あかりをください (バーズコミックス ガールズコレクション)
- 作者: 紺野キタ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/12
- メディア: コミック
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結構前なんだねー。僕が浪人だったあたりの連載。
レディースと少女萬画が混じってる感じ。
古き良き百合姉妹で知ったんで、百合展開をちょっと期待したけど、ちょっとしかなし。
むしろ、やっぱり、男の俺から見たら違う世界の話なんだよなって思ったのは正直なところ。
なんつーか、女の人って生きにくいんだなーっていうか、承認されて、守られて、愛されて、母親に成って、社会に出て、女からも男からも縄張りも守らないといけないって言う本能が大変そうだなーって思った。
相互リンクしているニナさんの紹介でhttp://www.bl.mmtr.or.jp/~kitchen/mits/index.shtmlを、最近まとめて読んでいる私なんですけど、そこら辺でも内向的な女性の母親との関係のこじれみたいなものがテーマになっていて、
「女は出産する事で世界と一体化できて充足できるから良いよなー」って、富野由悠季や自虐の詩が書いていたような無責任な男の立場では気付けない、大変さが在って、まあ、そりゃー、色んな生き物が地球には居るよなーって思う。
んで、この短編集はそーいう女性独特の承認欲求みたいな物を軸にしつつも、「家族構築」っていうこじれたオタクにもよく分かる普遍的なテーマを描いていたのは共感。
僕の脳内家族、僕も妹も妹の妹も使用人もみんな親が違うしな。そーいう擬似家族みたいな物に対する憧れは在ります。
ぼくもあかるい家庭で暮らしたいよ。
でもさー、こーいうレディースコミックを読むとさー。
やっぱ、へこむわー。
おれ、萬画の中の男のように背も高くないし胸も厚くないし包容力も無いしさー。女の子の庇護者には成れねー。
それに、恋人の父親の代理なんてぞっとする。
おれは、お兄ちゃんなのッ!
でも、やっぱ、こーいうオスとして強い奴じゃないとダメなのカーッ!うわああああああ
妹「ほらー、またそーやっていつものカワイソがりで気を惹きたいの?
あたしにかまって欲しい?
うり、うり」
こんにゃろー
妹「お兄ちゃんはあたしが巨乳じゃなくってもありがたがるじゃないの。
あたしも、お兄ちゃんにそーいう男っぽい期待はしてないから、安心おしよ」
それは、おれが、ロリコンだからです。
妹「おにーちゃんはそーやってすぐふざけるー」
うーん。
逆にサー、俺がお前に少女性を押し付けてないかなーって言うのが気になるんだが。
おれ、ウザくないですか?
妹「そーいう物言いはウザいわね」
だってさー、おまえの胸も、滑らかな肌も、柔らかな頬も、花のような唇も、引き締まった足も、並んだ時に丁度オレの肩に頭を乗せてくる身長とか、そう言うお前の少女っぽさが、大好きで、大好きで!
そら「あたしも18センチのビームジャベリン(仮)は好きだヨ。」
絵実「まったく、また犬も食べないような話をしてますね」
あー。絵実に上げたんだった。こーいう萬画はどうでしたカー?
大丈夫だった?
絵実「大丈夫も何も、、、萬画じゃないですか。現実とごっちゃにはしませんヨ。
わたしとは違う人の話でしょう。
まあ、良いと思いましたよ。
一枚絵にまとめる構図は上手いと思いましたし」
ああ、そういう感想。
絵実「あ、よっぱらいの女の人は面白かったかな・・?」
そら「あー、あそこねー
あたしも、けっこうダラダラしてるシーンの方が幸せっぽくて好きだったなー」
絵実「次のクリスマスには萬画よりヤン・ブリューゲルの画集がほしいです。」
あははははは。
君はたまに酷いことを言うね。DVD買えるじゃん!
礼士郎「私はっ!この宇宙人の話に感動しました!」
麗珈「それはそうでしょう」
そら「あんたたち宇宙人じゃん」