玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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インクエッジ様 @02Curry が #水星の魔女 をけなしても #G_Witch の感想は書かないよ

  • 前回のあらすじ

nuryouguda.hatenablog.com

#水星の魔女 第14話 シュッとしてるわー - 玖足手帖-アニメブログ-

僕が一度辞めた水星の魔女の感想を書きに戻ったのは、僕に偉そうにマウントしてた大河内一楼オタの <a href="https://twitter.com/02Curry" target="_blank" rel="noopener nofollow">@02Curry</a> インクエッジ様が #G_Witch の感想を書くのを一期ラストで辞めたので当てつけです。彼が復帰したら辞めます

2023/04/16 23:55
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 僕が水星の魔女に批判的なポーズ(富野信者と言うロールプレイ)でブログを書いてたら、勝手にキレてきたインクエッジ様 という大河内一楼とマクロスと80年代の高齢オタクがいる。
おやつにハムエッグ のんびり北の歳時記
↑サムネイル用画像





 へぇ~~~。インクエッジ様は水星の魔女がとっても好きなんだねぇ~~~♡




 わざわざ反論ツイートをしてブログの宣伝をしてくれてありがとうね♡


 僕は元々インクエッジ様のことはフォローしてなくて、むしろ先行ブロックしていたけど、僕が「水星の魔女の特番の入れ方って富野監督はやらなさそうだね」って感想を書いたら、「グダは水星の魔女をGレコより上に見ている選民主義者!」って、元々全然日ごろの交流がないのに書いてきた。


 僕が「水星の魔女のノリは富野監督とは違う」って軽い感想を書いただけで、「好きなGレコを高尚なものとして扱っているグダは富野由悠季にとって迷惑」って、スクールカーストのサイドキックスみたいなことを言ってきたんだけど。


  • インクエッジ様、水魔女ファン辞めたってよ



 ↑魚拓は他にも取っているよ!


 いやいや、それは筋が通らんやろ。


 薄情だなあ。僕を攻撃するほどインクエッジ様は水星の魔女のことが好きなら、落ち目の時こそ応援しないと♡
(野比のび太)
 

 まあ、インクエッジ様が水星の魔女の失態を特番の多発と見るのか、制作面か演出面か作画面と見るのか、「大好きな革命機ヴァルヴレイヴとルパン三世をお書きになった大河内一楼先生の脚本がつまらないと感じてしまった」のか、僕は君の内面は分からないし知りたくもないけどね♡
革命機ヴァルヴレイヴ Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版)



 まあ、君は一生アニメキャラの人種の区別で知識を自慢して、その生涯を終えたらいいと思うよ♡




 僕みたいな悪意の塊の呪いのメタファーに軽々しく絡んできたくせに、自分の悪意も一貫できずにマクロスや黒人認定のポリコレムーブに逃げるような奴は僕は軽く見るよ♡
 

  • まあ、水星の魔女の感想は書かないんだけどね

 水星の魔女の感想を書くことに関して、そもそも水星の魔女を細かく見ることに対しては、単純に「労多くして実り少なし」と思っているので書かない。
 滅茶苦茶たくさんのアニメーターを動員して滅茶苦茶情報量の多い画面を作っていても、本質的な情報量は「メインキャラクターの感情の揺れ動きを見てハラハラする」くらいしかないと思うので、感想ブログを熱心に書いている人のご苦労は認めるのだが、僕はやりたくないかな。
 それほど好きになるキャラクターはいないし。ガンダムだからーとか、話題のアニメ作品だからーとか言う理由で、好きなキャラクターを増やすほど、僕は初心じゃないんだよ。
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 まあ、グエル先輩とかチュチュ先輩やミカ先輩やシャディク先輩とかエランシリーズを見て一喜一憂して楽しむ人はそれはそれでエンタメを楽しんでいるので、それでいいんじゃないですかね。


 ぼくは「なんでガンダムは盛り上がるのにアルジェヴォルンや境界戦機はそれほど盛り上がらなかったのかなあ。別にロボットのデザインとしては水星の魔女も純粋な富野由悠季系列のモビルスーツではないし、境界戦機と大差ないんじゃねーの?」って思ってるくらいで、割と水星の魔女に関しては冷めています。
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 本能的に「この作品の感想を書きたい!」というアイディアがわいてこなくて、「話題になっているけど、別にアニメのキャラクターが苦労したり死んだりしても、単なる絵だからなあ。そこまで感情移入するほどキャラクターのことを知らんし」くらいです。


 話題作に言及してアクセスを上げるブログ活動のことは否定しません。でも、それは僕より若い人がやるべきですね。僕は後進に道を譲って、本当に好きな作品にエネルギーや注力を注ごうと思います。


 でも、不用意に僕に悪口を言って先に絡んできた相手に対してはシアーハートアタックが自動発動してしまう。


 ガッチャマンクラウズのベルク・カッツェみたいな「反撃特化型呪術式」なので。まあ、鬼か妖怪のたぐいだと思ってくれて構わないよ。


 ただ、インクエッジ様が大層な自信で水星の魔女に対する僕を攻撃してきたので水星の魔女への言及をやめましたが、彼が水星の魔女アンチになったので、軽いネタツイートくらいは解禁します。


 それはそうと、ラブライブ!のゲームから一部の版権イラスト関連を除いて撤退したKLab株式会社の株価が上場来安値から反発し始めていますね!世界的企業のEAと提携したサッカーゲームが売れたらラブライブ!スクールアイドルフェスティバルの時のように株価が5倍になるかもしれませんね!!!!!
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古谷徹さんのウェブ記事の富野監督と僕の共鳴

febri.jp
 ここに寄せられた富野由悠季監督の回答というかインタビューの感想を短く述べる。
 ゲームや家事(冬物の洗濯やら庭木の剪定やら春先なので各種防虫剤の設置やら風呂場の清掃やら)やストレッチ体操をしながらのアニメ鑑賞を終えて、寝る前にウェブ記事でも読んで頭をクールダウンさせようと思ったのだが。


 富野由悠季監督の言葉が俺に火を点けた!(飲酒は我慢…)



 短い感想で、別にツイッターやはてなブックマークで流してもいいのだが、富野監督のインタビュー記事の宣伝も兼ねてブログに記録しておく。
古谷徹 50TH ANNIVERSARY 「THANKS♪ -感謝-」
↑サムネイル用画像

  • 聞かなくても答えてもらえる

 大学生の頃から、Gのレコンギスタ以降の30代まで、富野由悠季監督の旺盛な講演会に何度か行き、何度か質問を採用されて、時に口論に近くなったこともある。


 最後に肉眼でお目にかかったのは奈良国際映画祭での逆襲のシャア上映だったか、富野由悠季の世界展での「Gのレコンギスタ第一部 行け!コア・ファイター」上映会だったか。


 まあ、ファンレターも含め、講演会などで富野監督に質問したことは結構ある。


 しかし、最近は妙に「別に富野監督に直接質問をしなくても答えが来る」という体験がある。


 たとえば、奈良国際映画祭での逆襲のシャア上映会で僕の挙手は選ばれず、女性の方が「富野監督は男性なのに、なぜ女性の心理を深く描けるのでしょう」と質問して、富野監督は(要約すると)「女好きだからです」と答えてらっしゃった。
 僕はその時、「なんでGのレコンギスタのマスク大尉や逆襲のシャアのシャア・アズナブル総帥のように、異常に殺意があるライバルの男性を常に描き続けられるのですか?疲れませんか?」と聞きたかった。
(ザブングルやエルガイムのライバルは殺意が薄めだったかもしれないけど)


 のちに、富野監督がドリカムの中村さんのラジオに出たときに答えを得た。

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 「劇中でもそうなんですけど」って言ってるので、まあ、逆襲のシャアとかマスク大尉とか黒騎士とかなんですが、「あの野郎ぶっ殺す!」という気持ちがないとフィクションを作るという仕事はできないそうです。
 逆襲のシャア、もう、「あの野郎ぶっ殺す!」だけでほとんどのストーリーが説明できるからな…。


 僕も文章を書く時、殺す!とは思わないけど、「文章を読んだ人の自然な感想や認識や常識を揺さぶって不安な気持ちにさせたり、ぎょっとさせたい。怖がらせたい」という気持ちはありますね。あと、Gのレコンギスタのベルリの殺人考察シリーズというのを書いて、全話におけるベルリの戦闘行動の意味、ビームライフルの一発一発の意味を考察していったんですが。
 あれは確実に出版業界に居場所を見つけたウェブ出身のライターとかアニメ評論家に対する攻撃のつもりでしたからね。出版業界とかウェブメディアって、どうしてもお仕事なので方向性とか文字数とか制限されます。穏当なことを書くようにと言われるし。

 Q.なんで富野監督の描く作品のライバルは殺意が強いのか?
 A.富野監督は仕事をするときに常に「あの野郎ぶっ殺す!」と思わないと仕事がはかどらないため。


 うわぁ…。
 まあ、僕も割とそういうところはちょっとある。


  • 今回、何となく考えていたこと。

 最近(でもないかもしれないけど)、リメイクが多い。スーパーマリオの映画、ボルテスVレガシー、多数のアメコミ映画、ガンダムもリメイクやアナザーガンダムが多い。
 また、同時に長期シリーズも多い。


 で、最近、考えていたことは「最初に着想をひらめいた作者が死んだ後も、別の人の手によって続いていくコンテンツは、物語としてどうなのだろう?」
 ということを考えていた。
 まあ、学生時代にも、つかこうへいが演出していないけど、つかこうへいの脚本で演技をする学生演劇とは何なのだろうか?などと考えていたりした。


 演劇でもそのように多数そういうものがあり、アニメではドラえもん、鬼太郎、ウルトラマン、ゴジラ、仮面ライダー、クレヨンしんちゃん、おじゃる丸、ベルセルク、その他、海外も含めると非常に多数。(クトゥルフ神話は割とわざとシェアワールドしていたっぽいけど)
 まあ、IPコンテンツとか興行収入とかスタジオワークとか、それぞれの作品にそれぞれの事情があり、続いているものやリブートするものもあるのだろうし、それを間違いという権利はもちろん僕にはない。


 ガンダムも富野監督はたまたま81歳まで生きてるけど、現状としては富野監督はガンダムに興味を失ったと発言し、ガンダムシリーズは別の人が作っている。そして50年後には多分富野監督が死んだ後もガンダムは作られるだろう。


 その当事者として、富野監督は自分以外の人が自分が死んだ後に続編やリメイクを作ることをどう認識しているのか、機会があれば聞けたらいいなあ、と思っていた。


 で、今回のインタビュー

febri.jp
――アムロやシャアの声が交代したとき、それはフェイクになってしまうのでしょうか?
富野 そういう考え方もあるでしょうけれども、受け手側の一般大衆というのはそれほどバカではないんですよ。


