玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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インクエッジ @02Curry は #水星の魔女 から逃げたヘタレ #G_Witch 前編

  • 水星の魔女の感想を書くことをやめた

 承前
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 というわけで、
twitter.com
 この大河内一楼ファンのアラフィフアカウントに文句をつけられたので水星の魔女の感想を書くのをやめたんだよ。
ハムエッグ2 全6種セット ガチャガチャ


 ちょっと「水星の魔女の中盤の総集編特番は富野監督の作風だとやらないだろうね」って書いただけで怒られてさあ。
(多分、明るいイデオンとかザブングルグラフィティで微妙に滑ったように僕は思えるので、富野監督はそういうバラエティー番組企画には向いてないと思う。(マツコ・デラックスとか上手い番組司会者が上手く富野監督を転がしたら面白い場合もある)富野由悠季の世界展でのアイーダとベルリが富野由悠季本人の台本で富野由悠季本人をこき下ろす音声ガイドは(特に学生運動について)面白かったけど)

 Gのレコンギスタも水星の魔女も、第6話の段階では作中のSF設定の情報や作品世界の情勢の開示度合いは同じくらい良くわからないと思うのだが。
 結論を言うと、Gのレコンギスタは「わからないということがわかるのでモヤモヤする」のに対して、水星の魔女は「わからない部分は描写が伏せられているか、わからなくても支障がないし、わかりやすく強調されたネタで十分楽しめる」というタイプで、描写の手法が違うんだな。ということです。
nuryouguda.hatenablog.com


 まあ、富野監督は世の中のわからないことを若者に引っ掛けていろんなことに興味を持ってほしいと思っているけど、キャラクター商売をするなら作中以外のことを忘れさせる方が作劇としてはスタンダードなのかも。


 というと、まあ、老害オタクが富野上げ水星下げをしているようにも思われそうだけど。
 何が言いたいのかというと、Gのレコンギスタだけが分かりにくいんじゃなくて、水星の魔女も結構よくわかんない話だと、僕は思っている。ということです。
 でも、わからないポイントを置くか、隠すかで評判はかなり変わるんだなあって。


 何がインクエッジさんの逆鱗に触れたのかは他人なのでわからないが、インクエッジさんの方が「自称、グダちんより富野監督の願いを分かっていると主張している男」です。



 インクエッジさんは僕よりも富野信者としての「正しい振る舞い」を分かってらっしゃるそうで、僕は富野監督にとって迷惑な存在とまで言われます。それはちょっと傷ついちゃうなあ(ウソだけど)。



 アニメ批評界隈でなんかすごいらしい(すぱちゃんの記事くらいしか読んでないけど)てらまっとさんの批評と人格について問題提起しているので、僕も書いてみるね。とりあえず1万8千文字。




 僕はトンチキな選民思想の持ち主で、Gレコを高尚なものとして崇め奉ることで他のファンが寄り付かないようにしていて、Gレコにとって迷惑なんですって。まあ、インクエッジさんがそう言うんならそうなんでしょ。インクエッジさんの中では。
 そこまで言われたら、あんまりガンダムという口うるさい古参がいるコンテンツについて言及しない方がいいなって思うよね。



 ま、水星の魔女には個人的には「流行っているし感想を書いたらちょっとはアクセスが稼げるかな」程度の魅力しか感じてなかったんだけど。
 雑に思いつきを書いてる程度の感想だったけど。


nuryouguda.hatenablog.com
 第9話で「水星の魔女のビットの使い方は富野ガンダムの使い方とちょっと違うね」って書いたら、


 「間違ってる!」と言われた。
 いや、モビルスーツが人型であるのと、ビットが人型じゃないことの演出的な意味とか、それは富野ガンダムでも普通に意識されていて、それは知ってるけど。インクエッジさんの中では僕が間違ってることにされた。



 いや、だから僕も水星の魔女のビットはエルメスのビットとは使い方も演出も違うって普通に書いただけなんだけど。いつの間にか水星の魔女のビットについてインクエッジさんの方が詳しいから僕は間違ってる、みたいな描き方をされた。


  • 水星の魔女は予想通りだった

 みんなー!機動戦士ガンダム 水星の魔女の第一クールのラストは大変ショッキングでしたね!話題になりましたね!
 でも、それは僕にはもう11月の段階から見えていたんだ

水星の魔女について「宇宙のスペースコロニー(フロント)の描写がよくわからない」「学校の外の状況がわからない」などとさんざん文句を言っていたが。同時に、情報を小出しにしているということはわかっていた。そこから導き出される結論は、「第1クールのラストに、今まで出し渋っていた情報をたくさん出して、第2クールまでの興味を持続させる構造にする」ということです。そこまでは読めていた。
 水星の魔女第10話でも新メカや新勢力が出ましたよね。そういうのに、いちいちリアクションをしても疲れるだけなんだよ。どうせ、炎上ネタではない普通の感想ではもう、アクセスは伸びないんだから、労力に合わない。


nuryouguda.hatenablog.com

 と、2023年1月まで延期された最終回について、12月18日の記事で予測していた。別にサンライズの人に聞いたわけじゃないよ。


 ね?言ったとおりになったでしょう?


 いつもの大河内一楼さんの手癖で、第一クールで情報や舞台の位置をごまかしておいて、休止期間中にも話題が続くように第一クールのラストに新勢力などの情報を一気に見せて、同時にグロ、もしくはショッキング展開を出す。
 ゼロシステムに頼らなくても分割2クールロボットアニメというのはそういうものだ。ある程度アニメとかを見ていたら、企画と放送スケジュールの段階で見えてた一期最終回だ。感想を書く意味すらない。またコードギアス反逆のルルーシュと同じようなことをやってんな、くらいですわ。

(境界戦機でも一期のラストで生死不明クリフハンガーをしかけてたよね。二期の中盤から一期と似たような感じに戻ったけど)


bunshun.jp
 まあ、僕みたいなオッサンから見たらいつもの大河内だけど、若い子に受けてるんなら、若い子が感想を書いてください。僕はもうどうでもいいです。(ガンダムエースも買ってないし、知らんガンダムの方が多くなってる)


 ま、個人的にあえて感想を言うんなら、「潰された人間の血液ってそこまで広がらないんじゃないの?むしろ宇宙空間から宇宙ステーションに穴をあけてモビルスーツが高速で侵入してきて、しかもミオリネの親父も注意してたのに、なんでミオリネもスレッタもヘルメットをかぶってないの?エアリアルが壁をぶち抜いて入ってきて床を叩いた時の粉塵や衝撃でミオリネの喉は死なないかな?(シャーもヘルメットがなければ即死だった)」くらいかな。


