信頼感の違いでしょうね。親に対する視線の冷め方というか。


ナウシカの兄が親の毒を引き受けて死んだって言うのは大好きだけど。
風の谷のナウシカ萬画の最終回で毒を吐いたから満足したって事かなー?ナウシカ個人のやった事は独善的で僕は許せないけど、物語としてはスゲーと思う。10年たってもくねくね考えるネタになるし。おもろい。クシャナ様が墓所に遅れたのは残念だ。
黒歴史を受け止めて正しく使う事ができれば∀も時代を拓けるのだが。社会主義崩壊後の宮さんは人間不信だからなあ。
そーいう人を寄ってたかって、「病んだ現代に警鐘を鳴らす人」のように扱うのが嫌なんだな。「このアニメを見たら癒される」と。癒されるべきことをして見せてから言え。
っていうか、僕も性格を直そうとしたりとかいろいろしたのだが、治らんし諦めた。というわけで、「現代は心の病です」って言って病気っぽい気持ちにするほうが病気だろ。治らん病気は性質です。もともと、水を肺に満たすだけで死ぬような病気にかかっているとも言える。まあ、僕は心因性で心臓痛くて死にそうだけどな!仕様です。失敗作の虚弱体質。
つまり、まあ、僕はブレンパワード大好きということです。

ブレンは新生富野の最高傑作、家族と業、恋、自立!
ものすごくエロい
素晴らしい作品です
http://blog.livedoor.jp/akiman7/archives/50679940.html

↑コピペ


っていうか、ポニョを見もしないで、ここまで憤慨できる僕もどうかと思うんだが。ハウルのときは劇場まで行って憤慨したし、ゲドもアレだったのでそのペナルティーはまだ消えない。
コナンとアンは面白い。宮さんこそ純粋だった一絵描きの頃に戻って欲しい。まあ、別に戻らんくても他にも見ないといけないものはたくさんあるんで、別にいいんだけど。
まあ、憤慨の理由は作り手と視聴者の欲望ダダ漏れが物語世界を破綻させた怒りだからナー。そこまで好き勝手に虚構をレイプするのか!と。
僕は現実の人の快感よりも虚構の中の人の実在感の方を優先するのだ。つまり、現実よりも虚構を大事にしてるから、まあ、お門違いなのよね。
というか、気がくるっとる。
まー、回避性人格障害で、快感を手にする事を嫌って禁欲的ぶってるってところもあるんだよな。
脳内妹を毎晩殺してリセットしたいと思いながら、それをできないでいる。童貞根性だ・・・。