富野 もし古谷徹や池田秀一という人が亡くなってしまったあとで、他の人がその役を演じた瞬間、アムロやシャアの人気というものは消えます。受け手というのはある意味でとても冷たいんです。それは自分の問題ではないから「アムロじゃないじゃん。シャアじゃないよ、こんなの」で終わってしまう


――たとえば、『ドラえもん』のように声優を全員変更することで成立する作品がありますが、それについてはどうお考えですか?
富野 なぜそんなことを聞くのか僕にはよくわからないけれど、アニメの便利なことをひとつ話します。絵空事であるからこそ、声優のキャスティングが変わっても何とか凌げるかもしれないということです。
アニメという記号は便利なものだから、伝達媒体としてかなり能力を持ったものであるとも言えます。


――そういう性能を持つアニメは受け継がれるべき古典にならないのでしょうか?
富野 質の問題なんです。質がそれなりに評価されているものであれば、50~60年はもつだろうねという言い方はできるだろうし、50年もてば100年はもつだろうとも思えるから「固定化」はします。


富野 アムロは継続していかないです。なぜなら、このあとアムロ・レイを作っていける作り手がいないもの。作品というのは、それぞれ独立している固有のものなんです。似たようなものを作ってもそれは全部コピーです。


富野 『ロミオとジュリエット』でも話したけれど、何度も映画化されても原作は変えられないし、「ロミオとジュリエット」というタイトルを出した瞬間から、シェイクスピアの枠組みからは外れない。そういう力を持つものを「固有のもの」という言い方をしています。
富野 アムロとシャアは『機動戦士ガンダム』の中に出てくるキャラクターでしかなくて、それの継承なんていうのはあり得ない。ふたりが死んでしまえば、アムロもシャアも復活はないんです。


 時代性も世情もあり、Febriのインタビュアーの人の勘がいいということもあるのだろうが。
 僕がちょうど最近、疑問に思っていた「死後も続くコンテンツの生みの親としての意見」が聞けた。(ゴルゴ13のさいとうたかを先生の話も少々)


「おかしいな、なぜこんな疑問の答えを監督がしてくれるんだろう。誰にも話したことないのに」
「相性・・・というのかな。合うのだろう」


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 ブレンパワードはいいぞ。


 僕の基底現実の家庭は崩壊しているのだけど、富野監督は僕にとってバロン・マクシミリアンのような存在なのかもしれない。
 いや、富野監督は全然身内ではないし、富野監督と共作したことはない。単に富野作品が面白いので普通に面白がっているだけの、ただの視聴者です。
 富野監督の喜寿に花を贈ったり、傘寿におこめ券を贈ったのも単なる偉人への朝貢に過ぎないし、アイドルやユーチューバーのファンの方がたくさん金を贈っていると思うし、全然他人ですけど。


 でも、なぜか富野監督の作品や文章や言葉を見聞きすると元気が出てくるなぁ!ロラン!
 なんか、富野監督と出崎統監督だけは生理的なリズムというか、快楽中枢というか、そういうのに異様に合致していて、他のアニメや漫画や書籍では味わえない特有の感覚がする。何故かはわからない。


 インタビュー記事や対談や講演会も何度も見聞きすることによって、最近はわざわざ質問をぶつけなくても、富野監督の言葉の端々から答えを読み取れるようになってきた。


 いや、別にニュータイプになったとかそこまでうぬぼれるつもりはないんですけど。
 富野監督は偶然なのか、インタビューやエッセィだけでなく作品の出来も含めて僕の期待に応えてくれる確率が高く、信者というより、信用している。
 まあ、僕は脳内妹を別にしたら、コミュニケーションが下手で無職で家庭が崩壊しているので、エッセイやインタビューで別に言わんでもいいことまで自分で暴露する富野監督は、友人や親よりもどんな人生を送ってきたどんな人間なのか知っている。そういう、慣れはあると思う。
 やっぱり富野監督は僕にとって、(僕が勝手に思ってるだけだけど)特殊な存在だなあ。



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機動戦士ガンダム #水星の魔女 の感想をまた第15話からやめます #G_witch

 僕は悪魔(黒き羊たちの王、グロンギ族電気羊種怪人)なので契約関係にはちょいとうるさい。セルフギアススクロール。クラピカ。

#水星の魔女 第14話 シュッとしてるわー - 玖足手帖-アニメブログ-

僕が一度辞めた水星の魔女の感想を書きに戻ったのは、僕に偉そうにマウントしてた大河内一楼オタの <a href="https://twitter.com/02Curry" target="_blank" rel="noopener nofollow">@02Curry</a> インクエッジ様が #G_Witch の感想を書くのを一期ラストで辞めたので当てつけです。彼が復帰したら辞めます

2023/04/16 23:55
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 というわけで、契約通り、インクエッジ様が水星の魔女への言及に復帰したので僕は水星の魔女の感想を再度辞めます。
ガンダムフォワード Vol.9 (HOBBY JAPAN MOOK)


 インクエッジ様とはちょっと昨年、水星の魔女の件で揉めて、インクエッジ様が僕の水星の魔女の感想をいちいち揚げ足取りしてきたので、しんどくなって水星の魔女の感想をやめました。
nuryouguda.hatenablog.com
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 結論から言うと「ビットはモビルスーツを否定する武装」だからです。具体的に言うとミノフスキー粒子で誘導兵器が使えなくて基本的に接近戦のモビルスーツ戦闘が主流のガンダムの戦場においてアウトレンジから長距離攻撃してくる誘導兵器は「機動戦士ガンダムという番組の設定を否定してるじゃん」なんですよね。
 ガンダムがシリーズ化しているのでみんなビットやファンネルを当たり前にしているけど、そもそもガンダムとミノフスキー粒子って初期構想が富野監督によって「ロボットに格闘戦をさせた方が劇として盛り上がるけど、有効射程距離が軍事兵器の強さになってる未来で説得力がないので、電波誘導兵器が使えない設定をでっち上げた」ってやつなので。


 破壊されたはずの地球寮チームの機体が補い合って一つの砲台になるというのもちょっとVガンダムっぽくて面白いし、エアリアルのビットに似たような感じでもある。という類似性を発見するのはちょっと楽しい。
 エアリアルたちは家族だけど、地球寮も仲間なんだ!という点で広い意味でのビットで、そこが部下がいるけど個人主義のシャディクとの差、みたいな?



  • インクエッジ様のありがたいお𠮟り

 インクエッジ様はとても鋭い考察で有名なオタク第二世代のベテランのアニメ批評家であらせられるので、僕からインクエッジ様に全く絡んでなくても、たくさん注意してくれました。



 インクエッジ様は僕よりも社会経験がある大人の男性でしかもとてもアニメや漫画や特撮の知識も持ってらっしゃるので、一度も会ったことやTwitterでリプライをやり取りしたこともないのに、僕の欠点を見抜いてくださいました。
 インクエッジ様は誰よりも僕の欠点を見抜いてくれる、Gのレコンギスタのカーヒル・セイント大尉のような方なので、ガンダムやアニメ、特撮の批評界隈を引っ張っていける、やさしくて熱血漢で優れた大人です。


 僕の水星の魔女記事は間違い!僕の存在は富野由悠季監督に対して迷惑!インクエッジ様が正しい!




 昨年12月11日の記事で引用させていただいたインクエッジ様のツイートで、僕のことを「粗忽者」と叱咤して、僕のフォロワーたちに対しても「そろいもそろってクズども」と忠告してくださったツイートが消えていたので、スクショは取ってあるので載せますね。インクエッジ様のありがたいお言葉は座右の銘として保存してあります。
 でも、インクエッジ様は自分のツイートも消せるくらい自己分析もできる冷静な人ですね。素晴らしいインターネットの使い手ですね。



 アニメを見る才能はインクエッジ様が圧倒的に上!

「アニメを語る才能あるインクエッジ様が最もアニメファンにふさわしいのなら、インクエッジ様以外の意見を持つものはアニメ感想をかくのにふさわしくはないことになる。グダちんのブログははじめからまちがっていたんだよ…ザビーネ」

  • 水星の魔女第一クール終盤

 第一クールの終盤は、さすがにインクエッジ様にかなわないと思い知らされたので、感想を書くのをやめていました。

 話題性を集めれば宣伝効果があれば、絶対の勝ちと断言しておいて、水星の魔女の第一クールの最後はとても話題や議論を呼んだのに、まったくインクエッジさんはツイートしていないのである!

 あれあれ~~~???話題を呼ぶことが絶対の勝ちなんじゃあなかったんですかああああ????おじさ~~~~ん?



nuryouguda.hatenablog.com

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 インクエッジ様がなぜ水星の魔女ラストを見ていないのか
 当ててやろう。「正しくないから」です。


 水星の魔女の第一クールのラストのグロシーンや今まで出し惜しみしていた戦争やら地球との関係の情報を一気に出して来たのは、インターネットで賛否両論だ。
 「賛否両論」これはパターナリストが最も嫌うものの一つだ。


 つまり、インクエッジ様は自分を専門家とみなし、僕を「頭がおかしい選民思想を持ち、迷惑で気分屋で意見が間違っている劣った存在」と勝手に定義して、「お前は間違っている!」と言って気持ちよくなっているおじさんなんだな。


 そして、僕が水星の魔女についての感想を書くのをやめたら、「違うな、間違っているぞ!」というキッカケが失われるので、インクエッジさんは水星の魔女について言及できなくなる。詰みです。
 ま、僕が「水星の魔女の記事のアクセス数が伸び悩んでいるし他にやりたいことがあるので書かない」と書いた理由も本心の一部だが、もう一つある。
「揚げ足を取ってくる奴がいる所では、まず足を上げない。そうすると、相手は揚げ足を取ることもできず停止する」単純な戦法ですね。



 もちろん、他にも水星の魔女の惨殺シーンについて意見を云々しているTwitterは沢山いる。同時に、水星の魔女のファンもいる。


 ここでインクエッジ様は選択を迫られる。
「水星の魔女の演出について、賛同か、批判か」
 しかし、彼は等間隔に置かれた「賛否両論」のエサのどちらも選べないロバと同じで、選択をすることができず、結果として1カ月、閃光のハサウェイのテレビエディションが4回放送されてさらに数日たった今も、水星の魔女の第一クールのラストを見たとも明言せずのらりくらりと逃げている。意見を言わない。感想も書かない。



 インクエッジ様は「自分は正しい見方をしている識者!」とアピールしたいので、彼が愛好しているコンテンツが正しいか正しくないかわからず、賛否両論の事態になっている時は口を開くことができないのだ。
 自分で何が正しいかを決められず、印象レベルの感想も書けず、世間の客観的な評価が定まるまで好きなアニメについて言及できないなんて、かわいそうだね!