 そういうわけで、僕は何を書いてもインクエッジさんに怒られて参ってしまったし、炎上を伴わない素の感想はアクセス数が減ってきた上に輪るピングドラム劇場版についての資料の読み込みとかプライベートとか、精神障碍者だからか無職なのにストレスなどによる突発性難聴になって、その治療とか、まあ要約するといろいろと忙しくなったのでコスパ的に水星の魔女とチェンソーマンの感想を書くのは辞めた。(チェンソーマンについてもインクエッジさんが文句をつけていたため)


 シンデレラガール総選挙に担当がエントリーされていたので、その記事を書いていたり、
nuryouguda.hatenablog.com


 閃光のハサウェイのテレビアニメ版の雑な「明るい部屋で見たら印象が変わるなー」ってレベルの感想は書いてたけど。
nuryouguda.hatenablog.com
 あと、アイカツ!10周年映画とかの感想も書いたか。


 ま、オタクなので見たアニメの感想は邪魔が入らなければ書く。オタクなので。


 なんで突発性難聴になったのかはわからない。ストレスが原因の場合も多いらしいが。今は無職でストレスが少ない生活なんだけど、一応母親が自殺した事故物件で死んだ廊下の場所から5メートル以内の部屋に住んでいて毎日母親が死んでた場所を踏んで通って、同居する父親には食事の時間に1分でも遅れたら人格を否定される程度のストレスしかないよ。(父親の都合で食事が遅れた場合は父親は何も言わないよ。食事の時間にはパブロフの犬のように呼び鈴で呼ばれて会話はないよ)
 テキトーにアニメを見てちょっと肝臓の数値が悪くなる程度に飲酒してダラダラ暮らしているだけなので、真っ当に生活しているインクエッジさんよりはストレスの少ないノータリンな生活をしているよ。


  • 対してインクエッジさんは

 なんと!水星の魔女第一クールの最終回の感想をツイートしていないのである!


 (富野監督の発言が宣伝パフォーマンスなのか本気なのかの議論は横において、)話題性を集めれば宣伝効果があれば、絶対の勝ちと断言しておいて、水星の魔女の第一クールの最後はとても話題や議論を呼んだのに、まったくインクエッジさんはツイートしていないのである!


 あれあれ~~~???話題を呼ぶことが絶対の勝ちなんじゃあなかったんですかああああ????おじさ~~~~ん?


名探偵コナン(102) (少年サンデーコミックス)



 僕に対して気分屋でアニメの視聴に対してムラがあるというのは、インクエッジさんの感想として言うのは構わんよ。
 いや、アニメとか映画ってたくさんあるから何でもかんでも一番好きなものと同じ熱量で鑑賞するのは普通に無理だろ。
 でも、インクエッジさんの中では「気分屋のグダは悪」という認識のようだ。
 そんな見え見えの自惚れを書いたことは一度もない気がするが。僕の水星の魔女の印象は「なんか僕は乗れなかったけど、好きな人には面白いんじゃないの」程度です。好きな人は熱心に見たらいいじゃん。俺は別にすべてのアニメを見通す千里眼とか持ってねーし、そんな自慢をしたことはない、はず。多分。(僕が忘れているだけかもしれないので、インクエッジさんが反論したいならその時の証言を持ってきてください)


 とりあえずインクエッジさんがなんで水星の魔女の1期感想を書いてないのかの証言は得た。

「なんで」言われてもあらゆるものをたまたま気が向いたときにしかせんタチやからやな。空疎な承認欲求の奴隷でないから、ありもしない義務感をムダに背負うことがない

 僕がさ、気分屋って言うのをインクエッジさんは批判したけど、インクエッジさん本人は大好きな大河内一楼さんの水星の魔女の第一クール最終回を見てない理由として「あらゆるものをたまたま気が向いたときにしかせんタチやからやな。」と言い訳を打っている。
ハァ?


 僕に対して気分にムラが有るってエラそーに言っておいてよー。自分が気まぐれな性格なのは正当化されるって思ってんのかぁああああ?そりゃー大したわがままマインドで生きるのが楽そーで人生に悩みとか反省とか考察がなさそうでうらやましいぜーーーー????
 大河内一楼脚本のLUPIN・ZEROは楽しそーに見ておいてよー。


 ゲラゲラ笑っちゃうよね。ダブスタクソ親父さんよぉ!



だから水星の魔女の第一クールのラストの放送から一カ月経つまで、この記事をアップロードするのを待ってやってたんだがなあ。最後まで言及しなかったね。さすがに毎週機動戦士ガンダム水星の魔女を見てた上に他人の感想に噛みついてきたのに、最終回だけ一ヶ月も見てないなんて、通らねえんだよ。好きな脚本家の大河内一楼大先生の作品なのに。LUPIN・ZEROでスッカリ満足しちゃったのかい?ゲラゲラゲラwwwwww



  • ブーメランが当たっていることに無自覚なインクエッジ

「気にし過ぎ」なんて世間的ジャッジされたらオレなんか生きてられない

 って僕に対して言っているのはインクエッジさんだけなんですけど。勝手にジャッジして、勝手に僕に生きる価値がないというのはどうかと思うね。


 そのくせ、インクエッジさんは僕の書いた記事について一生懸命反論している。



 「人の目を気にしているなんて言われたら生きていけない」って言いながら「外野の反応」を気にしてるんだ。インクエッジ君は。へえ。面白い論理回路だね。どういう風に回ってんの?



 リアルに精神障碍者の僕に対して勝手に病んでいっておもしろいと差別発言を言っているのに、反論しないと外野のフォロワーに示しがつかないから反論してるのかな。それは「人の目を気にしている」って言うことなんじゃあないかな?



 よくもまあ、うつ病で精神障碍者保健福祉手帳2級のホルダーである僕に対して「頭がおかしい」って直球の差別発言を言えたものだ。リスクとか考えたことある?
 ちなみに補足事項として、僕の母親と同人誌の企画をしていたメンヘラのはるしにゃんは自殺していて、突発性難聴になるくらいストレスがかかっていて、僕の鬱病と希死念慮をさらに悪化させているという診断書が出ているということを教えてやろう。そういう僕に「選民思想の愚か者で迷惑な存在。オレなら生きていられない」って暴言を吐くってことの意味。わかるかな?

