2019年8月24日にガンダム Gのレコンギスタ劇場版第一部「行け!コア・ファイター」が「富野由悠季の世界展」を行っている福岡市美術館で先行上映された。
#福岡市美術館 での #Gレコ 劇場版国内最速試写会&トークショー終了しました。ご来場の皆さんありがとうございました。外れた方ごめんなさい。劇場版はTV版よりも丁寧なストーリー展開で色もきれいに。トークは楽しんでいただけました? #富野由悠季の世界 pic.twitter.com/2me1rCas8G
— 富野由悠季の世界展 (@tominoexhibiti1) August 24, 2019
「富野由悠季の世界」神戸会場にて関西最速試写会の開催決定! https://t.co/VRJNUzupXt #Gレコ
— 富野由悠季の世界展 (@tominoexhibiti1) August 24, 2019
関西でも富野由悠季の世界展の兵庫会場で先行上映が決まった。
これは7月5日にフランスのパリのJapanExpoで先行上映されたものと同じらしい。(フランス語の字幕もついていたらしい)
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なお、同時に一般公開が11月29日ということも発表された。それを福岡市美術館の控室で知った富野監督は杖を取り落とし「だからサンライズ嫌い」と言ったらしい。
game.watch.impress.co.jp
www.g-reco.net
「第41回ぴあフィルムフェスティバル」で開催される劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」の特別先行上映にて、親子2名様10組招待が決定しました。
富野総監督は、劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』でのコメントやインタビューにて、「子供たちに向けたメッセージ」と発信しており、実現した企画です。
ガンダムファンクラブ会員限定となりますが、是非この機会に、新たな“G”をお楽しみください!
【開催日】
2019年9月14日(土) 13:30 開演 ( 13:15 開場 )
まあ、僕は福岡まで行くお金がないので行きませんでしたけど。(その上FGOで水着沖田さんを引くまで回したら水着獅子王と水着みたいなブラダマンテすり抜けなどをしていた。ミリシタも美希伊織雪歩真のガチメンバーなのでやりたい。デレステも野々村そらちんSSRまでに石を天井まで溜めたい。Gレコの殺人考察を書かなきゃですけど)
しかし、国内でGレコが先行上映されてしまい、百数十人しか見れなかったということで、ネタバレが心配だと思ったのだが、「TV版より作画が格段にきれいになっていた」という当然のことと「TV版よりわかりやすくなっていた」という感想がTwitterでは多く見られた。
僕はTV版を50回位見てわかっているので、わかりやすくなっていたというネタバレはダメージには、ならないっ!わかりきったこと・・・。
劇レコ、明日からネタバレ感想言いまくる予定だからネタバレ否定派は今のうちにリムっとくと良いよ。 ただ富野監督はついさっき「ネタバレ程度で価値が落ちるような映画作ってんじゃねえよ」って言ってたけどな!! #Gレコ
— あでのい@17歳女子高生 (@adenoi_today) 2019年8月24日
というわけで、以下、劇場版になった第5話までのオンエア時にわかってしまった感想と、最終回まで見た後に考えた2周目のネタバレ感想を目次から抽出して、劇場版を見た人に改めてガイドラインを示してみたい。
劇場版を先に見た人から、変更点など、お気づきになられた点があればコメントなども歓迎です。
- TV版感想
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- 2周目
TV版から「わかりにくい」「サイコパスなんじゃないか」「独裁者」と言われがちだった主人公のベルリ・ゼナムくんがかわいそうだったので、彼の全射撃などの攻撃行動を細かく見ていくのを主眼に、2016年から3年もかけて、第18話までしか進んでいません・・・。
そもそも、Gレコの戦闘シーンの殺陣は高度で面白いのに、超高速過ぎて視聴者が気づかないうちに終わるという残念な面があったので、そこを細かく見ていっています。Gレコの殺陣は速いんですが、意味合いに気づくと凄く面白いです。
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- 劇場版が決定したことについての雑感
ここからはチラシの裏というか、劇場版の公開日などについてつらつらと書いていきます。
公開日が11月29日という秋ギリギリという「かろうじて秋公開の約束は守った」というわけで。7月5日にパリで上映する程度にはすでに仕上がっていたのに、公開がギリギリになっていたのは、アニメ制作ではなくて営業面での困難さを感じた。
聞けば、松竹などの配給会社を通さずにサンライズ独自で営業して全国22館で公開ということにしたらしい。
機動戦士ガンダムユニコーンや機動戦士ガンダムサンダーボルトなども半ばOVAを売るための劇場公開だったが、それはユニコーンが最初8館でサンダーボルトが15館だったらしい。それにくらべればサンライズが頑張ったとも思えるが、僕が大好きな天下の富野由悠季監督の最新映画にしては寂しい気持ちはある。関東では複数公開されるが、四国は2箇所だけ、九州は0。関西も繁華街を少し外したイオンモールなどでの公開である。機関も2週間限定公開なので、映画の興行というよりはやはりORIGINに近いOVA販売に追加した上映イベントという形のようだ。(作り手の富野監督はもちろん映画を作っているつもりですが)
私の力で増やすしかないか。
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2019年8月24日
食事と寝酒以外は全てGレコに使うと https://t.co/OkXXEjFAEE
⑪劇場版Gレコはオムニチャネル展開が大前提なので5部作とのこと。想像だが円盤ビジネスからの脱却とスマホを中心とした新デバイスでの息の長い販売への戦略切替えが想定されているよう。⑫壇上で劇場公開日が2019年11月29日と発表。⑬退場時に劇場版チラシ配布。そこには何と2週間限定とあった #Gレコ
— Hirofumi Iwasaki / 岩崎浩文 (@HirofumiIwasaki) 2019年8月24日
そういう事情もあるのだが、富野監督本人は映画がスマホで見れるものにダウンサイジングされていることについては、(ヌーヴェルヴァーグ世代でもあるし)批判的だそうだ。
#劇場版Gレコ #Gレコ PV 半日経たずに再生数3万突破!