 オタクって、「正しい解釈をしてスゴイ!」って自分よりもライトなオタクに褒められるために感想を書いてるんですかね?


 僕がインクエッジ様のことを「逃げたヘタレ」と書いたのは、少し失礼ですけど、僕もインクエッジ様に「頭がおかしい」とか「富野由悠季にとって迷惑」ってアメリカのハイスクールのサイドキックスみたいなことを言われたので、まあ、どっちもどっち。
 まあ、インクエッジ様を「感想を書くことから逃げたヘタレ」と書いたのは、もちろん、インクエッジ様の正しくて深い考察ツイートを読みたいからです。インクエッジ様が僕に対して叱咤してくださったのと同じように、大河内一楼先生と革命機ヴァルヴレイヴに日本一詳しいインクエッジ様にも発奮して水星の魔女に取り組んでほしかったので、あえて強い言葉を使ってしまいました。


 そんなインクエッジ様が短文とはいえ、水星の魔女の感想をツイートしてくださるようになったので、ここはもう僕の出番は終わったと思い、再度感想を書くのをやめることになりました。これは予告通りのことですからね。


  • 水星の魔女は僕のものじゃない

 大河内一楼脚本や、アニメや特撮の歴史に詳しいオタク第二世代のインクエッジ様のような大人の偉い人を先達として、若い新規でガンダムに入ってくれた人がガンダムを楽しんでいくのが、機動戦士ガンダム 水星の魔女の健全なファンコミュニティだと思います。


 そこで、「富野由悠季監督の作風とは違うなあ」などと野暮な比較をする僕のような厄介な富野信者はインクエッジ様にとっても、楽しんでいる若い彗星の魔女ファンにとっても、サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス、富野由悠季監督にとっても迷惑千万です。


 だから僕は口をつぐむべきなのです。みんながTwitterで盛り上がって楽しさを共有しているところに、僕みたいな富野由悠季監督作品に詳しいと思い込んでいるだけで、本当はインクエッジ様の方が詳しいという、レベルの低いオタクが水を差すのは資本主義経済に対しても迷惑なのです。


 インクエッジ様のような一握りの生き字引と、若いファンの方だけが水星の魔女を「正しく」楽しんでください。

  • ただし、僕は昔から比較する厄介な富野ファンでした

 フィリピンで実写+CGの超電磁マシーン ボルテスVの新作が作られていて、割と出来がよさそう。全80話もあるみたいだけど、できれば日本でも見たいものだ。


 そんな海外でも長く愛されるボルテスVですが。
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 水星の魔女と富野由悠季作品を比べるのは不作法と言われますが。
 10年前のブログで「富野喜幸コンテが終わってからのボルテスVはハイネルくらいしか見どころがない」とか長浜忠夫監督と比べて書いてました。


 フィリピンの人がものすごく熱狂しているありがたいボルテスVを見ても、僕は富野絵コンテと比較して「長浜忠夫監督も巨匠だけど、富野絵コンテからしか摂取できないオーガニックエナジーがある!」
 とかクッソ失礼なことを普通に書いてました。富野由悠季作品を見てるときだけ鬱病が軽くなるという異常な精神障碍者なので富野由悠季監督に対してもこういう厄介なファンは迷惑ですよね。


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 勇者ライディーンでもそんな感じ。(初代ライディーンはレア作品だけど、今はバンダイチャンネルで富野由悠季特集をやっているので月額会員だと見れます)
 勇者ライディーンの監督は後半は富野喜幸監督から長浜忠夫監督にバトンタッチしたけど、最終回は富野絵コンテなので「長浜忠夫監督になってるけど、やっぱり最後は富野前監督が自分の演出でケジメをつけてカッコいいし面白い!」とか言っちゃう偏執狂です。



 僕みたいな40歳以上の富野オタクでしかも働いてない世捨て人の僕は富野由悠季監督からも見放されています。(インクエッジ様は見識が深いので例外ですけど)
 水星の魔女のメインファン層の若い人こそ、本当に未来を作ってくれる人です。
 そんな若者たちに対して、僕が水を差す権利はないのです。だから僕は口をつぐみます。アイドルマスターシンデレラガールズ U149や天国大魔境を見て、輪るピングドラムとGのレコンギスタを見返して劇場版の考察を数カ月も遅れてしまっているけど書いていこうと思います。
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 商品展開も中年ガンダムオタクよりも若い子向けのスタイリッシュなものが多い。商業的なターゲットとしても僕は水星の魔女の視聴者にふさわしくないので、若い子が楽しむのを邪魔しないようにしたい。





  • アルコール中毒

 昨日と一昨日はアルコール依存症で胃がやられた話を書きましたけど、この程度の何にも頭を使わない記事だと素面でサクッと書けます。単に「インクエッジ様が戻ってきたから、水星の魔女から再度手を引きます」ってだけの内容しかないので。


 アルコールの離脱症状はあまりなく、むしろ水も好きなのでアルコールが抜けていく感覚もスッとして気持ちがいいです。がんばってお酒を減らしていこうと思います。でも古戦場からは逃げてはいけない。



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機動戦士ガンダム ナラティブTV版4

 うわっ。
 ミシェルってもうちょっとしたたかな人かと思ったら他人のためにあっさり死んだな。


 なんか富野由悠季作品の「女たち!」みたいな名言とかを混ぜたけど、短い尺なので、そこまで感情が熟成されていないという感じでした。
機動戦士ガンダムNT


 ネオジオングのゾルタンもそんなに悪役としての格が高くない感じで因縁も薄い。ゾルタンのネオジオング二号機はあってはいけない存在って言われてたけど、じゃあ暴走してて飛び回り続けているフェネクスはあっていい奴なの?


 ヘリウム3備蓄タンクがそんなにホイホイ核融合爆発するのかって言うのもよくわからん。まあ、地球の危機を演出したかったんだろうけど、なんかとってつけた感じは否めず。核融合は本当にいろいろと計算しないとできないし、いまだに世界中の科学者ががんばってもできてないので。単に圧縮したら核融合するかって言うとそうでもないと思う。


 コア・ファイターもいろいろとデザイン的に頑張ったらしいけど、数秒で撃破されて、あんまり印象に残らなかった。


 これは僕がガンダムユニコーンのファンじゃないからあんまりおもしろくないと思っただけで、ガンダムユニコーンが大好きな人はビームマグナムの音が鳴っただけで楽しくなるのかなー?
 来週は何が放送されるのでしょうか?



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機動戦士ガンダム ナラティブ TV版3

FW GUNDAM CONVERGE EX27 セカンドネオ・ジオング 食玩・ガム (機動戦士ガンダムナラティブ)

  • 総評

 なんかミシェルのコロニー落としの後とか、ニュータイプ研究所での非人道的実験とか、自分が助かるために友達を組織に売り渡すとか回想が多かったので、辛気臭い話だなって思った。


 連邦の軍人も辛気臭いルオ商会の女のウジウジした話を棒立ちで聞いてるなよ…。


 やっぱりガンダムはロボットバトルがないと引き締まらないんだなあと思った。備蓄タンクのヘリウム3は爆発しないと思うんだけど。かといって、「すごい力で押せば核融合する」というのも、核融合ってそんなに簡単にできるのかなあという感じでした。


 ナラティブガンダムが一度は乗っ取った白い方のネオジオングも何故か普通にネオジオン残党に戻されていたのが謎。いや、そこはプロの軍人なら敵の必殺兵器の鹵獲チャンスとして頑張るべきだったのでは?でも女の幻想に気を取られてぼんやり…。


  • ニュータイプ

 イデオンソードの音が鳴ったような気もしたけど、別にそれだけが問題じゃない。


 そもそも、まあ、アクシズの軌道を変えたのは大規模だからみんな見てるけど、ララァとアムロの精神的交流とか、カミーユが俺の体をみんなに貸すぞしたりバリアーを張ったり、ZZガンダムが再合体したりっていうの、あの、その、誰がカメラに残していたんですか?
 ニュータイプになろう講演会をしてカルト野郎扱いされたアムロはともかく、カミーユやジュドーはあんまり周りの人に奇跡体験を吹聴するような性格じゃない気がするのだが。


 ていうか、アムロは「みんな進化してニュータイプになろう!」って講演会をしてドン引きされてたけど、シャアはテキトーにそれっぽいことを言ってたらエゥーゴとか第二次ネオジオンなどの艦隊をそろえる程度には人気を稼げるので、アムロは政治が下手。まあ、シャアは無限金塊という謎の能力を持ってるからな…。あと、親のコネ。テム・レイもかなり重要人物だった気がするんだが…。


 ∀ガンダムの衝撃の黒歴史の映像は衝撃だったし、意外とカメラマンが普通に取っててもおかしくない戦闘シーンだったので。(ジャミル・ニート現役時代のガンダムXのサテライトキャノンとかコロニー落としとか、カメラマンは死んでたかもしれないけどまあ、記録媒体が残ってたんかな?)


 なんかベラベラとミシェルがしゃべってたけど。
 リタが「宇宙に出たら人間は使っていなかった脳の残り半分を使えるようになる」→まあSFの設定としては分かる。
「脳が進化したニュータイプは洞察力に優れていて分かり合うことができる」→まあ、頑張ればできるかもね。
「それって人間の精神が本来の形を取り戻して、体という枠から自由になること」→脳の話はどうした?


 う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん????????