(後編へ続く)
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明るい部屋で #閃光のハサウェイ テレビ版を見た4

 画面が暗いことに定評のあるアニメ版の閃光のハサウェイですが。映画館では周りが暗いし画面も暗いのですごい暗かった。
 今回の夜戦でのΞガンダムとペーネロペーの戦闘はめっちゃ暗かったのでアニメ版では何やってるのか、映画館ではほとんどわからんかった。


 というわけで、アニメ鑑賞としては邪道ですけど、せっかく明るい部屋で見れるということなのでモニター画面の輝度も上げてみた。普段は原稿執筆のために目を疲れさせないために下げているが。

  • 劇場版第一作目の感想はこちら

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 基本的な感想は当時とあんまり変わってない。

  • 明るくしたらまあまあわかった

 ペーネロペーとΞガンダムが戦ってるのが割とわかった。ハサウェイはミサイルとファンネルミサイルを混ぜて撃っているけど、あんまり目では違いが判らなかった。
 グスタフ・カールはいつの間にかやられていた感じ。まあ、下駄がやられたので退散っていうのは分かった。
HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム(クスィーガンダム) 1/144スケール 色分け済みプラモデル 2530614
 このテレビエディションの第一部は光源が基本的にノーマルなので、セル画風のキャラの映像がデジタルって感じで扁平に見えてしまったけど、やっぱり暗く画面処理していると主線の均一さや彩色の扁平さがグラデーションでちょいぼかされていて、映画っぽい感じに見えた。


 投げたビームライフルによる分身の術はハサウェイがマフティーの拠点に戻ったときにセリフで説明していたけど、やっぱりこれは絵ではあんまりよくわからなかった。


 当時の感想でも書いたけど、やっぱりΞガンダム起動の時はもっと大気圏突入カプセルがうるさくて滅茶苦茶に揺れてた方が迫力があった気がする。こう、カプセルを破ってガンダムがバーン!みたいな分かりやすいカッコよさは大人のガンダムではやらないのか。まあ、ガウマン受け止めも含めて、全天周モニターのハッチオープンした中から見た外の主観っていう表現は今までのガンダムで割と少ない感じだったので、そこはいいと思う。


 というか、なんかやっぱり中央揃えのきれいに決まったカッコいいレイアウトが多い分、躍動感は少ないかなーって思った。
 まあ、でも、これはこれでカッコいいことはかっこいい。でも暗い画面なのでプラモデルは売っているけど、Ξガンダムとペーネロペーの全貌が明らかになったわけではないので、続編の映画での伸びしろに期待。
HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ ペーネロペー 1/144スケール 色分け済みプラモデル



 でも、閃光のハサウェイの読後感の印象は青い海と青い空だったので、エンディングの最後はよかったと思いました。テンポが速いので歌詞はあんまりよくわからなかった。


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明るい部屋で #閃光のハサウェイ テレビ版を見た3

 画面が暗いことに定評のあるアニメ版の閃光のハサウェイですが。映画館では周りが暗いし画面も暗いのですごい暗かった。
 今回の夜戦でガウマンのメッサーとグスタフ・カールの戦闘はめっちゃ暗かったのでアニメ版では何やってるのか、映画館ではほとんどわからんかった。まあ、モビルスーツの戦闘よりもその足元のハサウェイとギギがフォーカスされている演出なので、まあ、その。


 というわけで、アニメ鑑賞としては邪道ですけど、せっかく明るい部屋で見れるということなのでモニター画面の輝度も上げてみた。普段は原稿執筆のために目を疲れさせないために下げているが。


 そうすると、グスタフ・カールと戦っているガウマンが一方的にボコボコにされているわけでもなく、それなりに地上に落ちた後の格闘戦でも奮戦してケネスのセリフ通り数機を撃破しているのがわかった。
HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ メッサーF01型 1/144スケール 色分け済みプラモデル


 ただ、逃げ惑う人のドラマが主軸だし、モビルスーツのクロスコンバットよりも、モビルスーツの戦闘による流れ弾やビームの破片の方を見せたい感じだったし、ハサウェイとギギの感情の高まりに時間を取っていたので、それと同時進行している格闘戦は富野由悠季作品のモビルスーツの格闘戦に比べると、もっさりしている動きに見えた。(小説はそこらへん、メカ戦の脳内イメージと人間の芝居のイメージを別にとらえることができるのだが…)


 メッサーのブースターが限界を越える前の空中戦は割と広い戦闘領域だったように見えて、そこはグッドだったけど、ハサウェイとギギが逃げ込んだ公園の近くで格闘しているところは、なんかモビルスーツの動く範囲としては狭かったかなって。
 まあ、火花とかスパークをバー‐‐ーッ!と見せて、人間とモビルスーツの大きさを対比させる「画」のイメージを見せたいという演出は分かるし、実際にその場面は印象的で広告にも使われているくらい効果的だった。
 ただ、ちょっと富野由悠季作品に比べると、モビルスーツがもたもたしていた気が。F91とかも流れ弾でやられる人を描いてたけど、スピード感とアッサリ死感があったような。まあ、F91はテレビ版の序盤として作っていた企画がいつの間にか序盤のダイジェストになり、それの映画で打ち切りになったというかわいそうな作品でもあるので、ちょっと比較はしにくいのだが。


 いや、まあ、パーセルフ軽装状態とマックナイフとのG-レコ4部の戦闘が速すぎるだけではある。


(普通の映画の感覚だと巨大なものはゆっくり動くけど、G-セルフの高トルクパックをデザインしたあきまんこと安田朗さんは「富野アニメでは巨大なものほど高速で動く」と言ってた。まあ、物理的にもデカいモノの移動速度の方が速いしな)


 人間の感情を盛り上げる演出的時間と戦闘シーンの時間感覚、これのバランスはとても難しいので、僕は文句を言っているけど、やれって言われてもやれませんね。
 まあ、それもあって暗い画面にしていてハサウェイとギギが怖い目に合う、という情報量だけわかればいいように作ってあって、モビルスーツの格闘の段取りがどうのこうのというよりは流れ弾とか火の子や火花が暗い画面の中で印象的に光って見えればかっこいい、という演出プランなので。そこを明るくしてみた僕の方が悪い。
 まあ、興味本位だな。だって暗いものを明るくすると面白いじゃん。AIによる昔の写真の色付けとか。


