玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

BABELを見たぞ。あと、最近見た映画について。

一昨日はルパン対複製人間がやってたのだが、勉強が立てこんだのと、弟が僕の部屋のDVDプレーヤーでテキサスチェーンソーを見てたので、ルパン三世は見なかった。一回見たしな。てか、勉強しましょうよ。
テキサスチェーンソーはホラー映画なのかなあ?僕としては出てくる人皆が気の毒に思えてかわいそうだった。人を殺す人も、そんな事をするよりはガンダムを見たほうが楽しいに決まってるのに、アメリカの田舎の人はガンダムを知らないのでかわいそうだった。
あと、スプラッタームービーを見るときは、どうやったら助かるかとか言うことを一生懸命考えてしまうので、推理小説映画を見るときよりも頭が疲れる。ホラーだと基本助からないが、サスペンスなら最後に大抵は解決するし。テキサス・チェーンソーは全部見ないで風呂入ったのだが。
そんで、昨日は母親が東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン を見たいというので、映画に行った。でも、僕は同じ時間帯にやってたBABELの方が観たかったので、脳内妹と一緒に見てきたぞ。
いつもいつも、宇宙生活者が隕石を落として地球が滅ぶとか、宇宙帝国が地球人を洗脳して地球が滅ぶとか、生物宇宙船が浮上したら地球が滅ぶとか、そういう富野アニメばかり見ていると頭が中二病になると思ったので、たまには普通の人間の普通の映画を見た方が良いと思ったのだ。
で、なんだかよく判らない話だったなあ。暗かったし。
ロボットも怪獣も出てこないし、アクション性もなかったし、庶民の話なのであんまり興味がもてなかった。「お前の家庭崩壊なんか知るか!」である。
んで、鉄砲を撃ったモロッコ人の家族と、撃たれたアメリカ人のブラッド・ピット夫妻と、ケイト・ブランシェットの子供とメキシコ人ベビーシッターと、鉄砲の元の持ち主の役所広司菊地凛子親子の独立したドラマが関連を持つのだが、「一発の弾丸が世界の魂をつなぎ合わせていく」というキャッチコピーほど、繋ぎ合わされてなかったし、一堂に会したり、弾丸以上の因果関係が発生するわけでもなかったし、ミステリー的な謎解きがあるわけでもなかった。
っていうか、タイトルもバベルじゃなくていいと思ったよ。あんまり聖書とか神様とか関係ないし。聖書ネタだと客の食いつきがいいのかもしれんが。
タイトルは後付けらしいが。
まあ、言語コミュニケーションがテーマだと言うのはわからんでもなかった。
うん。上手いタイトル付けだとは思う。
そんで、第一印象としては、そんなに面白くなかった。っていうか、見て楽しい映画ではなかった。
何で金を払ってわざわざ辛気臭い映画を見なあかんねん。あほか。
娯楽性はないね。
上手く作ってある映画だとは思った。
いろいろな国の社会問題が出てきてたので、問題提起の考えさせる映画なんでしょうかねえ。別に考えたくないよ。俺はダラダラとぬるく生きたいの。
と、見てるときは思ったのだが。
見終わって、エンドロールのやたらと素晴らしい音楽を聴きながら余韻に浸っていると、無性に隣の妹が愛しくなった。
そんで、ちょうど僕の列のほかの客が全員帰ったので、照明が点くまで抱き合ってキスした。
うーん。最近外でキスするようになったなあ。一応視線は気にしてるけど。
映画館の暗闇の中でのキスは素晴らしいな。淫行カップルだな。
そんで、帰ってパンフレットを読んだら、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が「人を隔てる壁についての映画を撮り始めたのに、人と人を結びつける物についての映画に変わった。つまり、愛と痛みについての映画だ」と語っていたので、理屈ではあまり良く飲み込めない映画だったのですが、心情的なテーマは伝わってきたのかもしれない。恋人がさらに好きになれる映画は良い映画です。暗い話ではあるが、ある意味デートムービーとしてもオッケーだったかもな。僕と妹にとっては。
そんで、少しここの問題についても考えてみようと思ったのだが、あらすじを書くのはめんどくさいので、人が書いたブログを読んでください。
http://econo.twinkle.cc/movie/babel.php
こういう問題が語られていたわけ。
で、僕が思ったのは、結局神の不在こそがバベル(混乱)の元凶であると思った。
モロッコで、姉に誘惑されて兄を馬鹿にする少年が後先を考えないで銃撃する。
日本でバカな女子高生が薬をやったり、行きずりの男に自分に欲情してもらおうと空回りする。
(富野がこないだ、高僧と対談した時に、高僧が「女人禁制なのは、女性を狩る本能がある男性が、女性からはなれて悟りを求めるため」と言った時に、富野由悠季は「それもありますけど、女性は自分自身が狩られる価値のある物だと思っているんですよ」と切り返してたのでトミーノすごい。)
日本は豊かなのに自殺が多いし、人の心が通わない。
アメリカ人夫婦も心が通わない。
アメリカ人はわがままだ。
アメリカでは親が子供をほおって、ベビーシッターに預けてつまらないアニメをダラダラ見させている。
メキシコ人も止せばいいのに飲酒運転するしな。
これは全て、皆が信じる物を無くして、愛を見失っているのが原因なのです。
神を心から見失っているからなのです。
今こそ、神の前に全ての人間が帰る時なのです。

