玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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現代アニメ批判 3/4 一般記号化する価値観

  • 前回のあらすじ

nuryouguda.hatenablog.com

nuryouguda.hatenablog.com

 前回の記事のブックマークが増えたのは物語が佳境に向かっている機動戦士ガンダム水星の魔女のバーターだからであろう。


 なので、今回はそれほどブクマは伸びないと思う。


  • 異世界おじさんの場合

 最近のアニメに対する雑語り論だが。
 第一稿では、最近のアニメではキャラクターがロボットや武器よりも商品価値を持つと書いた。
 第二項では、商品価値を持つキャラクターを際立たせるために、商品価値のない脇役の描写がぞんざいになっていると書いた。



 では、その大元となる「価値」とは何だろうか?


 実はこの4項連作のコラムを書くきっかけは機動戦士ガンダム 水星の魔女ではなく、「異世界おじさん」である。
 「異世界」はやっていますよね。「異世界」売れてますよね。じゃあ、なんで売れているのかな?


 大塚英志の著書「キャラクター小説の作り方」をいちおう参考程度に読んだ。
キャラクター小説の作り方 (星海社 e-SHINSHO)


 要約すると、「現実では人は幸せになれない、つまり求めるものが得られない。言い換えると課題が解決しない。なので、虚構の中で課題を解決させると読者は喜ぶ。ゆえに、小説とは課題の提示と解決によって目的を達成する構造になる」とのこと。


  • 異世界の課題は現実の穴埋め

 ということを提示した新世紀エヴァンゲリオンは盛大に気持ち悪くなり、気持ち悪さをなくして目的の解決(エヴァの呪いを解くという方便)に特化したシン・エヴァンゲリオンは僕にとっては非常につまらない映画だったが、大ヒットした。
nuryouguda.hatenablog.com


 人は問題解決に快感を覚える。まあ、それは知的生物としてのサルの本能としては当然のことだ。問題を解決することでホモ・サピエンスは大型哺乳類としては異例の全地球を領土として数十億(20年くらい後には百億になるらしい)の個体数を実現した。


 では人間という動物が何のために問題を解決するのかというと、それは他の生物と同じく生存と生殖。
 現代風に言い換えると衣食住と金銭と、社会的地位と異性からの好意(ややこしくなるので同性愛については言及しないが、同性愛は生殖よりも、スーパー攻めや、お姉さま的な庇護者による社会的生活や承認欲求の安定につながっているような気がする)。
 戦闘バトルファンタジーでは後回しにされがちだが、いくつかの作品では、グルメ、食事シーンなど。
 そのような本能に訴求する快楽の代替物を提供する役割として、アニメは機能している。バラエティー番組やスポーツ番組、あるいは戦争や政治のニュースもそうかもしれない。


「異世界おじさん」も例にもれず、おじさんは異世界で誤解されながらも女性キャラクターからの好意を得た。
「異世界おじさん」のファンは僕の友人にもおり、あまり批判的なことを言うと友情関係にヒビが入るかもしれないが、グノーシス主義者の僕にとっては肉人間との友人関係より、星から降ってわいた思い付きを文章にするほうが優先されるので、すまないね。
みんなのおかげだ、ありがとう


  • 異性からの好意

 昨今、ジェンダー平等とかLGBTなどの論議が盛んであるが、人口比にして10人に1人は同性愛の傾向や性同一性の問題を持つ人がいるとの話を聞く。それは無視できない比率であるが、同時に多数派ではない。


 というわけで、広く一般に視聴される地上波テレビアニメや映画においては、同性愛は一つのスパイスとしては扱われるものの、大勢を占めるのは異性愛である。
 まあ、僕がぼんやりと録画したアニメを見て「同性愛を描いたアニメはそれをテーマにしているごく一部だけで、たいていの作品は特に疑問視もなく異性愛が主流だなぁ」という印象を持っているだけで、本当は違うのかもしれないが。