 明るくしたら、メッサーがうつぶせに倒れた姿勢もわかったので、メッサーのコックピットが腹ではなく頭になっていた理由もわかった。(まあ膝立ちで擱座させればいいのでは?とは思ったけど)


 あと、ペーネロペーが飛行用モビルスーツのくせに人型っぽく浮きながらメッサーの頭を蹴り飛ばすというのが原作の段取りでミノフスキー・クラフトの見せ場だけど、それはちょっと「大人のガンダム」としては漫画っぽく見えるからかカットされた。
(ミノフスキー・フライトが標準装備されたのはVガンダムの時代で、ドライブはV2など光の翼の奴だけ。クラフトとフライトの使い分けが微妙にめんどくさいな)
 まあ、原作の富野由悠季さんとしては人型のモビルスーツが自在に浮くっていうところで進歩感や量産機との違うペーネロペーとΞガンダムの特別感を出したかったんだろうけど。まあ、原作当時と現在では空飛ぶロボットの高級感がロボットアニメーションのジャンルの中で違っているのはある。割と最近のロボットやガンダムは軽率に飛ぶ。
(富野ガンダムは人型のまま飛べるようになるまでVガンダムまで14年かかったけど、他の単発ガンダムは機体の進化が早いので、序盤では飛べなかったメカが割と途中からホイホイ飛べるようになったりもする)
 


 ただ、そのせいで一応ロボットとしてのライバルのペーネロペーの初お披露目の戦闘だけど「ペーネロペーは何をやってたのかわからん」という印象だった。まあ、繰り返し見たらわかるのかもしれないし、Gレコだと何度も見たけど、僕は割と好きな作品とそうでもない作品に偏りをつけて時間を調整しています。スラムダンクの映画も評判がいいけど見てない。でも、アイカツ!の10周年映画は3回見た。
 いまさら囲碁や将棋やヴァイオリンを習うつもりもない。(なので僕も偏った人間なのである)


 まあ、ロボットとしてはペーネロペーとΞガンダムがライバル関係だけど、小説の人間ドラマとしては指揮官のケネス・スレッグとハサウェイ・ノアがライバル関係という「ずらし」が行われているので、やっぱりフォーカスをどっちに置くかっていうのが相当難しい作品だよね。(それもあって映像化が無理って言われていたわけで、単にメカデザインの問題だけではない)


 映画のテンポ感としては、ペーネロペーの戦闘シーンはラストのΞガンダム空中受領に山場を作りたいので、初戦は着陸してレーン・エイムの顔見世をするだけ、っていう演出プランもわからんでもないしなあ・・・。

  • テロと狂気のバランス

 ハサウェイ・ノアのサインは「ハサウェイは壊れているということを示すためにギザギザしたカリグラフィーをデザインした」というアニメ版だけど、ハサウェイって「意識的に普通の人を演じようとしている」ので、サインで個性を出すかなあ?僕は結構公文書を書くときは意識的に書体を変えてたり、複数の人が書いたように見せかけたりするけどなあ。(これで親に黙って僕は大学を休学したりした)


 あと、アニメだとハサウェイがクルーザーに乗る前に「夕方の便にするか」って言った後、砂浜までブラっとするのは、クルーザーが混雑していたので行き当たりばったりに動いているように見えた印象だったけど、原作を読み返したら「他の人に聞こえるようにわざと『夕方の便にするか』といって検問を撒こうとしていた」という描写だったのか。


 まあ、僕のアンチにしてみれば、こういう僕の見落としは格好の「グダちん叩き材料」になるし「富野作品ばかり細かく見て、他の監督の作品は見落としが多い」などと言われるように予想されるのだが、映像は何となく見てなんとなく非言語的に雰囲気を感じさせるメディアであるので、そこは難しいよね。
 小説は地の文で説明しているけど、「大人のガンダム」として説明セリフを省く演出にすると何してんのかわかんなかったりする。
 逆に、ガウマンの戦闘中にギギをどうするか葛藤するハサウェイのモノローグは地の文をセリフにしているので、そのせいでバトルの時間が長くなって間延びする要因になっている。メディアの違いって難しいね。


 他の変更点としては、テロに対しては「絶対悪」として描くのが21世紀のアメリカ本土攻撃以降の西側民主主義国家の流儀で、日本も大体それに従っている。
(ゲリラ戦やテロ自体はむしろ連合赤軍など日本が中東に持ち込んだり、ソ連とアメリカなどが似たようなことを中央アジアの軍閥に教えたりしたわけで20世紀後半にもあったわけだが)


 そーいうわけで、原作での「マフティーより連邦軍のほうが市街地に撃ち込んでたんだってよ」みたいなダバオの市民のリアクションのセリフが正反対の「マフティーなんて糞テロリスト」というセリフに変えられている。時世だねえ・・・。


 ハサウェイをクルーザーまで送る道中で、カヌーの少年が「連邦の官僚に差別されているから、マフティーには自分の都合の悪い奴だけ殺してほしい。俺は地球に住みたいけど」と、原作では俗なことを言うけど、それも全カット。一般人は善良で、テロリストは絶対悪、というのが当世で一般公開する映画に求められる映倫というやつだ。時世だねえ・・・。


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↑おととしの感想。第二部はいつになることやら…。


 ケネス・スレッグがハサウェイを追跡するときに、だらけがちな警察官僚に「ここに爆弾を撃ちこんでもいいんだぞ」と恫喝したけど、アニメ版ではケネスがきびきびと指示を出しただけで、脅し文句は削られている。そのおかげで原作でのケネスのサディスティックさはかなり削られている。
 でも、そのおかげでTwitterなどを見るとファンアートで描かれるケネスは好感度が高くなっており、ギギを取り合ってハサウェイとイチャイチャするかわいいBLって感じになってるね。
 ま、それもメディアの違いというか、ファン層の違いというか、広告としてはよくできているんだけどね。思想としては変わっちゃっているよね。


 なので地球連邦を支える一般人と腐敗した官僚とだらけている軍組織とやる気に満ちたサディストのケネスと、世直しを考えているハサウェイと、モビルスーツに乗らないニュータイプのギギ、という複雑に絡み合った多重構造が、「一般人の感覚は善良で、テロは悪でメインキャラクターは一般の観客の感覚で好かれるようにする」というアニメイトされている。
 原作のケネスは本当に意味もなく、人を殴るために鞭を使っているけど、アニメ版では乗馬することで鞭を持ってることの意味をやわらげている。


