玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士ガンダム00 2 07 再会と別離と

主人公はセルゲイ・スミルノフで!
アザーっす!
超カッコよすぐり!


〜今回のガンダム00あらすじ〜
なんか、キモい多重人格ガンダムマイスター・サイコが初恋を忘れられずにソーマ・ピーリスをさらって機動戦士ガンダムSEEDアスラン・ザラカガリ・ユラ・アスハの真似をしたらあわよくばという下心丸出しの展開というだけでも最低なのに、自分の虐殺行為を正当化して生き甲斐を得る道具として自分勝手にマリーを無自覚な悪意で利用しようとするオナニー野郎!
いやー、スエッソン・ステロよりも「早よ死ね度」の高い欲しい主人公なんてはじめて!
ソーマも頭を打ってたので判断能力を無くしていて、なんか錯乱したラノベみたいなセリフを吐く状態。このままでは乙女のピンチ!
という所に主人公であるセルゲイ・スミルノフ見参!
ババーン!
ハレルヤIIボゥイは今度はガンダム種死シン・アスカとステラと子安の真似を始めました。
なんか「ぜったい、ぜったい、まりーをたたかいにまきこんじゃだめだからね!ちかえ!」とか、子供にも劣る勝手な理屈をゆいだした。
セルゲイは「虫けらには興味が失せた。お前はここでさっさと死ね」って迅速にサイコ野郎を撃ち殺そうとしたらソーマ・ピーリスが錯乱しつつも超兵スピードでアレルヤ・ハプティズムことムラタ・キヨシをかばった!
が、セルゲイ・スミルノフは超兵を上回る超超高速思考&行動で弾道を変えた!
SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ロシアの荒熊ことセルゲイ・スミルノフは一瞬の間に考える!
「観察による新事実1:ソーマ・ピーリスには複数の人格が埋め込まれている
新事実2:複数の人格は書き換わったのではなく入れ替わっただけで記憶の一部は共有している
新事実3:新たな人格はガンダムパイロットのことを好きらしい


これまでの事実と自己行動規範とのすり合わせ
1:ソーマ・ピーリスを全人格的に個人として尊重するためには、新人格も認めねばならない
2:彼女を娘として見ている自分は、彼女が女として求める男性が現れた場合、譲らなければならない
3:ガンダムマイスターは敵だが、以前に善行をした事もあるので、借りを返さなければならない
4:また、ガンダムマイスターソーマ・ピーリスとの接触には以下のメリットがある
  1:ソーマ・ピーリスの記憶の回復が促進され、人間的成長が期待できる
  2:彼女の人格が統合された時、ソレスタルビーイングの内部情報を得ることができる。(なぜなら、男としての格が自分の方が圧倒的に上だから最後にはソーマは自分を頼るはずであるからだ)
  3:ガンダムマイスターは行動が目立つので、一時的に渡した所で居所はすぐにわかるのである意味安全
  4:処女めんどくさい。むしろ、初恋に蹴りをつけたところで自分がいただく。


備考:ガンダムパイロットの人格が不安定なので、逆にソーマ・ピーリスによって安定させて懐柔できる可能性もあり。むしろ、一度子育てに失敗した男としては、娘を使って若い男を成長させてみるのもやぶさかではない。彼も少しは見所が無いわけではない男なのだから。


その結果、最後にソーマが誰を選ぶか、彼女の人生は彼女に決めさせる」


そこまでを一瞬で判断した大佐は、一時的に可愛い子には旅をさせてみるのであった。
カッコいい!
他の人は割とどうでもいい感じの話でした。


他の愚民どもについての感想。
沙慈・クロスロードルイス・ハレヴィは何か視聴者を煽るだけ煽って不発。戦場なのにセリフの回想、余裕です。アホか。振動も騒音もあんまり無い。イデオン14話の恐怖に比べたらなんとも無いぜ。
なんか、沙慈は安全な所から戦争とは関係ないって面をしてるって言われてるけど、こういう戦争の描き方って、安全な日本の机の前で書いてる感じがして、どうかと思います。
竹田菁滋プロデューサーは報道局にいたらしく、万景峰号にも乗ったことが在るらしいが、戦争の体感は?海外経験がどれくらいある人なのか、存じあげませんが。
なんか、イラク戦争でも大方の報道関係者は安全なホテルを用意されてたらしいじゃないですか。そんな感じですね。
まあ、私もあんまり知りませんが。とりあえず、とてもうるさくて痛くて熱くて臭くて暗くて息苦しくて怖くてわけがわからなくなっておしっこちびって(略)カミューラ・ランバンの仇だーッ!」 っていう戦争が良いと思います。
やっぱり、イデオロギーよりも気分が見える演出が好きですね。
っていうか、イデオンを基準にするなよ、オレよ。


あと、沙慈(とか他の竹田P系列作)については、「戦争がこの世界の真実なのに、ソレを知らない奴はらめぇ!」っていうのが気に食わない。
刹那・F・セイエイは戦争は知ってるかも知れんが平和の事は知らないじゃん。両方分かれ。
人が悪を働くからといって、善を嘘だとする事も、また歪みでありましょう。そう言うモノを包み込む、もっと決定的にオーガニック的な何か!
ほら、第一印象が悪い人に親切にされた時に素直に受け取れなかったりって言う感じ。そう言うのは結構気持ち悪いですよね。ボクも対人恐怖症で他人を悪だと思いすぎる所があるので、そういう気分には敏感です。
戦争と平和のどっちが真実って言うことは無いんよ。ギム・ギンガナムはシミュレーションの戦争のやりすぎで本当の戦争こそが人類の本質だと思ったけど、ロランは戦争をしながらパン屋*1
や新聞屋を手伝ったり掃除洗濯穴掘りを手伝ったりして生活感があるから強いねん。平和の実感があるから、人が安心して眠るために自分を捨てて戦えるねん。
だから、君たちキモヲタがエロゲーでオナニーをしている事も天然自然から生まれた物。いわば、世界を作る真実の一部!
それを切り捨てて、何が社会の真実だ!
共に歩む平和ボケを忘れての理想郷など、愚の骨頂!
っていうわけでセッちゃんが「僕だって面白い事があったら笑うよー」って言うのは良かったので、そう言うのが増えたら良いと思う。
沙慈の歓迎会とかしたらいいやん。みんなで隠し芸大会をするとか。
「4番!ティエリア・アーデ!水を被って性転換します!」とか。


「私と同じ容姿!」
そこで容姿って言う言葉遣いをするティエリアが萌える。


刹那「グラハムサンドにしてくれるわ!」を期待したい

*1:パン屋は沙慈よりもかなり戦争拡大に介入してるけど、一生懸命生きてるから気にやむ暇も無くて偉いな。やっぱりベルレーヌのおっぱいの中で平和ボケする事が大事