 つまり脳が進化しただけのニュータイプは剛力招来サナギマンで、脳の枠を超えて生き続ける純粋な意識のニュータイプは超力招来イナズマンってこと?
(ララァが肉体を失ったのは事故っぽい気がするけど。カミーユのZガンダムに女の霊が集まったのは、カミーユがモテてるからだと思う)


 っていうか、サンライズ作品だからいいけど富野監督のガンダムの映像を使ってしまうのか…。まあ、平成仮面ライダーのロゴを全部出す映画とかもあったけど。


 ていうか、被験者の少年少女を処分するとかいう話を被験者の少年少女に聞こえるような声で言うティターンズのニュータイプ研究所の人、アホなのでは?(それが聞こえたミシェルもそこそこはニュータイプの素養があって強化されていたのかもしれないけど)


 秘密通信をしてた女中尉も普通にゾルタン大尉に立ち聞きされて殺されてるし。あの、ドラマを進める段取りとしてはいいけど、秘密の話をするときに立ち聞きされるようなところでするなって。


 というか、ルオ商会の眼鏡が「肉体を捨てて人が死を克服すれば人類は死の恐怖から解放されるんだ!なんでそれがわからないんだ!」って人類レベルの話を軍人達に対して立ち話で済ませようとするな。


 そういう大きな計画はもっとこう、上手いことやればいいし、たまたま任務で同行しているだけで特に信頼関係もない軍人のようなリアリストたちに「人類に死の恐怖を克服させる!」とか「高次元の存在になるんだ!」とか宗教みたいな話を急にしてもなあ。


 普通、殴られて営倉に入れられて終わりだよ。


 もうちょっと、演出的に頑張っていたら死の恐怖を克服する高次元の存在というものの説得力みたいなのが上がっていたのだろうか…?うーん。でも立ち話でするのはやっぱりどうかと思う。


 なんか富野由悠季監督のニュータイプ論を福井晴敏さんがゆがめた、みたいな意見もあるけど、なんか、そこまですごく富野否定をしているというより、なんとなくドラマの展開としてもキャラクターの動きとしても抜けているところがあって、そんなに強く富野ファンが否定するほどのものでもないんじゃあないかなあって。
 サイバーコミックスとかに載ってたガンダムパロディのなんちゃって感みたいなものでいいんじゃないですかね。
 まあ、そこでふざけたふりをして大真面目にイデオンとガンダムを戦わせた結果、クロスボーン・ガンダムシリーズという大巨編を何十年も描くきっかけになった長谷川という人もいますが。


  • 作画

 悪くない。悪くないんだけど、平坦。
 最近の作画はキャラクターを描いておくだけじゃなくて撮影処理で陰影やグラデを付けていたりする。甲鉄城のカバネリで注目されたけど、チークをいれたり虹彩をギャルゲー塗りしたりするのは割と普通にある。


 で、ガンダムナラティブはガンダムユニコーンの流れを汲んでいるのでまあまあ安彦良和先生を意識しているし、どちらかと言えばリアル系の作画。
 なんだけど、子どものリタがガンダムAGEみたいな美少女。


 まあ、子どもの頃の美少女は美少女でそれはいいんだけど、ヨナとか男性の軍人の顔があっさりしている。いや、それなりにデザインとしては男らしくごつごつした顔の男性なんだけど、ただ、なんなんだろう。機動戦士ガンダムユニコーンほど情報量が多いキャラクターの顔じゃない。カバネリとか進撃の巨人みたいに顔に撮影エフェクトをかけて光らせたり影をつけたりとかはあんまりしてない。平坦な印象。
 いや、まあ、情報量が多い精緻なキャラクターがアニメの正解かって言うとそれはそれでそうじゃないとは思うんだけど。
 先月のサンダーボルトやその前の閃光のハサウェイのキャラクターの作画の情報量が多かった反動かもしれないのだが。


 なんか、ミシェルとかも、リアルな大人のガンダムというより、バトルスピリッツやアムドライバーくらいのリアル加減のちょっとキッズも見る感じのロボットアニメ、みたいな印象を受けたキャラクターの作画だった。


 もちろん、Vガンダムとか∀ガンダムとか、殺伐とした展開に見えないようにわざとあっさり目の作画にするという先例はガンダムでも普通にある。
 ただ、ナラティブの前日譚であるユニコーンはわりと高齢視聴者を対象にしているようだし、メカ作画もCGなども駆使して精密に描いている。


 そういう前作からの想定視聴者層の年齢とメカの描き込みに比べると、人物の作画がちょっと抜けているように見えて、うーん。ってなった。


※追記
 しかし、70~80年代のアニメは今のアニメよりも明らかに色の数も線の数も少ないけど、いまだに名作として語り継がれている作品も多い。79年の安彦良和先生のガンダムの絵はORIGINに比べると圧倒的に線が少ない。しかし、色気がある。不思議だ。


 来週で終わるんですかね?


 水星の魔女は放送開始前に特番をするらしいですね。Gガンダムから29年ぶりに、「帰ってきた!内山信二とマイケル富岡」特番をぜひともやってほしいものですね!


 謎のシルエットクイズとかでもいいぞ!

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機動戦士ガンダム ナラティブ TV版1

 なんでディジェみたいなアムロとカラバがテキトーにリック・ディアスをデッドコピーしたような、使いにくいカスタムMSがグスタフ・カールやジェガン?ジェスタ?よりも強いのかとか、なんでナラティブガンダム1機の方が複数の下駄付き特殊部隊モビルスーツ編隊よりもフェネクスを追い込んでいるのかがよくわからなかった。


 ナラティブガンダムのフィン・ファンネル応用捕獲機みたいなのも、単機運用より、複数機でフィールドを張った方が効率的というか。そもそも連邦の軍事作戦の合間にルオ商会がナラティブガンダムで乱入するのは事故が起きそうなのでやめた方が。(その割にあっさり母艦に居場所を確保しており、それなら最初から連携した方が…)


 単純にどのメカが何で強いのかがよくわからない。なんか謎パワーで部品を分解するとか言われても…。


 でも、なんかノリノリの音楽が流れてるときは強い感じ、みたいな、理屈よりバイブス優先みたいなところがあるのかな。


 僕は福井晴敏先生のガンダムユニコーンシリーズがそんなに好きじゃないんですけど。僕の意見はともかく、色々と売り上げがよかったっぽいので、こういう続編が作られるのも仕方なかろう。


 しかし、装甲を外したモビルスーツがやせっぽちというのは、そりゃそーだろとしか。
HGUC 機動戦士ガンダムNT ナラティブガンダム A装備 1/144スケール 色分け済みプラモデル


 ナラティブガンダムはコア・ファイターがむき出しって言うのが特徴だけど、今回の段階ではそれほどビジュアル的に実視コクピットというのがわからなくて、今後に期待。
 ていうか、コア・ファイターがむき出しだけどその真下にハイメガキャノンついてんのか。大丈夫か?(まあ、頭部センサーの真上にハイメガキャノンを着けたZZの方が狂ってるけど)


 コロニー落としは子ども3人がどうこう言ったところでなんとかなるレベルなのかな?いや、避難できるんか?シェルターでもあったんですかね。


 ゾルタンはシャアに似せる気がなさ過ぎて面白いね。一応影武者なんですよね?


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10分で書いたガンダムサンダーボルトで2万アクセス

 大体前回と同じですけど。


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 10分で書いた雑文でアクセスが普段の10倍以上になるとこうもなろう!

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

 いつもいつも徹夜したりして頑張ってガンダムとかアニメの面白いところを感想にしてるのに、雑に「つまんねー」って書いたら「モヤモヤを言葉にしてもらった!」とか言われてアクセスが増えてる。

 ブクマ数のわりにアクセス数が多いのは謎だけど、アクセス解析だとGoogleから直で来てるみたい。グーグルの検索上位というわけでもないけど、僕の環境のせいか?


 ほんとうはアニメの面白いところを鋭い分析してみんなが楽しくアニメを見る助けになるような文章を書いて、みんなに好かれるブロガーになりたかったのに、10分で「クソ編集つまんねー」って書いた記事の方が普段よりめっちゃ読まれていると、なんかつらい。
 読者の人から「気持ちを代弁してもらった」って言われたけど、「クソ編集つまんねー」なんて別に代弁するほどの感情ではないので。もっと、こう、真善美とか人間の本質に迫るみたいな、そういう人の深い部分の感情を描きたいんだけど!


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 こっちの方が伸びてほしかったんだけどなー。


 広告収入も10分でこの金額?風俗で働くより効率いいじゃん!って感じ。たぶん、普段僕のブログを読みに来るオタクは広告ブロッカーとか入れているインターネット上級者だけど、雑記事に雑に集まる一見さんの方が金を落としてくれる。か、悲しい…。



 はー、なんにもしたくない。



 まさにこれ。


 寝るのがすごく気持ちいい。寝る。


 まあ、日本橋ヨヲコ先生の理論によるとさぼるのに飽きたらなんかするらしいので、元気や活力が出たらなんか書きます。
 こないだ、おいしいラーメンを食べに行ったのに、外出先で吐き気止めを持っていくのを忘れたせいで吐いてしまったので、まだ何となく不調です。
 金龍飛かよ。


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機動戦士ガンダム サンダーボルト TV 3/3 編集に無理がある

↑なんか、はてな村ランキング制度が始まったぞ
 バナーを押すとランクが上がるぞ。読者の人にリターンはあるのか?



 んで、それはそれとして、機動戦士ガンダム サンダーボルトTVエディションですが。見たときの体調が悪かったのもあるけど、あんまりおもしろくなかった。(精神障害なのか胃弱なのか、普通の食事でも吐き気止めを飲まないと体が受け付けないっていう、あしたのジョーの金龍飛みたいな体質になってしまった。親は死んでいる。その割に痩せない)


 作画も芝居も高水準なんだけど。なんかこう、心が揺さぶられなかった。
 いや、戦艦など一部メカの作画についてはむしろ描きこみが多すぎて「これくらいのカメラ距離なら、もうちょっとパネルラインとか省略した方が見やすいんじゃないの?」とは思った。
 しかし、それも些末なことだ。
HG 1/144 アトラスガンダム(GUNDAM THUNDERBOLT BANDIT FLOWER Ver.) プラモデル 『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』より(ホビーオンラインショップ限定)


  • 戦争の芝居が戦争ドラマすぎる

 「誇り高きジオンのために死ぬんだ!」とか「俺たちは戦う必要がないんだ!俺も故郷を失ったんだ!」とか言うの。うん。まあ、感動的なセリフではあるんだけど、戦争物のテンプレって感じで、「別にいまさら手あかのついた表現のセリフを言わんでも」って気がした。
 そりゃー、戦争を描いた作品なので戦争を描いた作品っぽいことを言うのも論理的ではあるけど、なんか孫引きのような感じは否めず。


 イオが義手義足のダリルを見て「こんな体のやつに負けたなんて!」って言うのもそれっぽいんだけど、なんか小物っぽくなった気がする。(まあ、サイコザクの仕組みをイオは知らんので仕方ないけど)
 イオが捕虜虐待されるのもまあ、ありがちと言えば…。


  • 感情の句読点がわからない

 フルアーマーガンダムとすごい強いザク(サイコザク?)の死闘はアニメーションの動きとして面白かったし、がんばっていたと思う。
 でも、まあ、外付けのミサイルを撃ち尽くした後に追加装甲を外すのもテンプレと言えばテンプレだし。


 ダリルが海にいる解放感もまあまあ良かった。でも、なんで突然、海にいるのかとかなんでアッガイとか、ア・バオア・クー以降も続くの?なんで?とか、なんでホワイトベースっぽいのが大気圏突入してくるの?とか、謎の情報量が多い。


 多分、ドラマの感情線の起点と中間の動きは上手いんだと思う。
「ただ、結局どうなったの?」という感情の落としどころが少ない。多分、本来の話数より少なくしてカットされたシーンが多いからだと思う。
 ガンダムの商業アニメとしては仕方ないところではあるが、やっぱりアトラスガンダムをねじ込むために「一年戦争編」でかっちり区切りをつけないで何となく俺たちの戦いはこれからだをしてしまった感じがする。