 ま、メディアの違い、演出意図の違い、企画意図の違い、作家性の違い。まあいろいろある。
 富野監督は大衆のことがあんまり好きじゃないからなー。
(というか、暴力を使う軍人やテロリストも俗な普通の人の延長線上にグラデーションとしているので、軍隊が外道なことをするのも人間的なものとして描いていたりする。軍人と一般人をあんまりハッキリわけない作風。まあ、そのおかげでガンダムのパイロットはカジュアルにガンダムを盗んで勝手に乗るわけだが)



 というわけで、やっぱり画面を暗くしているのは意味があることなので、わざわざ明るくして粗探しをするのはよろしくないのかもしれない。
 演出家が見せたいものだけ見ていればいいのかしらん。


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↑グダちん用


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明るい部屋で #閃光のハサウェイ テレビ版を見た2

  • 劇場版第一作目の感想はこちら

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  • 今回のテレビ放送

 やっぱり画面が暗い映画なので、明るい部屋で見るとちょっと違和感があった。


 というか、水星の魔女の第一話の感想でも書いたけど、キャラと道具と背景の各パーツの画像としての密度がばらばらな気がした。恩田さんの絵は好きだけど、セルルックのキャラクターの作画とCGを多用した小道具と背景画像があんまり馴染んでない気がして、セル画のキャラクターが背景の絵の地に足がついてない気がした。
 僕が昔のアニメとか富野由悠季監督のアニメとかばっかり見てるせいかもしれないけど。


 作画は総じていいけど、部分的に手を抜いている部分もある。まあ、その省略の仕方のセンスは悪くないと思うのだが。


 Gのレコンギスタ劇場版で特に印象に残ったこともあり、やはり撮影処理は大事なんだなーと思った。


 閃光のハサウェイのアニメ版でも暗い画面とかピントに変化をつけているところでは、セルルックのキャラクターと周りの素材の上に一段調整レイヤーが被さってるので、新訳Zガンダム(これももう15年以上前の作品になってしまった)の「エイジング処理」のような「全体のならし」があるんだけど、特に照明とかに変化がないノーマルな部分では部分が均されてない気がした。


 全体的に作画はいい部類のアニメなんだけど、逆にキャラクターの線が「全体的に均一」でちょっと固い印象がした。デジタル制作の弊害なのかもしれないけど。まあ、ハサウェイが夕飯をボッチ飯してる部屋の暗い感じとか撮影処理で上書きしてる部分はきれいに見えたんだけど。村瀬修功監督は暗い画面が上手い人だからなあ…。
 あんまり僕も絵が上手くないんだけど、多分絵画とかでも全体のならしはあると思うし、スマホの自撮りとかでもフィルターをかけたりするじゃん。



 あと、今回はマフティーのメッサーの戦闘が後半に来るけど、対する連邦軍のグスタフ・カールがほとんど見えないので「何と戦ってるのかわからん」という感じがする。まあ、来週ガウマンが負けるときは接近戦だけど…。いや、大人のガンダムなので敵と接近戦する富野演出とは違って敵も遠いのだろうけど。(富野監督はアニメでは接近戦を描くけど、ガンダムやイデオンの小説版では割と射程が数百キロのビームやミサイルの撃ち合いを描くので、閃光のハサウェイもそっち寄りではある)


 まあ、怪獣映画の文脈で言うとペーネロペーもΞガンダムも第一部では全体がハッキリしない方が期待が持てるっていう演出なのはわかる。(プラモデルは第一部からバンバン売ってたけど)


 まあ、一回見た映画なので、そこまで新しい感想はなく、こんな感じです。

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機動戦士ガンダム #水星の魔女 の元ネタは #アイカツ !

  • 共通点

・お母さんが能登麻美子さん
能登麻美子フォトエッセイ 「クオリア」


 はい、出オチー。アイカツ!の映画がネタバレ禁止らしいので与太話を書く。
アイカツ! 10th STORY 未来へのSTARWAY プレミアムレアカードセット COSMOS


 他の共通点としては


・バンダイがスポンサーでサンライズが作っている
・モビルスーツやアイドルの専門学校が舞台
・脳波コントロールするアイカツシステムやガンド・フォーマットがある。
・舞台の背景がなんかCGで変わる
・主人公の体力がすごい
・主人公はなんかスペシャルな能力を発揮する
・主人公が編入するところからスタート
・学生は仲間だけどライバル
・「やれやれ仲良しでいられるのも今のうちだよ」とか言う奴が仲間になる
・キャラクターの関係性が熱い
・定期的に決闘する
・モビルスーツやドレスが命
・いろんな会社のブランドごとにデザインの方向性や能力が違う
・服の色が変わったりする
・「これってアイカツか?」「これってガンダムか?」など問いがある
・ロボットアニメっぽい演出がある。斧とか。
・飛べる踊れる。あと歌う。
・主演の市ノ瀬加那さんがダリフラのイチゴなのが水星の魔女。主演の諸星すみれさんが星宮いちごなのがアイカツ!
・社長令嬢や魔女やトマトが好きな子とか動植物を育てている子がいる
・自分で会社を作る子もいる
・穏やかじゃない
・お母さんが実はすごい

TVアニメ/データカードダス アイカツ! ベストアルバム Calendar Girls


  • 似てるけど違う点

・お母さんが仮面をつけるのが水星の魔女。お母さんが仮面を外すのがアイカツ!
・お爺さんの銅像があるのがガンダムAGE。お母さんの銅像があるのがアイカツ!
・お母さんがガンダムを作る会社の社長が水星の魔女。お母さんがお弁当屋さんの店長なのがアイカツ!
・お母さんの言うことを聞くのが水星の魔女。お母さんが娘の言うことを聞いて応援するのがアイカツ!
・ガンド・フォーマットが体に悪いのが水星の魔女。アイカツシステムは体に悪影響がなくて、紫吹蘭の料理が体に良さそうなのがアイカツ!
・外国人を差別しているのが水星の魔女。「噛むと餃子!」くらいの英語力でもアメリカ留学するのがアイカツ!
・キャラクターのすれ違いやいじめや暗殺計画があるのが水星の魔女。絶対 表と裏で だましたままで闘ったりはしなかったのがアイカツ!



