図書館で読んだ。バンド・デシネをちゃんと読むのは初めてだ。弐瓶勉はエンキ・ビラルが好きだと言ってた。
日本の漫画とは違うのだが、案外すらっと読めたのでいい感じ。
SF的にはあまり難しくなかったけど、むしろフランス映画っぽいマッタリ雰囲気というかよろしく哀愁みたいな感じが良かった。SFが詩に結びついてるのも良い雰囲気でした。
仏映画だとテンポが固定されてて、わからなかったり眠くなったりキャラクターがわからなかったりしたんだが。本だと読み返したり、カラーの絵でキャラクターをはっきりさせてくれてたりするんでわかりやすかったです。
絵はうまいと思う。はっきりした事は言えない。BLAME!とかガンダムもだけど、SFやら絵の綺麗さって言うよりは、最終的には人情って言う所に興味や面白みを感じるんだと思う。僕は。