 フルアーマーガンダムとサイコザクの戦闘が決着するところは、句読点がついてて絵としてもきれいにまとまっていたのでそこで終わってたらいいんだけど。


 うん、アトラスガンダムはカッコよかったよね。面白い動きだったし。まあ、宇宙世紀0080年にあんなフレーム構造の機体があるのかって言うのがわからんが。(パラレルだが)
 そもそも何のための地球降下作戦なのかがわからない。コムサイを機銃で迎撃しつつ、それを目印にしてアトラスガンダムがやっつけるのはロボットアニメとしてのカッコよさはあった。でも、「なんで戦っているのがわからん」ので、「コムサイを撃ち落として問題は解決したのか?」と投げっぱなしにされた感じがする。
 Gのレコンギスタがわからない、という人はそういう感じだったのだろうか・・・。


 連邦とジオンの両方に守るべき女性、みたいなのがいたけど、イオは艦長代理がいなくなったことに対するリアクションが薄いし、ジオンの先生は生死不明だけどリアクションを取る人がいない。(僕も見方が雑だったらすみません)


 この感情はここで落としどころ、では次の課題、っていうドラマの積み上げ方の連続する納得感が薄かったような。


 というか、機動戦士ガンダム 水星の魔女の放送休止期間に、新規ファンに他のガンダムのことも見てほしい、という企画で1月は閃光のハサウェイ、2月はサンダーボルト、3月はナラティブ、という区分けだと思うけど。


 僕はサンダーボルトは今までアニメも見てないし漫画も読んでないんだけど、この3週間に編集された機動戦士ガンダム サンダーボルトテレビ版を見て「サンダーボルトを知りたい!」って言う気分にはあんまりならなかった。というか、「作画はいいけどよくある戦争物」という感じで、じゃあ、松本零士原作の「ザ・コクピット」やMSイグルーでいいじゃんってなる。


 なんか戦争より重要なものがあるとかいう謎のおばあさんも謎だったし。(ガンダムにこんな人いたっけ?)ってなった。謎宗教っぽいのも謎だった。謎のまま放置された感じ。


 まあ、かなり乱暴に構成を変えられたようなので「モビルスーツの作画はいいんだけど…」という感じでモヤっとした。

  • ガンダムのプレミア感が薄い

 ダリルがイオに「悪名高いガンダムのパイロット!」って言うけど、ア・バオア・クーにガンダムもどきがいっぱいいるし、そもそもガンダムはアムロのものだし。なので、イオのフルアーマーガンダムの特別感がわからない。
 主人公ガンダムはやっぱりプレミア感が欲しいんだけど、なんかジムが壊れたのでフルアーマーガンダムが支給されましたー、くらいでそこまですごいガンダムに見えなかった。(イオが最初に乗ってたジムにもコアブロックシステムがあったし)


 ダリルのサイコザクは動かすためにパイロットの手足を切断するくらい重みがあるロボなのでフルアーマーガンダムのドラマ性がちょっと少ない気がしたんだよなあ。まあ、学徒動員兵部隊を見捨てて単騎で戦う、というのはちょっとドラマ性があるけど。でも、コーネリアスとかと合流したイオは前回、「生き残ったらまた会おう」みたいに演説した少年兵(何人かは生きてたよね?)に何の挨拶もなく。


 まあ、フルアーマーガンダムはプラモ狂四郎世代の人には愛着があるのかもしれないけど。
 色もまあまあ、大人っぽくてカッコよかった。


 そこからなんでアトラスガンダムにいきなり乗ってるのかわからん。


 なんでガンダムがこんなにたくさんいるの?とか、結局、こいつらはなんのために戦ってたのか?って言うか戦後から何日くらい経って、なんでダリルは地球におるの?
 突然のビグロ。
 とかがほぼ謎。


  • 初心者の導入に向いてない

 まあ、機動戦士ガンダム サンダーボルトは大人のガンダム?みたいな高年齢層がターゲットなのかもしれないけど、一応「日5」という子どもも見る放送時間帯じゃないですか。そこでまあ、残酷描写がどうこうっていうのは、無粋なので言わんけども。


 これを見た小学生って、機動戦士ガンダムサンダーボルトのフルサイズ版をわざわざ見ようとか、原作を読もうとか思うのか?


 僕の見方が雑なのかもしれないけど、「OVA版は全何話で、原作のどこまで映像化しているのか」とか「原作はどういう区分けで、今回のテレビアニメでは第何巻までの話なのか」とか、「そもそも漫画の存在が視聴者にわかるように紹介する気があるのか」というのがわからなかった。
 パズドラコラボのCMを2回もするんだったら、原作漫画への導入とか、「OVA版の第何話に続く」とか、ちょっとは導線を作ってほしかったなー。
(掲載誌のスペリオールは角川書店ではないのでスポンサーの関係で難しいのかもしれないけど)(サイダーボルト自体が外伝的作品なのにさらにその外伝も多くてややこしさはある)


 うーん。Gレコがわからないって言われて反発していた僕ではあるが、サンダーボルトもGレコくらい何回も見たらわかるのだろうか?テレビ版はライト層向けだと思うので「テレビ版でもなんとなく分かった気になる」というのが大事だと思うし、それだったら細かくカットして改変するとか話数を減らすとかアトラスガンダムをねじ込むとかせずに、「一年戦争編をまとめました。続きはOVAの第何巻から見てください」って言う方がきれいかなーって思う。1分くらいの紹介動画を放送するとか、放送時間に足りないなら、「よくわかるサンダーボルトYouTube動画」とかを紹介するとかしてほしかったな。
 まあ、アトラスガンダムは動画映えするのでねじ込みたい気持ちは分かるんだけど。それなら枠をもうちょっと増やしてあげてほしい…。水星の魔女は何回かお休みをもらったのに・・・。


 最悪な感想だけど、「オタクはモビルスーツがかっこよかったら面白がるんだろ」っていう企画の態度が透けて見えた気がした。



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機動戦士ガンダム サンダーボルト TV 2/3 ロボはいいけど人が

 テレビでやってたので見た。


 ロボットって言うか、まあ、ガンダム世界ではモビルスーツと呼ばれる人型ロボットが戦うんですけど。


 ちょっといい部分と微妙な部分があった。
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第2話(セル版)

  • モビルスーツの良かった部分

 割と過去のガンダムをトレースしつつデジタル作画にアップデートしたような機銃の撃ち方とかヒートホークとかがまあまあ良かった。


 とてもよかったのはダリルのザクとイオのガンダムの死闘ですね。残骸スペースコロニー内での無重力市街戦高速戦闘というのは割と珍しいし、迫力もあった。


 フルアーマーガンダムが高出力ビームと高機動性と重装甲で強いんだけど、若干ガンダムに劣るダリルのザクはクソデカプロペラントタンクロケットとか多重マウント使い捨てバズーカやザクマシンガンって言う実弾をボコスカ使いまくってガンダムに肉薄していて迫力があった。
(フルアーマーガンダムはエネルギーパックを使い捨てにしてたのかな?短いカットなのでよくわからんかったが)
 連邦は基本ビームでジオンは実弾、みたいな分かりやすさはあったなー。(大型のモビルアーマーになるとジオンの方が盛大にビーム使いまくるけど)


 ザクに瞬きするワイパー機能くらいつけろよって言うかサブカメラがあるだろ、って思ったけど、指が多機能なのは面白かった。


 まあ、作画関係は僕よりも詳しい人がいると思うんだけど。


 おおむね楽しく、(まあ、戦争アニメを楽しいというのもよくないのかもしれないが)ロボットの戦いが観れた。
 戦闘シーンにジャズや讃美歌をかけるのはなんかカウボーイビバップに影響されて背伸びした高校生の自主製作映画みたいな気がしたけど、まあ、そこまでダサくなく、そこそこ楽しかったと思う。



 ちょっとよくわからなかったのはエンディングテロップの入るタイミングが早いというところで、テロップの後は、便宜上Cパートかな?それも戦闘シーンなのでさっさと終わる闘いかと思ったら意外と長く続いたので、うっかりしてたら監督の名前が出たところで見るのをやめていたかもしれない。最近はCパートでインパクトを出すのが流行ってるのかもしれないけど。
 一応CMは入ってないので見続けられたけど。ただ、Bパートでテロップが出ていた時も激闘は続いていたので、うーん。
 まあ、好意的に解釈すると元々は映画かOVAとしてつなげてあった作品をテレビ版で本来の意図と違って切って放送しているので、Cパートの激闘にはテロップをいれたくなくて絵を見てほしかったのかなーって思うけど。個人的な主観では、ちょっとテレビで見てるテンポ感で見てたので、テロップの入るタイミングでちょい違和感があった。まあ、些末なことですが。


  • ロボットのよくない点

 ジムの新兵。新兵が次々に死ぬのを見せたかったのは分かるけど、僕にとってモビルスーツは格闘型宇宙戦闘機なので、戦場で密集しすぎだろって思った。お肌の触れ合い回線も戦闘中は危険だと思う。(味方機でも相対速度が高かったらどっちも壊れるので)
 うーん。好意的に解釈したら、超望遠レンズで撮影しているから密集しているように見える、のかなあ?


 まあ、宇宙ロボットの高速戦闘を撮影するカメラって言うと、確かにそれなりの距離を置いた望遠レンズになりそうだけど(まあ、アニメなのでそこはかなり嘘ついてる作品の方が多いけど)
 (ガンダムTHE ORIGINのジャブロー戦でザクがギャグみたいに密集して将棋倒しになるのは嫌い。モビルスーツは人間ではなく、戦闘機にも戦車にもなれるスーパーロボットなので、あんなに歩兵ファランクスみたいに密集するわけねーだろ!)