フィギュアライズスタンダード 機動戦士ガンダム 水星の魔女 スレッタ・マーキュリー 色分け済みプラモデル
S.H.フィギュアーツ アイカツ! 星宮いちご (冬制服ver.) 約130mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア


 おかわりいただけたでしょうか・・・。


 レッツ、アイカツ!



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機動戦士ガンダム #水星の魔女 第10話の感想を書く資格がない

  • 承前

nuryouguda.hatenablog.com
 富野監督のパロディなのはタイトルだけで、それ以降の自己否定の言葉は自分の実感です。
 富野パロネタだから大丈夫と言う正常化バイアスは捨ててください。僕は僕のことが大嫌いです。


  • 他の人の感想を読んで下さい

アニメ視聴とは、例えるなら作品とペアになってダンスを踊るようなものです。
このアニメはどんな風に踊りたがっているのか、そのためにどういう足運びをしているのか。
ダンサー1人1人が違うように作品の個性も様々であり、それを探りまた合わせなければ楽しく踊ることはできません。
逆に言えば私達が作品を読み解く力を、ダンスパートナーとしての力を磨けば語れる良し悪し好き嫌いも増えていく。
このブログではアニメレビューを通し、より素敵なダンスを作品と踊ることを目指していきます。


闇鍋はにわ ( id:yhaniwa )

 とても立派な志だと思うし、僕みたいな糞が描いている記事よりも闇鍋はにわさんの記事を読んでください。
 なので、僕はもう水星の魔女の感想を書きません。もっと優れている人が描いているので。


dwa.hatenablog.com


 僕はクソなのに、クソの僕の記事にブックマークが集まるのは全く理解できませんでした。なので、糞じゃない人のちゃんとした記事を読んで、みんなは正しい人生やアニメファンライフを送ってください。僕はクソなので。


films.hatenablog.com
sayo.blog

 僕のブログは自分の個人的な主観が入りすぎているし、サイトデザインとしてもテキストサイト時代を引きずりすぎていてダサい。
 他の人のブログはきれいな言葉ときれいなサイトデザインと簡潔なまとめと正しい情報が描いてあって素晴らしいので、僕がブログを書く意味はないですね。
君よ 気高くあれ (通常盤) (特典なし)



 ツイッターを見てもいくらでも僕より深く考察してたくさんRTされていいねされている人が多いし、僕なんかいらないっすよ。


  • 僕の水星の魔女の考察が糞な理由

 先週の僕の水星の魔女についての感想文は完璧に間違いだと論破されました。
nuryouguda.hatenablog.com



 インクエッジさんのご高説の方が正しいです。何しろ、僕は富野監督など好きなアニメに興味が偏っていて、水星の魔女についてとてもテキトーに見ていてゴミクソで、好きな富野アニメ作品についても全然理解が浅いゴミなので、自信満々で事実に立脚した断定的なお言葉でアニメを評論するインクエッジさんの方が多分正しい。
 僕はカスなので、カスが水星の魔女という大河内一楼大先生の素晴らしいアニメ作品について、何も言うべきではない。
 インクエッジさんの絶対的に正しい素晴らしい論考を読んで下さい。


dwa.hatenablog.com
 闇鍋はにわさんの記事の方が圧倒的に正しいです。水星の魔女の同じ第9話の僕の糞記事の方にブックマークが集まったのは全く理解できませんね。僕はクソなので。皆さんは自分が糞じゃないと証明するためにも、僕のブログなんか読まないで他の若い感性で水星の魔女のメインターゲットである若い男女のアニメファンや、インクエッジ様のような知識と眼力のバランスが取れたベテランの方のご意見を聞いた方がいいですね。




 僕は好きなアニメを見ると面白くてついつい注目してしまいますが、インクエッジさんはとても落ち着いたダンディーなおじさまでいらっしゃるので、すべてのアニメについて気分で軽重をつけることがなく、公正な批評をなされる人なので、僕の記事よりインクエッジさんのツイートを読んだ方が絶対一億倍マシです。
 膨大な知識とわかりやすい語彙力でアニメを公平に批評してくださるインクエッジさんに言われて初めて自分が凸凹した趣味趣向を持っていると気づかせていただきました。自分の好きなものでは楽しくなるけど、他の大して面白さを感じられないものに対しては雑になる僕はアニメに関する文章の書き手として圧倒的に間違っている。僕が面白さを感じられないアニメは、僕が凸凹して偏った人間だから面白いと感じないだけで、インエッジさんのようなとても公平な方は世の中の森羅万象のすべての価値を正しく理解できる真理の人です。




 僕のようなこじらせたファンは富野監督にとっても迷惑だと思うし、インクエッジさんのような人こそが本当にGのレコンギスタを評価して正当に価値を決めることができます。僕はいらないです。




 インクエッジ様は何もかも見透かしておられるので、僕が初代ガンダムを見ていた時にサイド7やサイド6のことを全く気にしていなかったという内面までお分かりです。もはや菩薩や如来と言ってもいいでしょう。



 もはや現代アニメの生き字引と言っても過言では無いインクエッジ様は僕よりもGのレコンギスタについて詳しく、しかも深く正確に理解していらっしゃる。しかも革命機ヴァルヴレイヴのことも水星の魔女のことも全てお分かりの人です。なのでアニメについてわからないことはインクエッジ様のツイートを見れば万事解決です。僕のブログはいらないです。



 むしろ、インクエッジ様は富野由悠季監督よりもGのレコンギスタの劇中のメカニックのあるべき姿を正しくお考えの素晴らしい人なので、富野監督の方からインクエッジ様に頭を垂れてSF監修をしてもらうべき、それくらいのすごさ。


  • 僕の性格が糞な理由










www.gundam.info
 僕が声を上げなくてもG-レコの劇場版が配信されるようになったのは、おそらくインクエッジ様のような立派なファンの人が制作会社やバンダイナムコに対して声を上げてくれたからだろうし、僕が「広報担当には広報担当のスケジュールがあるだろうし変に要請してもタスクが無駄に増えるだけだろう」と思っていたのは間違い。
 Blu-rayが発売される前にG-レコの劇場版が配信で見られるようになったのは、インクエッジ様のおかげなので、みんなインクエッジ様に感謝するべき。
 インクエッジ様はアニメファンの重鎮、令和のオタキングであらせられるので、インクエッジ様はバンダイナムコを動かして配信をさせる力がある!



