玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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リーンの翼小説1巻目読了

アニメが始まるのでハイ・ストリーマーを中断して読んでた。
リーンの翼〈1〉―バイストン・ウェル物語より (角川文庫―スニーカー文庫)
やっぱり、素振りをしたらチョット気が晴れる。
んで、ケージュニスに富野がエロいというと、やっぱり菊地秀行とか夢枕獏とかに追いすがりたい時代だったのかなあと。
セックスバイオレンス。
んで、富野は小説家にはなれないとか言ってるけど、アレだけ出版させて貰ってんだから小説家だとおもうし、おいらは面白いと思ったので小説家だと思うなあ。田中芳樹よりは文章が練りこまれてると思いました。というのは、俺もあんまり読書量が多くないからそー言う例えなんだけど。
あと野ブタ。をプロデュースよりも文章が上手いと思った。
主観的な好みに過ぎないが。富野の小説は読みにくいのかなあ?たしかに、会話が続く所は誰が言ってるか分からない時も無きにしも非ず。でも、最終的には分かるし。脚本っぽいんだろうな。その合間に富野の主張が絡んでるんだなあ。
富野の主張は結構僕には親和性があるので、その辺が助かってるのかも。
んで、エロいんだけどその富野の主張というかグジグジ言うのが面白い。
フランス書院の小説とかはセックスするときも「男としての本能であった」とか「女の性には逆らえないのである」程度で描写を止めているんだが、トミーノはそこから「では、そう言う男とは?女とは?」「生物とは何なのか?」とか言う所まで突発的にグジグジ言うのが面白い。植芝理一か。
ていうか、俺もグジグジ言うからな。そこら辺が共感できるんだろうなあ。
しかし、私も童貞だ・・・。
という訳で、面白いんだが。
リーンのイラストのシンジロウ・サコミズは19歳のいがぐり頭の体育会系のアンちゃんなんだが、アニメリーンの80だか90歳のサコミズ・シンジロウはなんか縦長の輪郭でロン毛なのでカッコよすぎる。っていうか、やっぱ80歳のライバルキャラって何かがおかしいよ!
アマルガン・ルドルの禿ぶりがかわいそうだ。むしろ、若アマルガンのほうが長髪イケメンだったのに・・・。
んで、こんな真面目な中卒の予科練特攻隊員が現代日本のくさりっぷりを見たらむかつくよなあと思った。
いや、どの程度繋がってるかは知らんが。
サコミズは真面目で自意識が過剰なので可愛い。おれも外で素振りをしててちょっと型を失敗した時には「誰か近所の人に見られなかったか?」と気にするので、そういう可愛さがある。
でも、街中で素振りをしてる時点で既にアレな人と近所には思われているのだった・・・。