 ダリルのザク(これもサイコザク?次回のタコザクがサイコザクではなくて?)の手足を切断して神経接続するのがやっぱり意味わからんかった。
 開戦初期に歩兵として従軍して、足を吹っ飛ばされて義足になって数か月して、モビルスーツパイロットになった、ってのは分かる。一昨日左腕を戦場で飛ばしたので右腕も切断して義手にします。っていうのは、あの、慣れの問題とかじゃなくて、普通に傷もふさがってないだろうし免疫系のアレルギーとか抗体反応とか痛みの問題で無理だろって思ったけど。
 ジオン驚異の技術力、なのかなあ~~~~。エルメスのララァは素でちょっと大きめのヘルメットを被っただけでエルメス本体と数機のビットを操縦してたけど、フラナガン機関より劣っている研究部署なのかなあ?(ララァはフラナガン機関で優等生と自称していたので、ララァと同期の訓練生もいたはずなんだが)


 ていうか、ダリルの義手と義足って膝と肘より先で切ってるので、あの、腕や脚を振り上げたり関節を曲げる信号が通っているのかわからん。運動神経ってそんなに賢くない気がする。指を高速で動かしてタイピングをするような感覚で情報を入力しているのだろうか?なんか体の延長として描写されてるっぽいけど。(確かに僕は口でしゃべるより早くタイピングができるけど、それはかなり無意識にやっている)
 色んな人がツッコミを入れているけど、確かに鉄血のオルフェンズの阿頼耶識みたいに脊髄で接続した方がいいと思うのだが。
 うーん。阿頼耶識システムはマクギリスの予想の上を行ってバーニアスラスターとか尻尾を拡張認識で制御できるけど。下腕と下脚の運動神経を接続してザクに積みまくった大量のバーニアとかランドセルについてるアームとかランドセルにマウントした状態でも撃っていたような感じの銃器を制御できるのか、よくわからん。ニュータイプの精神波動でもないらしいし。そもそも切断された運動神経が断面で機械に接続できるのかがわからん。切断するというより、腕や脚の内部の運動神経を残しながら筋肉と骨を向いてはがして、培養液を満たした容器のような物に神経組織を定着させる、みたいな方式の方がリアリティがあるかな。鉄血のオルフェンズのアインさんは元々四肢が吹っ飛んでたのでリサイクルって感じでしたけど。クロスボーン・ガンダムのドゥガチは培養液の中でモビルアーマーに接続してたけど、戦闘のプロではないので割とのろまだった。
 でも、神経の信号をモビルスーツの複雑な操作に直結させるんなら、別に手足を切断せずに、ZZのハマーン・カーンや逆襲のシャアのシャアがつけてた脳波検知器で十分な気がするけど。うーん。未来だから現実にはない技術が使えるけど、未来の科学力をどの程度のレベルに設定するかって言う調節は難しいよね。


 まあ、わかりやすい「傷痍軍人」の絵としてはそれっぽいし、太田垣康男先生の宇宙世紀ではそうなんだよって言われたら、そうっすか、としか言いようがないんだけど。


 別に四肢が切断されるっていうのが戦争の悲惨さ、とは個人的には思わんなあ。戦争だけでなく色んな事情で四肢がなくなる人はいるし。僕もストレスから突発性難聴になったり、左半身が急に麻痺して転んだり心臓を刺されたような激痛がする病気を十年以上患っているので。治療法はない。医者からは「お前は症状とトラウマが多すぎるので病名を特定できない。書類は鬱病で通るから便宜上鬱病ということにしろ」って言われている。


 ていうか、やっぱりアニメではなく連載コミックが原作で引きを強くする作風だからか、ダリルのパワーアップが普通の傷痍軍人のリハビリとかバイオ接続の段取りよりもスピーディーで、すごいとは思うけど、ちょっとリアリティは減ってる。(攻殻機動隊原作での素子のツレのサイボーグ手術は日帰りだったかな?でもアレは電脳化した脳殻を他の義体に移動する手術っぽいからちょっと違うか?)


 機動戦士ガンダム サンダーボルトはモビルスーツのシールドや機能性を増やした機械的なリアリティはあるんだけど、サイボーグ技術や神経接続の生物学的リアリティは低いので、ちょっと微妙な齟齬がある。
 

 ゲッターロボやGガンダムくらい、雰囲気と気力でスーパーロボットを操縦するって言う方が逆にリアリティレベルが統一されているかもしれない。


  • 人間のダメさ

 モビルスーツの戦闘としては、まあ、面白かったんだけど。


 ほぼほぼ、イオとダリル以外の人間がモブになっていて人間ドラマとしての進行速度は遅かった気がする。
 一応、イオとダリルの側にそれぞれ「守るべき女性」みたいな人が配置されているけど、それも割と古典的だなあ。
 「守るべき人のために戦う」って言うのが、個人的に嫌いだし。大切な人を最も効率よく守る方法は、最初から誰も大切に思わないことだ、って個人的に思っている。僕は僕の都合でしか動きたくないね。自分の殺しの原因を「守るべき大切な人」に押し付けるのは嫌いだ。俺は俺の気分でぶっ殺す。カビとかダニとか、シロアリとか。や、やだなー。僕が人間を殺すわけないじゃないですか~~~~。


 というか、戦争している戦艦で、いい大人がギャーギャー騒ぐのはちょっとみっともないなーって。まあ、これもドラマの盛り上げ方の一つで、太田垣康男先生の作風はこうなんだよって言われたら、そうっすかとしか言いようがないんだけど。
 イデオンのフォルモッサ・シェリル博士はギャーギャー騒いでアル中になるけど、コスモとかからは「そんな場合じゃないのに騒ぎやがって」みたいに面倒くさがられていたような…?


 ていうか、連邦軍側の戦艦の副長(?)が生存していた艦長代理に暴力を使う理由が分らんかった。指揮が下手くそだから負けたって思うんなら、その前に自分で作戦を立てるとかしろよ。負けてから女に責任を押し付けて暴力をふるうのはクソ過ぎる。そんなにヘイト溜まってたのか?


 まあ、イオと艦長とメガネの三人組の青春の悲劇性を高めたいんだろうなーって思ったけど。ちょっとそこでモブ副長のヘイトを起点にするのはうーん。


  • 戦争体験

 まあ、現代日本での戦争体験ってだいたい国粋主義と、敗戦とGHQの占領からの西側属国で共産圏に対する盾としての歴史だと思うのですが。(そもそも鎖国しがちな島国だったのでユーラシア大陸の領土争いには、蒸気機関などの艦船の進歩以降の日清、日露戦争まであんまり参加してなかった)
 でも、リアリティのある戦争マンガを描くために戦争を起こしたり、戦争に参加すべきって言うのは主客逆転だと思う。戦争はなるべくしない方がいいと思う。火薬ももったいないし。
 

 僕は臆病者なので、足の爪が剝がれただけでも痛くてたまらないし、その数十倍痛い銃撃とかを受けたくない。そして自分が痛みを受けたくないからと言ってそれを他人に押し付けるほど自信もない。


 最近ははだしのゲンを学校の図書館に置くの、置かないのって話題があるけど、戦争は一握りの金持ちのためって言うわけでもないんだよね。僕の祖父は地方豪族の妾胎で陸軍中野学校からスパイになってWWIIの戦争犯罪から逃げるために戸籍を偽造して戦後は公安幹部をしていたような人だし、その祖父の虐待が僕の母親の自殺の遠因になった。
 というわけで、戦争をするような奴はクソだし親の仇だけど、そういう祖父がいたから俺は存在しているという善悪の彼岸にいる。


 なので、正しい戦争描写とか正しい戦争というものもないと思っているのだが。


 とりあえず人を痛めつけるのは紳士的ではないので、なるべく避けたいし、人を殺さないと生きられないようになったらそれは自分の落ち度なので自殺した方がいいと思う。でも、ムカつく奴をぶっ殺したら生き延びられるとか、生牡蠣を生きたまま食うのがおいしいとかそういうのもあるので、なんとなくやります。


 まあ、そういうてもやな。ガンダムなんて戦争をエンターテインメントにしているロボット残虐ファイトコンテンツに過ぎないんだから、それで正しい戦争を知ったとか、ガンダムの戦争描写が間違ってるとか言うのも阿保な話なんよね。
 淡々と歴史を読むしかない。(安彦良和先生は歴史に詳しいのに、なんで戦闘描写はあんななのか…)
 まあ、一億人いたら一億通りの戦争観があるんだろうね。



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機動戦士ガンダム サンダーボルト TV 1/3 悪くはない

 まあ、見てなかったんですけど。端的に言うと食わず嫌いだったのと金を出すほど面白そうじゃなかったので。
 テレビで見ました。
 ガンダムだから何でも見るという時期は終わったので。(ガンダムエースもORIGINが終わってから富野監督が大きく出るとき以外は買わなくなったし)

 
機動戦士ガンダム サンダーボルト 第1話(レンタル版)

 「えっ?この時期に”ガンダム”って機体名称がジオンの末端部隊に広まってるの?」とか、色々とガンダム公式年表とかと違う部分があるんですけど。
 まあ、パラレルワールドらしいので、まあ、そういうもんかって思うと、ガンダムのガワを被っているけど戦闘バトルアニメとしてはそんなに悪くなかった。
 水星の魔女はたまに人物とメカと背景が馴染んでないっぽい気がしたけど、サンダーボルトは全体的に動画を見てて鬱陶しい部分はあんまりなかったです。
 破壊されてビルやエレカなどの残骸が浮遊するスペース・コロニーの内部という非常に立体的に入り組んだ舞台もうまく描けていると思った。(大変そうだなーとは思った)


  • グロ描写

 水星の魔女がBPOで問題になったとか、そういう外野の話はあんまりどうでもいいけど。


 あんまり義手義足部隊ということに対してはそんなにグロいとは思わなかった。シンプルなデザインの義足なので。ジオン軍側の主人公のダリル・ローレンツも開戦初期の地球降下作戦の歩兵で、宇宙ではなく地球で脚を失ったらしく、そこはそれほど残酷とか、気にならなかった。
 まあ、歩兵ならそういうこともあるかなーって。
 (手術シーンで泣いてたおばさんは泣くためにわざわざ地球まで降りてきたのか、わざわざダリルを宇宙にあげてから義足の手術をしたのか、ちょっとよくわかんないところもあった。)

 神経接続する義足も開戦初期からアニメの舞台となる12月の段階までには免疫的にもリハビリ的にも間に合うかな、と思った。(次回、腕を切断するらしいが、それはちょっと良くわからない)
 いや、まあ、歩兵として参戦していたダリルが一年戦争の期間中に義足に馴染んだうえにモビルスーツを使った宇宙スナイパーになるというのは、ちょっと頑張りの速度が速いな、とは思った。いや、そもそもモビルスーツの手足の技術は義手義足の技術がフィードバックされているという設定もあるし、義足のダリルが普通のMSパイロットになるのはわかるけど、凄腕のスナイパーになるのはちょっと成長が速すぎる気がする。でも、まあ、萬画だから勢い優先なのかな?