 インクエッジ様のような強く行動力があり、Gレコの冷遇に対して真摯に声を上げ続けてきた「正解」を見抜く素晴らしい人がいたからこそ、Gのレコンギスタ劇場版第四部、第五部がBlu-rayDVD発売前に配信になったので、
Gレコファンはすべからくインクエッジ様に感謝すべき。



 インクエッジ様は富野由悠季監督とファンの関係の問題まで深く憂慮されているアニメ界の救世主のような人なので、僕よりもよっぽど富野由悠季監督のお心を分かっていらっしゃる。


 僕はクソなので、僕の近くの人はクズが移るので、インクエッジ様の方に行ってください。


  • もっと優れてすばらしいアニメ鑑賞者の文章の方を読むべき理由

 僕よりもフォロワーが多いインクエッジ様の方が明らかに優れているし、アニメに造詣が深く、理解力も高い。


 スーパーアニメ鑑賞者であるインクエッジ様の鑑賞眼は僕に比べて圧倒的に優れていらっしゃるので、2000年経とうが、ロラン・セアックの髪の毛が直毛の銀髪で目がグリーンだろうが、インクエッジ様がアフリカ系黒人だと言えばアフリカ系黒人です。なぜなら、インクエッジ様は優れているので。
∀ガンダム ― オリジナル・サウンドトラック 1

 インクエッジ様はアニメ本編の情報だけですべての真実を見抜けるすごい人でフォロワーが3000人を超えているので、その人がアフリカ系黒人といったら、キャラクターデザインの安田朗(あきまん)さんが「ロランは黒人というより、日焼けした少年というイメージです」とデザイン設定画集で言っても、そんな画面外の設定資料集の言葉には価値はないです。
 なぜならインクエッジ様のお言葉は、キングゲイナーやコードギアスでは大河内一楼大先生の下でロボットのデザインをした程度の1スタッフに過ぎない安田朗さん程度のイラストレーターの発言よりも優先されるべき素晴らしいご見識なので。インクエッジ様は目が優れているので、テレビの画面を見るだけでキャラクターの人種をすべて同定できる素晴らしい能力をお持ちなので。
 インクエッジ様がテレビを見て黒人だと思ったらロラン・セアックは黒人なんだよ!
 もう、そのような八正道を体現しておられるインクエッジ様や、若い感性と丁寧な言葉が使えるネットネイティブの人が新作アニメの感想を書けばいいと思う。



 僕は糞だということがわかったので、今回は乞食リストや読者登録ボタンは貼りません。


 僕は古臭い富野由悠季監督や出崎統監督の昔のアニメを見て静かに暮らしたい


機動戦士ガンダム #水星の魔女 第9話 ビットの使い方が面白かった

 というわけで今回は集団戦なんですけど。まあ、その構図からすでにビットですよね。



 基本的に僕は水星の魔女の感想に対してはあまりカロリーを使いたくない(なぜなら力を入れなくてもある程度のアクセスが見込めるのと、僕以外の若い書き手に書いてほしいから)。
 なので、まあ、富野ファンというインターネットで僕が眼差されているポジションもあり、水星の魔女に批判的な厄介な富野原理主義者として見られることもあり、僕もわざとそう言う文脈に乗ったりもする。
 わけだが、今回はAパートが決闘の準備、Bパートが集団戦闘という風に割とはっきりしていて、バトルアニメとしては割と楽しく見えた。背景素材の使いまわしはやっぱり第一話から気になる部分ではあるけど、まあ、今回は手描きロボットのアクションがよかったし。


 僕は基本的に狂犬なのでポジショントークを嫌い、前回までけなしていたアニメでも面白いと思ったら手の平を返して面白かったところの感想を書くし、


 でもまあ、「あと一歩、キミに踏み出せたなら」というタイトルとアバンタイトルの時点で「シャディクとグエルの男性キャラがミオリネに対して踏み出せてないので負けてる」と試合結果が「ミオリネチームの勝利確定」って感じなので、そこは軽く見ていてもわかる親切設計というか、展開が読めちゃうというか。
 まあ、Gガンダムのサブタイトルよりは全然マシですけど。

  • ビット論

 まあ、ガンダムにおけるビットって狭い意味ではモビルスーツから遠隔操作する武器ということなのですけど。
 シャディク隊の女性たちもシャディク・ゼネリのビットみたいなものですよね。一人、グエルのことが好きなフェルシー・ロロに前髪と髪の色と目の形が似ているレネ・コスタが居て、そこはちょっと困惑したけど、今の時代は公式ホームページでキャラクターを確認できてよい時代だぜ。
 まあ、同学年の学生キャラクターの顔の引き出しとかは学園ものということで絶対無敵ライジンオーとかおジャ魔女どれみの時代から結構むずかしいものがあったのですが。
 シャディク隊は今回だけの顔見世かもしれないけど、まあ、前回のラストと今回の序盤と戦闘中の恋愛脳とかで個性を出してて割と頑張ったんじゃないすかね(謎上から目線)。


 ていうか、シャディク隊だけどレネ・コスタちゃんはシャディク一本じゃなくてキープくんも居るのか…。まあ、小説版初代ガンダムはフリーセックス戦艦だったけど。


 そういう意味で集団戦こそガンビットが個性の売り物のガンダム・エアリアルが活躍しやすいともいえるし、今まで一対一が基本で決闘してそこそこ飽きてきたところで場を広げる点としても当然。
 まあ、ラストでひっくり返されるけど、地球寮とシャディク隊のパワーバランス的にもエアリアルのガンビットと複数の敵機体の構図になると予想させる仕掛けとしては割といい。


 ただ、ガンダム・エアリアルのビットの使い方については富野ファンとしてはやはり多少の不満はある。


 結論から言うと「ビットはモビルスーツを否定する武装」だからです。具体的に言うとミノフスキー粒子で誘導兵器が使えなくて基本的に接近戦のモビルスーツ戦闘が主流のガンダムの戦場においてアウトレンジから長距離攻撃してくる誘導兵器は「機動戦士ガンダムという番組の設定を否定してるじゃん」なんですよね。
 ガンダムがシリーズ化しているのでみんなビットやファンネルを当たり前にしているけど、そもそもガンダムとミノフスキー粒子って初期構想が富野監督によって「ロボットに格闘戦をさせた方が劇として盛り上がるけど、有効射程距離が軍事兵器の強さになってる未来で説得力がないので、電波誘導兵器が使えない設定をでっち上げた」ってやつなので。