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2019年8月24日
劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」第1弾PV【ガンチャン】 https://t.co/k1XMR4WECD @YouTubeさんから
なのだが、YouTubeでは予告編が半日経たずに4万再生されてて、すごい。人気はあるのだ。
あと、このPVではTV版と同じセリフでも、かなりベルリ・ゼナム役の石井マークさんの演技が変わっていて、期待できる。モビルスーツに瞳があって状況に合わせて目を細めたりするのもGTMみたいなスーパーロボット(超高度な技術の塊という意味)って感じだし表情があって映像的にも面白くなりそう。
GレコⅠの『富野由悠季総監督インタビューPV』観たけど、これめっちゃくちゃ面白いな。本編PVよりもずっとずっと面白い。富野監督めちゃくちゃいい顔してる。晴れ晴れとしてるやん。こんな自信たっぷりに自作の出来を語る姿を見れるとは! https://t.co/8dY94j8Ijj
— llama (@roatnek) 2019年8月24日
富野監督も自信がある。宇宙エレベーターの描写などにもこだわりがあって、かなり美術が刷新されているし、公開当時のスター・ウォーズのような華やかで未来を感じさせるワクワク感がある。
冒頭、新海監督の「天気の子」が興収百億行ったというのに富野展の福岡会場は5000万円行ってないのがくやしい!と具体的な数字を挙げておられましたが、流石に全国劇場と地方都市の一会場で比較するのは…と思うものの、それも踏まえた上で、こういう気概を常に意識してるのが監督らしいなぁ、と。
— まつまるたかひこ (@Doratimus_Prime) 2019年8月24日
富野監督は映画としてやっぱり売っていきたい気持ちは貪欲にある。
Gレコ試写会トークイベント
— Light (@Light97600581) 2019年8月24日
「なんでこの人数で1回しか試写会しないの?サンライズの器の小ささと自信の無さ」
と笑いながら仰ってましたw
覚えてることその2
— Light (@Light97600581) 2019年8月24日
「今回会場に来られたのは180人くらい。応募総数は約1900通」
すると監督
「だったら10回やればいいのにねえw」
しかし、まあ、配給会社を通さないで営業をかけたという話を聞けば、多少はサンライズという中小企業にも同情が湧く。だが、同時にサンライズはバンダイの子会社という地位に甘んじているし、バンダイの権力と資金力を使えばガンダムの産みの親のブランドって言うことでもっと売り方もあっただろうと思えば、ちょっと弱腰な初動だと思う。
そもそも、アニメ界のロボット物のエーススタジオのサンライズがロボット物のエースの富野監督の集客能力に自信を持てないというのは、ちょっと悲しい。また、業界としてもロボットアニメを会社が自分で評価できなくなっているというのは危険な斜陽の兆候では?と危惧してしまう。僕はオタクとしてGレコは凄く面白いと思っているし、5年たっても各話感想を書き直したりしていてのめりこんでいる。
まあ、サンライズはロボットアニメブームの終息時期の機動戦士ガンダムZZの頃にお金が少なくなって、シティーハンターとかの原作者を手がけるようになって息を吹き返したというトラウマがあるので、富野監督には冷遇気味なのかもしれない。しかし、ガンダムブランドには富野監督を通さずにゲームにしたりアニメの新作を作ったりプラモデル販売戦略を優先させたりしているバンダイの企業戦略があるので、ちょっと悲しい。バンダイの集金装置としてガンダムが成り下がってしまって、生みの親の富野監督はファーストガンダムの功績ばかり取り上げられて、今現在頑張っていることを宣伝してもらえないの、かわいそうだ。
スピルバーグや宮崎駿と富野の違いをずっと考えてたのだけど、グダちんさんのこれを読んで確信した。富野は「売れるおもちゃ(とその周辺文化)」の生みの親扱いで映画監督じゃないんだ。ルーカスはswが映画として評価されてるけどガンダムはガンプラのためのモノ扱いなんだ。https://t.co/5BRxpVXa5R
— エイハブ@Gレコの片隅に (@ahabu) 2019年7月7日
富野監督は映画作りの技術が高いのに、ガンプラを生み出した人、という風に業界で認識されているのはとても悲しいことだ。
というわけですが、私の方針は変わらん。全力でGのレコンギスタを推すんだよ!全五部、各部20回ずつ見たい。2週間で20回見るのは結構キツイかもしれないのだが、万障繰り合わせして、口コミサイトとかでもロビー活動して、頑張っていきたい。
それで、なんとか上映期間が伸びたり、館数が増えたりしてほしい。第一部では無理でも、第二部、第三部と進むうちに規模を大きくしていければと思うので。各地の富野ファンといっしょに頑張っていきたい。
あと、今日は16時間くらい寝てしまって本当に良くなかったので、今から19話の殺人考察の資料集めをやっていこうかと・・・。
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
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生活にかけるお金が減ると、その分Gレコを見れます!(ひどい)
関西最速上映にも一応応募しますけど、映画を見るのと富野由悠季の世界展を見るのとで、2回行くことになりそうですね・・・。
なお、前回天気の子を人のお金で見たのですが、その実態はTwitterDMからのアマゾンギフト券だったので、そちらでのご入金も可能です。まあ、どうせお酒を買うんですけど。お酒がないと眠れないので。執筆する時はコーラサワー。
あとはプロテインですね。本当は貰った本を沢山バリバリ読破していきたいんですが、本当にアホみたいに寝てしまううつ病をなんとかしたいですね・・・。
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