 もちろん、性愛傾向は個人個人の生殖活動や本能にかなり近い部分の要素であるので、物語作品の中でも主要な価値として提示されることが多い。


 そして、視聴者は自分の性愛傾向の好む作品を見る。ちょっとデリケートな問題なので言葉を選びすぎたかな?簡単に言ってしまえば、「男性向け作品では少数の男性主人公に対して複数のヒロインが、女性向け作品では少数の女性主人公に対して複数のイケメンが、同性愛傾向のある作品では、その性のキャラクターのグループが、描かれる傾向が多い」ということ。
 全部が全部そうではないけどね。ドクターストーンや鬼滅の刃や進撃の巨人などの冒険ものは比較的男女比が均等かもしれない。(その場合、恋愛を担うキャラクターと戦闘を担うキャラクターが分担されていることもある)
 しかし、マブラヴ・オルタネイティブなどは戦争物であっても、元がエロゲーということもあり、男性主人公に対して複数のヒロインである。
マブラヴ オルタネイティヴ(1) (電撃コミックス)


 この僕の雑記は僕のアニメに対するお気持ち表明に過ぎないので、統計学的に明らかでもないし、全てのアニメ作品の性的描写を平等にデータ化することはしない。するわけがない。まあ、読者諸氏が個人個人で自分が最近見たアニメについての雑な印象を思い返してくれれば、それでよい。


 まあ、印象論として男の子向けの作品と女の子向けの作品はいまだ、依然として、確実に区分けされているということだ。
悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~: 2【イラスト特典付】 (comic LAKE)
虫かぶり姫: 7【電子限定描き下ろしマンガ付き】 (ZERO-SUMコミックス)
Re:ゼロから始める異世界生活 21 (MF文庫J)



 性は価値!これは政治的正しさや両性平等の時代性がどうなろうとも、生物としてどうしようもなく感じてしまうものだ。


 転スラはスライムであるし擬態対象が女性ということで性的にどうなのかというのもあるが、まあ、色んな種族の人に慕われてちやほやされるのが心地いいというものであろう。
劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編


  • 世界よりも金と地位

 「異世界おじさん」が異世界から帰還して直面したのは金銭面での生活の問題である。これは不況が続く日本の共通して継続している問題であるが、日本はまだましな方で、諸外国では権力者とのコネや賄賂がなければすぐに殺害されるリスクがある国もある。


 そういうわけで、「異世界おじさん」は異世界で得た魔法の力を使ってYouTuberとして収益を得る活動を始めた。
 これは極端な例としても、「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」は異世界にある資源を日本国が目的としていたし、「この素晴らしい世界に祝福を!」シリーズでも生活費を稼ぐ話が割とあり、その他の異世界転生ものでもお金や資産は割と大事な価値観としてされている。


 お金、貨幣、通貨は社会の共同幻想という論文もあるのだが、異世界でもお金が重視されるというのは、割と当たり前に描かれている。


 というのもおかしな話で、異世界でも現代日本と同じような金銭感覚が通用するというのも膨大な可能性のうちから偶然一致しているという点で、不思議な状況ではある。(レートの差で儲ける話もあるにはある)


 というか、「異世界が存在する」という物凄い不思議をテーマにした直球のハードなファンタジーの話はあまり、ライトなノベルのジャンルでは描写されず、「お金は大事」という共通認識で話が進んでいることが多いようだ。
 異世界は不思議な世界なので、その世界ごとに色んな生態系があってしかるべきだが、なんとなくゲームと同じように、ゴブリンはゴブリン、オークはオーク、鬼は鬼、竜は竜なのである。大気の組成とか鏡像異性体のことを考えてはいけない。(戦闘妖精雪風とかだと考えるけど)