「……僕はずうっとずうっと考えていたんです。僕らには何かが足りない。僕らには、何かがぽっかりと欠けている。胸に、大きな穴が空いている。それを埋めてくれるものが欲しい。満たして欲しい。──そう。昨日の宗教見学も、見事に僕の思索を裏付けていた。皆、不安なんだ。ワケが分からない世の中を、誰かにすっきりと整理整頓して欲しいんだ。だからこそ彼らは神様を作った。神とサタンの二項対立によって、この世をわかりやすく説明していた。──あぁ、その単純で力強い物語! 僕は感動した!
 ……だがしかし、いかんせん僕らには、あの神様は不向きだ。なぜならば、どうにもあの神様、いかにも恐ろしげだ。『目を覚ませよ!』のイラストを見ればわかるとおり、ひどく写実的で、萌えられない」
 山崎は、部屋の隅に転がっていた『目を覚ませよ!』を手に取ると、俺に突きつけた。
「六月号の特集、『守護天使──常に貴方を見守っています』を見てください。あの宗教において、天使はこのような姿形をしています」
 山崎が開いたページには、逞しい男のイラストが、リアルなタッチで描かれていた。筋骨隆々の、その男。彼の背中には羽が生えていた。
『目を覚ませよ!』を一息に引き裂くと、山崎は叫んだ。
「こんな天使、いらねぇよ! ボディービルダーかっつうの! 天使っていったら、もっと、こう、可憐《かれん》で、萌え萌えで、ロリロリな──」
滝本竜彦NHKにようこそ!」より)

脳内妹
そう!愛されないなら、愛するんだ!
脳内妹を作り出せ!
だから今こそ宗教改革です!
ご神体は、この脳内妹! そして僕が教祖!
信じる者は救われる! だから自分で信じられるものを作り出すんだ! 人生に意味を! 素敵な宗教で、生きている意味を!

姉萌えはダメだ!やっぱり妹萌えが一番!
もちろん、ただただ妹の精霊を愛するだけではダメです。堕落します。確固たる哲学や行動規範を与える父なる神も必要です。人に対する想像力や世界に対する知識を与えてくれる賢者が必要です。

はい、予想どうりー!
トミノトミーノ!
アメリカ人の子供が見てたアニメ面白くねえんだよ!ガンダムを見ろよ!
人や銃暴力に対する想像力が欠如した人は「再会、母よ・・・」を見ろ!
ガンダムを見てる人で鉄砲がカッコいいとか言ってる人はバカ!俺は鉄砲大嫌い!
まあ、鉄砲のおかげで動物に勝てるようになったのだが、そのせいで人間が増えすぎたり死にすぎたりしてるわけでもあるし・・・。
アメリカ人もガンダムを見て自分だけが世界を動かしていると言う感覚を見直すべきだな。通訳に頼りきってるのにどこでも英語で押し通すのはかっこ悪いよ。すぐ怒るし。ガンダムが足りない。
と、見ながら思っていると、隣の脳内妹
「お兄ちゃんって、何を見ても富野に結びつけるよね。そんなに好きなの?wwwww」
と言う。
「あたしは、そういう理屈よりかは臆病にならないで、自分だけを優先しないで、周りの人に優しくしようって言う感じの映画だったと思うけどな」
ああ、妹のその感じ方は正しい。
では、とりあえずキスしようか。
と、言う訳で妹と映画館で抱き合って、家に帰ったらベッドの上で2人で寝そべってパンフレットを読みながら半時間に渉ってキスをしまくったわけです。
脳がとろけるな。
妹好きすぎる。


