玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

富野由悠季寄稿・憂国リレーオピニオン「言わずに死ねるか!」第7回、週刊ポスト2010年9月24号

憂国、である。
富野が書いたのは、特に福田康夫首相辞任からの、宰相の覇気のなさ見識の薄さ選挙の時だけの声高さ、である。
そして、何度も敗戦から学ばずに日露戦争、バブルの度にはしゃぐ日本人の性は度し難い。
というのは富野ファンには馴れた話だし、テレビや新聞を斜め読みするだけでも自明のことだ。
ただ、今回は一頁のみのコラムだったために、富野監督の 書く文書にしては簡潔な、だ、である、文体でまとめられ、読みやすかった。
これは富野が公共の雑誌を意識したのか、編集が入った結果なのかは確認していないが、ファンとしては富野が几帳面に書いたと思いたいな。
で、大衆雑誌好みらしい「歴史教育の在り方が必要」と一般憂国論にまとめながらも、最後に「憂国を憂慮するしかない我が身を唾棄する」という富野の乾坤一擲である。