 「異世界おじさん」の場合は、異世界からの帰還者という多少変化球とはいえ、異世界で身に付けた魔法を全世界にYouTubeでウェブ配信しても、20世紀の漫画だったら有り得たような魔法を研究する秘密結社に狙われるなどの事件はアニメ一期ではあまりなく、魔法は単なるギャグや芸として動画配信の収入になっている。


 だれも、異世界がどういう仕組みで存在するのか?という富野由悠季監督のバイストン・ウェルシリーズのファウ・ファウ物語のような疑問を抱かず「魔法がお金の種になるならいい」という感じなのだ。人間個人や魔法よりも、金銭の方が興味の対象になっているようだ。それか、美人のヒロイン。


 また、その他の魔法や異世界を扱った作品でも、なぜ魔法が発動するのか、なぜ異世界に転生するのか、なぜステータスが表示されるのか、などの機序はあまり物語のメインストリームにはなっていない。(序盤でゲームと同じようにステータスが表示されることに違和感を抱くというオーバーロードのようなものもあるが、別に世界の仕組みをどうこう解明するという話よりも、強大な力で無双する快楽がメインだ)


 僕は浮世離れしている無職なので、お金は死なない程度にあればいいし、お金が無くなったら野垂れ死にだろうと思っているのだが。(ただし、非常にケチであり、読者から食料を援助してもらって生存している)
 まあ、一般的な読者層の人はお金に価値を感じて労働しているわけだ。


 そういう一般的な読者層に訴求するためには、やはりお金に一喜一憂するキャラクターを見せると面白くなる。


 お金と同じで、異性にモテるとか、チャラいイケメンを返り討ちにするとか、王国で地位を認められるとか、そういう現世利益的な地位や立身出世も物語の軸になりやすい。


 異世界とはもともと、現世とは全く違う謎の理が支配する奇妙な世界だったような気もするのだが、どうも「現世では幸福になれなさそうなので、代わりに異世界なら立身出世してお金を稼げるし、モテる」という代替行為になっている気がする。(大塚英志も「現実では目的は明確に達成できないのでキャラクター小説の中で食らい目的を達成したい」と書いている)


 ただ、これも100年くらい最近の潮流で、もっと昔の民話では浦島太郎など、隠れ里という異世界から富を持ち帰るというファンタジーが庶民に流通していたこともあり、まあ、人間の欲望の基本なのだろうとは思う。SF的に世界の仕組みがどうのこうのと近代科学的に考えるより、都合のいい世界で金と地位と配偶者を得るのが幸せ、という欲求はヒト種にとって一般的なものなのだろう。


  • オタクコンテンツの一般化

 オタクの極みともいえるハードSFでは世界の仕組みとかその機序をうんぬんかんぬんする作品があったとはいえ、やはりそれは本能的な娯楽要素は薄い。
 金!権力!セックス!
 これが一般的で本能的な娯楽なんだな。


 かつて、オタク文化は何人かの犯罪者がオタクっぽかったということで迫害された歴史があるし、その反動として、オタク文化を認めさせるという作品もいくつかある。


 それを乗り越えて、(というかオタク文化以外の日本の産業が衰退して)、オタク文化が日本の経済的なクールジャパンとしての売りになって、ライトなノベルや漫画も一般的な人の娯楽として気持ち悪がられなくなった。


 そうすると、とうぜん、価値観も一般化するわけで、金!権力!セックス!グルメ!がファンタジーの冒険そのものよりも報酬系を刺激する構造になりやすくなる。


  • 記号化

 もちろん、生物の本能として生存と生殖に重要である金!権力!地位!セックス!食事!に価値を感じるということは妥当性が高い。


 問題は、金!権力!地位!セックス!生活!優越感!という分かりやすい価値に集中するがために、それ以外の「個人の事情」を漂白、というか記号化することなんじゃないかと、僕は思っている。


 その一例として、「異世界おじさん」は異世界からの帰還者というよりも「SEGAのオタク」として描写されている。異世界からの帰還者はよくわからないけど、異世界でも現実のセガオタクのような行為をするのは、笑いと嘲笑と共に理解しやすい。