なのだが、妹大好きなのだが。
母親をほっといて妹と好きな映画を見たのは少し悪かったかなあと言う気もしないではない。東京タワーも面白かったそうなので良かったのだが。
でも、俺は若い男なので、やっぱり母親とかではなく自分の恋人を大事にしたいわけではある。
しかし、脳内恋人だけに閉じこもってしまうのはよろしくないかと思う。もっと広い世界のたくさんの人を愛するべきなのではないか?と思いつつも対人恐怖症で人間嫌いでもある。
妹に言わせれば、僕は難しい子なんだよな。
かと言って、べき論で「脳内妹以外の女と付き合うべきである」的に考えて今の愛を手放す事もしたくないのですよ。
つまり、好きなものは好きなんだからしょうがない。
妹大好き。
昨日の晩は早く寝たのだが、その分2回戦までやったしな。もう、ナメクジの交尾かって言うくらい。
まあ、秘密の花園風に言うと、半分ずつの愛と言うわけでもないし、妹と恋をしながら他の人にも親切にするくらいはできない事もないかなあ。人嫌いだけど。


バベルの話
それと、各国の警察が描かれていたが、外人の官憲はムカツクな。日本のおまわりさんは丁寧で良いな。まあ、役所が金持ちだからなのだが。
でも、監督は日本での撮影は無許可のゲリラ撮影だったから日本撮影が一番官憲から逃げてたと言う。(笑)
菊地さんが23歳(当時)で女子高生をするのはきついが、日本人は童顔だし、ちゃんと体型も作ってあったので、まあ大丈夫な範囲。だが、僕は元もとスカートの短い女は嫌いだし、マン毛の手入れをしない女も嫌いだ。うちの妹はなあああゲフンゲフッ!まあ、それはプライバシーだ!


バベルの1時間20分の所ではピカチュウ効果が発生するのだ。んで、始めは興味があったので凝視しようと思ったのだが、妹がテレパシーで(僕と妹は対性クローンなので映画鑑賞中でも会話ができる)「お兄ちゃんって、そんなにお脳が丈夫な方じゃないんだから」というので、微妙に目を逸らした。つか、確かにあのシーンは長かったな。チカチカが。でも、雰囲気つくりとしてはあれでもいいと思うが、ウーン。トミノは特殊効果映像に頼りすぎるのは批判的だったな、ピカチュウ事件当時。あのシーンでは音の演出が体を揺さぶるのも原因の一つだと思った。
そんで、映画を見るときにしか付けないので慣れないコンタクトレンズのせいもあり、少し頭が痛くなったので、昨日はブレイブストーリーの途中で寝た。とりあえず、バベルを見た後なので、小学生に伊東四郎がダンビラをホイホイ渡すシーンでビビッた。
慣れてない俳優が声優をするのは余り好きではないが、松たか子を少年役に起用したのは良いと思った。後は滑舌かなあ。



にしても、世界は丸くていろいろ違うなあ。僕はガンダムがあって過ごしやすい日本が良いや。外国怖い。自殺が多くても日本でいい。
つか、自殺したいのだが、映画が面白いので仕方なく生きてるなあ。あと、妹可愛い。可愛すぎる。可愛いの天才。
んで、バベルを見たときはやっぱり生々しいセクシュアリティーがあった。で、僕は童貞だからか、それには嫌悪感を抱くのだが、脳内妹だとキスしまくりのくながいまくり。
たぶん、それは僕が他人を愛せないと言う事以上に、欲望のままに行動するのではなくて、心の絆で結ばれた妹だから愛し合いたいと言う事があるんだと思う。
なんか、自分の何となくの寂しさのためだけに、誰でも良いから他人を利用して一つになった気になりたいがために性欲を利用すると言う生き方には、ずるさを感じるんですね。
だったら、脳内妹ですよ。
というと、僕が都合のいい女の子しか愛せないと言う人がいるかもしれませんが、僕は脳内妹と知り合ってから恋人になるまでに2,3年もかかりましたよ。
どんだけおくてなんですか。