昨日発売の週刊文春の家の履歴書という連載インタビューに富野由悠季監督が答えるという情報を台湾のkaito2198さんに教えてもらったから日本のコンビニで買ってきた(笑)。
内容としては、一般週刊誌向けということでチョキ氏が「大学の友人」とされてるくらいに要約された「だから、僕は…」という感じだな。
4ページだし。
だけど、家の履歴書という事で、小田原の生家周辺の具体的な地名や環境については知らなかった新情報。富野の中学高校受験の事も書いてあって、これも初めて読んだ。ダメ学生ぶりのコンプレックスの連続がおもしろい。
この間のNHK-BSでの少年時代を紹介した番組、「わたしが子どもだったころ 」と併せて読みたい感じだ。
で、一番の見所は富野監督直筆の小田原生家の見取り図である。
私は週刊文春はこれまでもよく読んでいたが、どのゲストも必ず真フカンの平面図だったのだが・・・。
富野監督のようにパースにこだわって消失点が三つもある絵を描いた人は初めてだよ・・・。
屋根の部分で切り取って、各部屋の家具まで見えるように計算された斜めからのアングル。
しかも、家の前の小川や八百屋のオート三輪を描き、風呂を沸かす作業をする自分を描く事で時代性と生活感を演出し、広がりのある絵になっている。
あの、監督、ただの説明図でいいんですけど・・・
多分、監督ならこう言う
「家というのは単なる間取りだけのものではないんです!」
さすがトミーノ!インタビューの簡単な図面でも作品として演出してしまう!
そこにシビれる、憧れる!
あと、監督は今、サンライズの近くの終の住処に住んで若手社員の相談役になっているらしい。引退?名誉職?
し、新作は?トミチンさん!頼みますよ。
一応、監督は「自宅がスタジオの一角になりつつある(笑)」とおっしゃるから新作も期待してますが!
サンライズよりマッドハウスのライドバックの方がよっぽどガンダムのネクストらしいんだが、それは原作から?
三百五十円だから、ご飯を一食抜いたら買えるね!みんなでコンビニか書店へダッシュだ!