異世界居酒屋「のぶ」(16) (角川コミックス・エース)


 異世界小説を書いている人もそう言っている。分かりやすい理解のきっかけが重要。そのためにキャラクター個人の複雑な来歴より、「こいつはこういうキャラ」というレッテルと記号化が最適効率なのだろう。


 軍人は軍人らしく、宗教の信者は信者らしく、悪魔は悪魔らしく、化け物は化け物らしく。
 主人公は主人公らしく、ヒロインはヒロインらしく、モブキャラはモブらしく。アイドルはアイドルらしく、殺人者はサイコパスらしく。


 「異世界おじさん」では「エルフ」に対して「ツンデレ」という記号を知らないので個人のコミュニケーションができない、というエピソードがあった。では、異世界のエルフという種族の習性を知り、ツンデレという性格の類型を知っていれば相互理解ができたのだろうか?
 もちろん、現実の人間はそんなに単純ではないのでそうではないのだが、娯楽作品は最近、タイムパフォーマンス、所謂タイパが重視されるらしく「このキャラクターはこういう属性」という仮面ライダーの怪人とかモビルスーツの陸型とか水中型とか飛行型とかと同じような直感的理解が人格を持ったキャラクターにも適応される。


 もちろん人間は個体差があるので、個性は大事である。だが、分類可能な個性にあてはめることが重視され、レズビアンだとかトランス女性だとか属性を決めることが現実社会でも重視される昨今、「この人はこういう人」という個別の理解よりも、大まかな記号、属性、種族、レッテルの固い型にキャラクターや人間という柔らかい人格を押し込めようとしているのではなかろうか。


 でも、その方が理解したつもりにはなりやすい。理解する必要はない。理解したつもりになって満足することが娯楽では重要なのだ。


 そして、「異世界おじさん」では「セガ信者」であり「ツンデレ」という属性を知らない「無職のおじさん」が、そのような属性を知っている視聴者やツッコミ役から「異常で、変で、安心して見下せる存在」としてのコメディーリリーフとなっている。


 その他の異世界ものでも、だいたいロールプレイングゲームと同じく、ロール、すなわち役割、例えばジョブやレベルやランクやスキルで整理整頓されてラベリングされている。


 ワンピースとかの冒険ものでも、色んな称号とか賞金金額で記号化、数値化されている。ドラゴンボールのスカウターもそうだし。


  • ルッキズム

 「異世界おじさん」の容姿が不細工ということで迫害を受けるのもギャグであるが、それが間違っているなどと、昭和の道徳観はない。
 「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜」でも不細工がいじめられるのは当然で、顔がよくなれば好かれる。不細工をいじめないようにしようなどという高邁な考えはない。
 これもまた、記号的理解なのだろう。


 また、異世界おじさんやイケメンになった主人公や、その他のハーレム系主人公も好意に気づかないことが多い。
 視聴者の大半はそれほど美しくないからな。主人公に嫉妬を覚えるのは不愉快なので、モテている状態、というか好意をあらわにするヒロインは見たいけど、モテて嬉しくなる男は見たくないのだろう。
 それと、現実世界をも無双する主人公によって追い払われた不良やチャラ男も、その後の人生を語られずフェードアウトする。快楽のための犠牲。もともといじめられていたので復讐して当然、という劣等感か?
 


 識字率が向上したのはもちろん結構なことだし、アニメや漫画がオタク以外の一般層にも見られるようになったことも商業的に景気がいい。
 同時に、一般的価値観における快楽原則の気持ちよさを提供できない作品は商業的競争であっという間に消されていくのだろう。


  • 読者は正しい位置に居たい

 また、名探偵コナンも名作長期作品だが「犯人」「被害者」「関係者」「探偵」「探偵の協力者」のロールプレイでだいたいの区分が区分けされている。
 性的な自由がテーマの同性愛二次創作でも、「受け」と「攻め」の解釈で論争になることがある。人は人そのものではなく役割を通して認識される。


 BLの話は難しくなるので避けるとして、なぜ、ミステリや探偵もの、推理小説がここ百年以上人気のジャンルとして地位を築いているのだろうか?