 連邦軍側の主人公のイオはなんであんなに手際よくコア・ブロック・システムもどきでダリルたちの部隊に接触したのか、よくわからない。(経過はOVA版では描かれているのだろうか?)
 というか、敵のモビルスーツを奪うのはまあ、アクションものとして許せるけど、(なんでリック・ドムのハッチが簡単に外から敵兵によって開くんだよ、とは思うけど)、入り込んだリック・ドムの中でイオがべらべらしゃべったり、初見でちっさいモニターに映った義手義足部隊の隊員が義手義足を使っていると認識して、その上でさらに嫌味を言ったりするのは、ちょっとスピード感が速すぎると思った。(ていうか、そんなに敵に対してベラベラしゃべる必要はあるのか?って思うけど、まあ、マンガだしな…。つかみのインパクトは大事か。)


  • よくわからない部分

 こういうブログを書いていると、「グダちんさんの分析力がすごい!」と言われて褒められたりAmazonほしいものリストから食い物をもらってそれで生活していたりできて、まあ、それは有り難いんですけど。
 僕の分析力がすごいと思うのは、読者の人の感想ですよね?僕自身は見たままを素で書いてるだけなので。
 それに、この「サンダーボルト」は10年も続いている萬画作品なのだが、僕は完全に今まで触れていなかったので、完全にこの作品に対してはニワカです。
 でも、別にすごい分析力とか知識をひけらかすためにアニメの感想ブログを書いているわけではなく、単にオタクだから見たアニメの感想を書いてるだけです。最近はまあ、話題作とか特に面白かった作品に絞って書いていますが、20代のころは見たアニメ全部の感想を書いていたから。


 というわけで、まず、サンダーボルト宙域でなんで雷が発生しているのかというタイトルコールの設定の時点で分かっていない。えっ?宇宙やぞ?地上の雷は大気を引き裂いて電子が飛ぶからああいう風になるわけで、真空の宇宙空間で電子が移動するときに雷っぽい感じになるのか?とか、そもそもその電力源はどこから来ているのか?太陽風?コロニーの残骸の中の壊れた発電所?コロニーの残骸と残骸の間から通電しているという設定があるが、コロニー潰しは開戦初期のものなので、11カ月以上も電力が滞留しているというのはちょっとよくわからない。
 まあ「俺の宇宙では雷の音が鳴るんだよ!」ということなんだろうけど。


 でもサンダーボルトの雷がバトルに影響しているところもあるので、単に格好をつけているだけでもないらしく、ちょっとよくわからない。そんなにメガ粒子に鑑賞するほどの出力の高い帯電現象が起こるのかが全く分からない。(そんな危険な宙域なら別にわざわざ両軍が奪い合わなくても、迂回したらいいだけでは?)



 そもそも萬画の後半に登場するアトラスガンダムも「いや、0080年にこの関節構造はないやろ」という感じなんですけど。まあ、太田垣康男先生の宇宙世紀ではそうなんだろ。


  • 残念な部分

 太田垣康男先生の前作(というかサンダーボルトの時は休みつつ並行している)「MOONLIGHT MILE」も他民族の軋轢と同時に宇宙開発のロマンを書いている萬画なんですけど。オリジナルでもかなり力のある萬画を描ける人でも、やっぱりガンダムのブランドの暖簾を借りた方が売れるのかって言う切なさはあるよね。


 あと、テレビエディションなんですけど、三分割で1/3が放送されたのかな?(あんまり全話数もわかってない)


 イオに最新鋭機のフルアーマーガンダムが渡されるけど、さっきまでジムに乗ってた奴にいきなりフルアーマーガンダムが来るのはちょっとスピード感が速すぎる気がした。
 まあ、ガンダムだし速くて重装甲でビームの出力も強いというのは分かったし、ガンダムの凶悪な顔の演出も決まっていたし、イオの出自が特別ということも補強されていたんだけど、ちょっとガンダム出現するのとガンダムに馴染むのが速くて、オタクとしてはガンダムの特別感が薄い気がした。重装甲ジムではダメなんですかね。
 (というか、ファーストガンダムではガンダムは一機一機種だったのが、いつの間にか増える…)


 で、ガンダムが出て「ガンダムってスゲーな」って思う間もなく、サイコザクの訓練シーンが入ってきて、ちょっとガンダムのプレミア感が薄い。いや、ダブル主人公なんだろうけど…。



 ていうか、ジャズが聞こえたときに殺すって言っておきながら、ガンダムで接近した時にはジャズを鳴らしてないのは???


 宇宙世紀なのにオールドスタイルなジャズって言うのはちょっとよくわからなかったけど、まあ、ハッタリとしてはよかったかな。ダリルの音楽の趣味はよくわからん。



 そもそも、ミノフスキー粒子が濃くてちょっとした物音や接触回線が重要な戦場で音楽を聴いてる余裕があるのか?とは思う。イオは個人戦スタイルっぽいけど、ダリルは連携して狙撃をしているので、音楽を聴いてていいのか?


  • まあまあ良かったところ

 イオが宇宙世紀なのに20世紀のジャズを愛好していたり、出会ったばかりのジオンの義足部隊に嫌味を言っていたりするのは軍人としてはよくわからんのだが、まあ、その前に変人っぽい凶暴な奴ということは演出できていたので、「まあ、変人なら仕方ねーか」って感じでした。
 ダブル主人公だからか、ガンダムの凶暴さというか無敵な怖さがジオン視点で描かれているのもまあよかった。ジムに比べるとガンダムは目つきが悪いからな。


 発進シーンで機械的に自動的にジムに装備が装着されるのはよかった。それで、損失を受けてグダグダで帰還するのも対比としてよかった。


 ただ、やっぱりシールドやアームが多いとはいえ「じゃあ、そんだけジムやザクからデザインを変えるんならガンダムじゃなくてオリジナルロボットマンガでやればいいのでは」という暖簾貸しの切なさはある。(幾原邦彦と永野護のシェル・ブリットみたいにモビルスーツとは全く違うアプローチの宇宙ロボットのデザインはある)


 ダリルが幼少期に地球で暮らしていたというのはWikiを読まないと分からんかったけど、まあ、地球で走っていた少年がジオンに戻って義足でロボットに乗ってるというのは、まあ、それなりに切なさはあった。
 (サイコザクとはいえ、パイロットの筋肉神経を直結させるのはよくわからんけど。サイコミュとは違うのか?シャアが接触したフラナガン機関以外にもニュータイプとかサイコミュの研究施設はジオンにあったのだろうか。まあ、パラレルワールドだけど。義足を直結させるのとサイコミュは微妙に違うよな)


  • 総評

 というわけで、まあ、富野ガンダムや平成三部作くらい愛着が沸くガンダム、って言う感じはしなかったものの、普通のアニメ作品として作画が劣っていたり話が退屈、というほどひどくはないので、まあまあ面白かったと思う。CG背景の硬質さが馴染んでないのが多かった水星の魔女よりもアニメとしては見やすかったかな。
 水星の魔女はキャラクターはかわいい感じだったけど、背景のCGが固かったりして、そこが馴染んでなかったけど、サイダーボルトの人物作画は結構濃い感じだったので、ディテールの多いロボットや複雑な背景にも負けてないというか、見やすかったと思う。


 男女の恋愛関係がめんどくさくなりそうな予感はあるけど、それは今後に期待。


 とりあえずガンダムのオタクではあるし、今まで食わず嫌いと課金控えをしていたものの、まあ、テレビエディションで話題性もあるし、タダだし、ということで見たのですが。ちょっと感想としては雑ですけど。まあ、第一印象はこんな感じです。
 あと、メカクレくんが割と面白かった。



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インクエッジ @02Curry は #水星の魔女 から逃げたヘタレ #G_Witch 後編

(前編)
nuryouguda.hatenablog.com


  • インクエッジがなぜ水星の魔女ラストを見ていないのか

 当ててやろう。「正しくないから」です。


 水星の魔女の第一クールのラストのグロシーンや今まで出し惜しみしていた戦争やら地球との関係の情報を一気に出して来たのは、インターネットで賛否両論だ。
 「賛否両論」これはパターナリストが最も嫌うものの一つだ。

 パターナリズム(英: paternalism)とは、強い立場にある者が、弱い立場にある者の利益のためだとして、本人の意志は問わずに介入・干渉・支援することをいう。


専門知識において圧倒的な格差がある専門家と素人のあいだでは、パターナリスティックな介入・干渉が起こりやすい。たとえば、医師(専門家)から見れば、世話を焼かれる立場の患者(素人)は医療に関して無知蒙昧であり、自分で正しい判断を下すことが出来ない。その結果、医療行為に際しては、患者が医師より優位な立場には立てない。

 つまり、インクエッジさんは自分を専門家とみなし、僕を「頭がおかしい選民思想を持ち、迷惑で気分屋で意見が間違っている劣った存在」と勝手に定義して、「お前は間違っている!」と言って気持ちよくなっているおじさんなんだな。


 そして、僕が水星の魔女についての感想を書くのをやめたら、「お前は間違っている!」というキッカケが失われるので、インクエッジさんは水星の魔女について言及できなくなる。詰みです。
 ま、僕が「水星の魔女の記事のアクセス数が伸び悩んでいるし他にやりたいことがあるので書かない」と書いた理由も本心の一部だが、もう一つある。
「揚げ足を取ってくる奴がいる所では、まず足を上げない。そうすると、相手は揚げ足を取ることもできず停止する」単純な戦法ですね。


 もちろん、他にも水星の魔女の惨殺シーンについて意見を云々しているTwitterは沢山いる。同時に、水星の魔女のファンもいる。
 ここでインクエッジは選択を迫られる。
「水星の魔女の演出について、賛同か、批判か」
 しかし、彼は等間隔に置かれた「賛否両論」のエサのどちらも選べないロバと同じで、選択をすることができず、結果として1カ月、閃光のハサウェイのテレビエディションが4回放送されてさらに数日たった今も、水星の魔女の第一クールのラストを見たとも明言せずのらりくらりと逃げている。意見を言わない。感想も書かない。



 インクエッジは「自分は正しい見方をしている識者!」とアピールしたいので、彼が愛好しているコンテンツが正しいか正しくないかわからず、賛否両論の事態になっている時は口を開くことができないのだ。
 自分で何が正しいかを決められず、印象レベルの感想も書けず、世間の客観的な評価が定まるまで好きなアニメについて言及できないなんて、かわいそうだね!
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 オタクって、「正しい解釈をしてスゴイ!」って自分よりもライトなオタクに褒められるために感想を書いてるんですかね?


