玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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あらいぐまラスカル「立ち上がった仔牛」

これが富野だけの仕業とは言わんが。
トミノ過ぎると思う。
オジサンはスターリングには「お父さんの仕事は大変だけど、くよくよするな」というが、スターリングが去ったら「ウィラードの事業はもうダメだな」って奥さんに言う。
仔牛がメスなら生かし、オスならすぐに殺すって言うのも。
いや、むしろ、初期の名作劇場を富野が取り入れて、名作劇場以上に名作っぽい作品をロボットアニメで作ってるのか?


絵コンテレベルでトミノっぽいと思ったのは、セリフがカットをまたいだり、アーネストがウィンクしたり、次のカットのレイアウトにあわせてあらかじめ姿勢が計算されて配置されているところとかかなあ。
いや、なんとなく。


あらいぐまラスカルはあまり大きな事件が起こるような話ではないし、動物人気だけだと思っていましたが、一年近く見ていると、これはこれで細かい心情の動きが面白いな、と。
ただ、これを子どもやオタクが見て喜ぶのか?と言うのは微妙です。ああ、だからどうぶつがいるのか!
4月からはアンかなあ?三千里かなあ?