 僕が思うに、それは「正しいから」だと思う。
名探偵コナン(103) (少年サンデーコミックス)


 「正しい探偵が正しい推理」で「まちがった犯罪者の間違った行動を指摘し」、「正しい処罰を下す」。問題を解決するのが大塚英志の「キャラクター小説」の思想にも合致する。


 と、同時に、人は正しい立場からまちがっているものを糾弾するときに非常に勇気凛凛となり、自信満々になる。そして快楽を感じる。
相棒-劇場版IⅤ- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断


 殺人犯は、まあ、基本的に、一般論としては、たいていの場合、倫理的に間違っている。同時に、探偵に犯行の隠ぺいを看破されるミスを犯すのも間違っている。というわけで、二重に間違っているものを正しい立場から糾弾できて、非常に快楽が満たされるわけだな。


 野球で勝ったチームの評論とか将棋の名人とかも大体そんな感じだ。自分で勝てなくても、勝ってる人と同じような気分になると気持ちいい。


  • 今回の結論

 結局、人は人のことを記号として部分的にしか理解できないんだよ。その人がどういう来歴でどういう個性でどういう判断でそうなっているのか逐一考えたり調べるより、既存の型に当てはめるのが一番楽で効率がいいんだ。


 そうして人は箱の中で忘れていくんだ。自分が本当は何だったのか、何が好きだったのか。


 次回はアニメ批評を超越して現実社会に侵食します。戦争だよ。


  • 布石としての補足

 ほら、現実でも人は人を記号として見ているじゃあないですか。バスの運転手はバスの運行以外の行動をしてはならない。レスキュー隊員はレスキュー以外の行動をしてはならない。
 寄生獣のミギーが言っていたように、同じ人間といっても互いの理解はほとんど点なんだよ。人間は自分以外の他人にほとんど興味がない。それがもたらす作用や利益の方に興味がある。


  • 反省

 前回のタイミングだと、水星の魔女の雑な部分を叩いてもいい雰囲気があったのでアクセスが伸びた。しかし、僕の知人でも「異世界おじさん」をコメディーとして評価している人はいる。それはもちろん、(「リゼロ」や「このすば」なども)コメディーとしては面白いのだが。
 それに異世界ファンタジーはとても、多くの市場利益を持っており、このブログの読者の人の中にも異世界ファンタジーが好きな人が多いと思う。
 なので、それを批判するという最近嫌われがちな行為を書いてしまったので読者が減るリスクがある。


 というわけで、前回の記事ほどは共感を得られないだろうし、アクセスも伸びないだろう。むしろ嫌われる可能性が高い。


 だけど、僕は宮崎勤の被害者と同世代でありながらオタク迫害を受けていたし同世代にネオむぎ茶や加藤智大などの殺人者がいたという三重苦の世代なので、レッテルを貼られたり、本人より属性で判断されることに非常に怒りを覚えるのだ。
 まあ、「異世界おじさん」もゲームオタクと言われることに不満を述べるシーンはあったんだけど、それも含めてコメディーとして笑われていたじゃないですか。


 ワシは、誰にもワシを笑わせんぞ。


 というか、一般的なラベリングを批判しているので、どんどんと思想は個別化、先鋭化していきます。
 なので読者が振り落とされるのも覚悟の上です。


 ていうか、僕はそもそもグノーシス主義で脳内妹以外の人間の子とは違う世界線の存在だと思っている。(でも意地汚い妖怪なので読者からのプレゼントの食糧はもらう)


  • 続き

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  • ほしい物リスト。

https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
↑グダちん用


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