 僕は自分の意見や感想が正しいか、それを周りの人間にどう思われるか、そんな不確定で分からないものを気にするよりも先に自分の感想を書く。オタクだからな。


(実際、Gのレコンギスタのテレビ版のリアルタイム感想でキア隊長が風呂の栓になったあとに登場した小清水亜美声のラ・グー総裁の秘書について「悲劇を悲劇として引きずらなくてギャグを畳みかけてきたのが面白い」と書いたら、反感を持たれたことがある。それも覚えているよ)


 でも、たとえ人に反感を持たれようが、キチガイ扱いされようが、俺はオタクだからさ、自分の感想は吐き出さないと気が済まない。でもインクエッジは自分の感覚よりも「周りから見て正しいかどうか」を優先する。正しいことを言って優位に立っている自分、でなければインクエッジは気が済まない。


 僕は割と「初期状態で自分が間違うのは当然として、とりあえず素案を投げてみる」ということをする。当然、非難される部分と賛同される部分がある。それを観察して、次から少しずつ改善していく。試行錯誤、トライ&エラーで改善するためにはまず最初にエラーをするのは当然だと思う。エラーをするとしてもやってみなければ始まらない。
 実際、今度、ぼっち・ざ・ろっく!の元ネタになったロックバンドのライブに行くのでそのファンの人に「アイマスのライブみたいに応援グッズを持って結束バンドを腕にぐるぐる巻いていったらどうだろうか」と言ったら、普通に「観客が演者より目立つの、よくないよ」とたしなめられて反省した。反省するためにはまず間違わなくてはならない。間違って反省して、少しずつ正解に近づく。
八+八



 だが、インクエッジは間違いたくない。間違いを正す客観的な存在という自意識を保ちたいのだ。
 不平不満を言っても、自分自身から行動を起こさないのがドームポリスのピープルの習性だもんな。(大河内一楼脚本のキングゲイナー)
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  • インクエッジの「間違っている!」という快感

 じゃあ、大好きな革命機ヴァルヴレイヴの脚本家が大河内一楼大先生が手がけたガンダムの感想を書かないインクエッジは何をしているのかというと、「チェンソーマンの粗さがし」である。チェンソーマンのアニメ版が不評なのは大体全体的にネットの主流の意見なので、「チェンソーマンのアニメはここが間違っている!」というインクエッジの快楽原則に合うんだな。


 「オレはフツーに理解できている、フツーの理解ができていない奴はダメ」という、周りの社会的評価が定まって劣位とされるものを安心して叩くピープルだ。



「蛸の悪魔はこうする”べき”」の連呼だ。いや、ヒルの悪魔や未来の悪魔や血の悪魔があんな風体をしてる漫画なんだからタコそのものじゃなくてもいいんじゃね?
 しかして、そのインクエッジの「こうするべき、こういう描写が正しい」という論拠は自分の経験と自分の好みだけです。自分が大事なんだなあ。 



 古来から浪漫派と写実派の対立はあったわけだが、「現実ではこうだから創作物の中でもこうす”べき”」というインクエッジのアニメや漫画への向き合い方はずいぶんと窮屈だと思わんかね?



 そう、インクエッジの思想の根幹は「現実の本物」が正しいから、創作物もそれに沿うべきだ。

 なのである。創作物は取材と空想のブレンドで成り立っている。しかしながらインクエッジは無批判に現実を至上のものとしている。多分、彼自身は気づいていないだろう。
 「現実の本物に近づける事、それが正しい。なぜなら現実は正しい物理法則に沿っているから」というのがインクエッジの基本的な思考パターンだ。
 イマジネーションや演出よりも、インクエッジの中では「正しい現実」が優先される。それは多感な時期に80年代の「リアルロボットアニメブーム」を経験した者のインプリンティングなのかもしれないね。


 バスタード!の乳袋についてもそうなんだよ。


「さよなら絶望先生」の「原作通り」なんだよ。でも、インクエッジの意見は原作のどこがどう正しくて、アニメにする場合にどう翻案するかという「メディアの違い」よりも「自分が思春期に吸収した80年代の体験が正しくて、懐かしい、その正しい原作に近づけてほしい!」というとっちゃん坊やの譫言なんだよ!


 典型的な権威主義。過去に売れた原典、原作が正しく、売り上げが価値であり、現実の本物に近いものが偉い。でもその実態は「自分の思春期を肯定してほしい」というガキなんだよ。所詮、懐古趣味の歴史オタクだって判ったんだよ!庵野秀明君もそういうところがあるね。



(まあ、40歳を過ぎてもいまだに思春期を終えていないで何が正解かを決めずに迷ってばかりの僕も社会不適合者なんだが)

  • インクエッジの正しさへのこだわりの原点


 インクエッジは水星の魔女の白人中心社会描写の「リアルさ」をageるために、∀ガンダムのロランを黒人と断定した。



 ロランは肌の色では黒人かもしれないが、「アフリカ系」と言ってしまったのは悪手だね。宇宙世紀から数千年の黒歴史を経た∀ガンダムに対して。(そもそも、ムーンレィス自体が外宇宙に行けなかったスペースノイドの寄せ集めなので、本当に全員がアメリア大陸サンベルト出身なのかって言うのも疑問。サンベルト地帯には人があんまり住んでなくて農業に適しているのでディアナ・カウンターは入植したい、というのは物語としては理解できるけど)


 それに対して僕は「あきまんさんはロランは”よく日焼けしている肌”だとデザインズで書いてましたよ」と反論したのだが。



 インクエッジは「デザイナーの資料本での証言の方が後付で、画面を見た俺が黒人だと思ったからロランはアフリカ系黒人だ!ルーツはリセットされないんだ!」と主張する。
 インクエッジはアニメキャラの人種的多様性を画面で見ただけで、演出や企画意図やデザイナーの証言を無視して判別できるんですって。すごいね。特殊能力じゃん。



 もう、ぼくも怒りましたからね!∀ガンダムデザインズは割と入手困難だったりするのであきまんさんは悪いのですが(すでにブロックされている)、引用させていただきます!





安田朗 ガンダムデザインズ


 直毛の銀髪で緑色の瞳のロランがアフリカ系黒人なのか、まあ、僕もアフリカに住んでる黒人のすべてを見たわけではないので白いカラス論になるのだが。
 デザイン段階、そしてその前の脚本段階ではロランは黒人というより「謎の宇宙人」という要素があったようだ。
 そして、安田朗ことあきまんさんは意図的に「ガンダムはリアルであるということを捨ててデザインする」というスタンスでロランを生み出した。


 インクエッジはその後も∀ガンダムのロランのハイム家での描写は「典型的な黒人の使用人」でディアナ様も「典型的な白人崇拝」と言っているが。(ハイム家には白人の老いた運転手もいる)



 ∀ガンダムの第一話のラストのロランを追いかけるソシエって主人と使用人というより、「謎の転校生が気になるJK」という方が近いですからね。前作のブレンパワードの伊佐未勇がいきなりキスするのも、少女漫画の文法に近い。


 ていうか、インクエッジはロランよりももっと黒人的なアグリッパ・メンテナーが月で要職についていることについてはどう思ってるんすかね?(安田朗さんは「アグリッパ・メンテナーは鼻が大きく唇の色が薄いという特徴なのでアニメ的にはカッコ悪い記号の顔だけど全体的にはカッコよくまとまっている美男子としてデザインした。でも性格が小物なのでモテても女に愛想をつかされる人生」と述べている)(ひでーな)


  • ルーツから逃れられないインクエッジ

 まあ、ロランが黒人かどうかは僕にとってもインクエッジにとっても大した問題ではない。インクエッジにとって問題なのは「ルーツは決まっている」「現実の本物に近づけることが大事」ということのようだ。


 僕は「ドキドキワクワクできる楽しいアニメが観たいなー」くらいです。僕は原体験が映像のリアルロボット物より先に、実はミヒャエル・エンデや筒井康隆の虚航船団とかくたばれPTAを活字で読んでた嫌な小学生なので、リアル感より想像力が好きかな。(初めてリアルタイムで見たガンダムはF91でハマったのはVガンダムという黄金世代。碇シンジや伊佐未勇やロランとも同世代。ゲイナーと同時に引きこもっていた)


 それはそうとして、インクエッジは自分の書き言葉が下品であるということについて、「生まれのルーツがそうだから」と言い訳をしておる。フムン。僕は割とテレビや書籍で言葉を覚えた根無し草なので固定した方言を持たないのだが。


 そういうわけで、ネットでの書き言葉でも自然に讃岐弁風に書いてしまうので怒っている風にみられるんだとさ。



 そうどすか。私は京都洛外に流れ着いた備前と越前の混血の根無し草ですさかい、馴染んだ方言を決められへんのどすが、讃岐の方は書き言葉でもお国言葉が出てまうんどすなあ。それは厄介な癖どすなあ。文をしたためるときに推敲もしないのか、お前は。田舎者め。



 汚言症の言い訳に地元を持ち出すところが田舎者だってんだよ。


  • スラップ訴訟


 消したけどな。消せと言われて消した段階で問題は解決しているんだ。なぜならお前が消すしかない、と選択肢を示したからオレはそれに従っただけだからだ。



 インクエッジは自分のガレージキットサークルのディーラー名前も、そのメンバー名も、Twitterのハンドルネームも全部「インクエッジ」にしている。そのため、インクエッジというディーラーに他のメンバーがいたということを知らなかった僕が勘違いしたのは、まあ、僕のうかつな部分であったことは認める。



 これが発端。


 nnmiさんとインクエッジが同じようなことをツイートしていたので、まあ、複垢かなあと思ったんですがね。


 ま、これは間違いだと複数の人の証言から判断したのでその記述はインクエッジの要請の通り、きれいさっぱり消しましたけど。


 これには一つメリットもあった。


「インターネット越しで他人の間違いを指摘して悦に入ることを習性にしているインクエッジは、リアルの知り合いに怒られないと痛みを感じない」
 普段は僕の書き込みを見ても怒ってはいない風を装っていたけど、リアル知人に怒られたらスラップ訴訟を起こすぞってレベルで逆上しているのが文からにじみ出ていたね。はははっははははっはははっはっははははっはははははっははは あっはっ はははははっははははっはははは!!!!!!!!!!
 肉眼で見える相手から怒られたらさすがにビビっちゃいますか!そうですねえ!


 委託しないとわかりませぬからねええ。


 あー、あと、お前、メルカリで捨てアカウントを使って一番安いのを買って僕の住所を調べようとしただろ。あのさあ、取引件数が0の新アカウントを使うのって、へたくそすぎか。ルパン・ゼロが好きなら、もう少しそれっぽくしないとねえ。


 それ、逆探知のリスクがあるって考えなかった?まあ、僕は売れて金を得たからそれでいいんだけど。ふっ。あははははは!!!!!
 いやあ、僕もメルカリを続けたいんで悪用はしませんけど?



 そういうこっすい手を使ってくる相手にさあ・・・。まあ、一応、インクエッジと混同した記事を消す際に謝罪はしたので要件は満たしているよ。


というわけで誰よりも他人や世間の目を気にしているのがインクエッジだとわかった!自分の間違いを認めない!正しいものに追随するだけ!でも知り合いに怒られたら困る!そんな人間に、賛否両論のガンダムの感想、自分のご意見なんてかけるわきゃあねえよなああああ!!!!!


(まあ、この文章がカンフル剤になってインクエッジが水星の魔女についてとても素晴らしい文章を書いてくれたら、それはちょっと面白いかもしれないけど、別に僕はそこまで水星の魔女が好きではないからなあ)


 僕は僕のスキのためにオタクを続けるよ!
ユリ熊嵐 公式完全ガイドブック



(なお、このテキストを発表して数時間後にインクエッジのことは再ブロックします)


  • ほしい物リスト。

https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
↑グダちん用


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