玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

伝説巨神イデオン25 逆襲のイデオン

脚本渡辺由自 絵コンテ・演出 石崎すすむ 作画監督 湖川友謙
あらすじ
http://www.sepia.dti.ne.jp/stillness/ideon/story/television25.html
はあ、午前中にブログを更新してイデオンを見ろと先生に言われた。
しかし、寝ている。
しかも春分の日は家人が居たので公的活動にいそしむし、仕事もやってたし。
イデオンは何かしながら見たくないアニメだし。
と、すると、真夜中しか動けない。
ああ。眠い。
で、寝るの大好きだから、どうせ昼まで寝る。
明日返して、もう一回借りるか。
もう、ダメだ。
富野アニメを見てないと調子が出ない。かといって、富野アニメを見るための体勢を整えるには調子が良くないと・・・。
うううう。


感想行きます。
いつものように、あらすじは書きませんが、ネタバレはします。まあ、昔のアニメだし。



























キッチ・キッチーン!
えええええええええええええええええええっ!
まじで?
まだ、発動編じゃないんだぜ!
発動編じゃないんだぜええええっ!
うそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!
ま、まあ、2クール目の終盤ではあるんだが・・・。ええええっ!
もっと、さあ、萌えキャラのグッズを売りたいだろ?視聴者に印象付けなきゃいけないだろ?同人誌を書いてもらわないとイケナイだろ?
どうしてそんなキャラクターの無駄遣いをするの!
と!
21世紀の価値観では思ってしまう20世紀のアニメーション!
ありえーん!
いや、21世紀のアニメでも、軽く人が死んだり、死ぬ事を見世物にするような作品はいくらでもある。残酷さや狂気やトラウマや悲しみを強調して楽しむための作品はいくらもある。
それにしては、フツーに死ぬ。
「撃たれたら、死にますよね」
そんだけ!
ええええええっ!
スーパードライ


僕は、アニヲタだから、きっと、キッチンがてこ入れヒロインとしてソロシップに乗り込んで、カーシャが焼きもちを焼いて、ウフフ。みたいな。
そーいうのを期待してたじゃないですか!
全部なし!
ゲェーッ!イデオーン!


まあ、「この戦いが終わったら」フラグはあったんだけど。


キッチンのキャラデザってすごい萌えるというか、ビビッドな要素を使って全体的には落ち着いた印象を持たせるというスゴイ完成度の高いデザインで、見た目でコスモが惚れる説得力があるんだが。
酷いキャラクターの使い捨てぶり。



なんなの、このアニメ。ありえん。
そんで、「コスモスに君と」の三番が流れます。うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!
何だこの酷い歌詞はーッ!


う。うう。
なんっていうか、これ、なに?
泣ける、というのとも違う。でも、なんか、重い。重いんだな。
かといって、戦場は無情なのだ。という、ミリタリーに酔っているオタクとも違う。
戦争はいけません!という主張があるわけでもないし。
うーん。
ああ、なるほど。
つまり、こういう富野っぽいのが好きなんだよな。俺って。
何かの主張のために作品を描くというような、作品を道具にするような回りくどさがなくって、作品世界が基底現実と並列するくらい生きててくれる。
そうすると、こちら側の僕も生きていけるのではないかと。


それにしても、コスモがかわいそう過ぎる。
宇宙服の中が血まみれなのに、船外活動と肉弾戦まで。刺し違える覚悟で戦う。
なんて、壮絶なんだ。宇宙服の中が血だらけと言うのは、自分では外傷が認識できないままアドレナリンだけが増幅して戦ってしまう!怖い!
それは女を守るためなんだが。
どんなにがんばっても成果が得られるとは限らないって言うトミノニズム。
同じくハルルが好意で戦力を増強してくれた結果、出撃が遅れてダラムが負けた、というウラハラ感。(その裏にオーメ財団と軍部の癒着の影)
そして、互いに相手を全滅させようとしても出来なかった。
煮え切らないまま、みんながつらくなる。


その中で、カララがコスモに輸血する。
これが新しい力なのか?
カララはもう妊娠しているのだろうか?


キャラルの人たちは合流したのだろうか?