 ガンダムシリーズはビームバリアーを装備するまでにF91まで11年くらいかかっているし、変形せずに空を飛べるようになるまでにもVガンダムのガンイージまでかかっているのでメカのインフレはゆっくりなんですけど。機動戦士ガンダムというシリーズ化を前提にしてない初代作品の中でもインフレはしている。
 グフとかド・ダイYSとかGアーマーとか重装甲水泳部とか、スーツより強いアーマーとか。(アーマー(鎧)に見えないけどな)


 そんでガンダム自体がマグネットコーティングとかでインフレ(摩擦係数がゼロで理論上無限の速度で動く関節とかなんだよ)して、そこら辺のタイミングで出てくるのがジオンのサイコミュやビットを使用したブラウ・ブロとかエルメスなんですけど。
 じゃあ、なんでサイコミュがヤバいのかって言うと、演出の都合として考えると「画面の外から攻撃してくる」というのがヤバい。
 なんでかというと、まずモビルスーツとミノフスキー粒子の設定理由が「敵と味方を同じ画面に収めて格闘させたい」というコンセプトがあって、ビットはそれを素で否定してきているってことになるからです。
 ここら辺はもう、打ち切りが決まっていたのか、Gアーマーのおもちゃを出したので年末商戦が終わっていたからか。第39話「ニュータイプ・シャリア・ブル」の放送日は基本的に1979年12月29日。
 勇者シリーズとか戦隊ものもそうだけど、クリスマスや夏休みなどのおもちゃを売るノルマ時期を越えた終盤戦から、サンライズのロボットアニメは自由に無茶苦茶し始めることがあります。
 無敵超人ザンボット3でも大みそかに神北恵子のお当番回でお誕生日回の第12話「誕生日の死闘」を放送して、そこ時はキラー・ザ・ブッチャーも自分の誕生日を祝ってふざけていたけど、第13話では戦闘の恐怖で失声症になった少女が出て、悪名高い人間爆弾編も始まります。
 おもちゃを年末に売り終わってから無茶苦茶する。


 まあ、ビットも唐突に出たかって言うとそうでもなくて、第35話「ソロモン攻略戦」では宇宙要塞ソロモンに対してビーム攪乱膜を張るための魚雷艇パブリクとか隕石ミサイル攻撃とか、「ソーラー・システム」とか画面外からのアウトレンジでの艦隊と要塞の戦闘をやってる。(要塞は大きいので誘導弾が使えなくても当てれる)


 そこから本格的な艦隊戦になるかって言うと、ワッケインの戦艦がまた沈んだり「ソーラ・レイ」で星一号作戦の艦隊がグダグダになったり肉弾戦になったりして、宇宙戦艦ヤマトと差別化しようとしている。(ジオングも本来は対艦兵器という説もあるけど、アムロがヤバいので)


 というわけで、ファンネルとかビットは基本的に設定無視の「演劇的な格闘アニメとしての機動戦士ガンダムを否定する兵器」なんですけど。(そこで無理くり演劇をぶっこむためにテレパシーで時が見えたり、セイラさんを目視してしまったりする)


 なので、ガンダムシリーズをなぞったような他のアナザーガンダムでも割と「ビット」はインフレ進化の最終段階として起用されがち。(あー、SEEDの子安も一応遠隔兵器を持ってたか。うーん。でもドラグーンは最後の方だし)


 富野監督は本人なのでテンタクラーロッドとか光の翼とか月光蝶とかフォトントルピードとか無茶苦茶なものを出すけど。(フォトントルピードとかプランダーはメカデザイナー発かもしれんけど)
(逆にクロスボーン・ガンダムシリーズはビットをあんまり使わなくて本体の速度を上げて格闘戦をしがち。バイオ脳は出る)


 そういう前提があるので、最初からビットを装備している水星の魔女の(やっと今週の話になった)ガンダム・エアリアルは企画としては攻めてるんですけど。いかんせん戦場がアスティカシア高等専門学校の決闘用区画というビルドファイターズみたいな限定フィールドで狭いので、富野監督の逆襲のシャアのファンネルみたいな「数百キロ先のミサイルをファンネルで狙撃」という広い使い方をしてない。(まあ逆襲のシャアのファンネルも劇場版だから画面として広い、っていうのもあると思うけど)


 その点では「ファンネルと言えばアウトレンジ攻撃だろ!」と思っている富野ファンとしてはビットを使ってるけど、ビットがモビルスーツと同じ画面に収まることが多いし、エアリアルの周りをくるくる回ってるガンビットはガンダムシリーズのビットというより、Fateのアーチャーみたいだなーって感じですけど。(グエル君のダリルバルデの手足が何で飛べるのかは分からんけど、ターンエックスも飛んでたし…???)


 そういうわけで、今回も集団戦のわりにエアリアルの周りのビットはやっぱり本体の防衛に回って、他の自分より弱い機体の援護に出張したりはしてない。(結局、エアリアルのビットの有効制御半径ってどれくらいなんだろ。ミノフスキー粒子とか通信妨害はないっぽいけど)(アンチドートの有効半径もどうなんだろ)
 そういうビットの使い方の不満点があったけど、そこを逆に「アウトレンジからのチュチュ砲」で止めをしたのは、割と意外だったのでそこは面白かった。(ピンポイントだな!)
HG 機動戦士ガンダム 水星の魔女 デミトレーナー (チュチュ専用機) 1/144スケール 色分け済みプラモデル

 エアリアルのビットは集まってシールドになるし、鎧にもなるというのが個性ですけど。(まあユニコーン・ガンダムのシールドとか、ガンダム00のロックオンとかも似たようなのを使ってるけど)破壊されたはずの地球寮チームの機体が補い合って一つの砲台になるというのもちょっとVガンダムっぽくて面白いし、エアリアルのビットに似たような感じでもある。という類似性を発見するのはちょっと楽しい。
 エアリアルたちは家族だけど、地球寮も仲間なんだ!という点で広い意味でのビットで、そこが部下がいるけど個人主義のシャディクとの差、みたいな?


 まあ、そもそも勝利判定はフラッグ機のブレードアンテナだし、それ以外のサポート機は殺傷されてないのに撃破認定されるのは謎だったので、そこはシャディクチームのスポッターの索敵ミスというか舐めプという感じで、「画面外からの攻撃が見たかった」という点では面白かったけど、細かく考えるとパイロット以外のチーム力も決闘の範囲っていう世界観としては甘い気がした。まあ、シャディク・ゼネリ君はみんなに慕われているしシャディクチームの性格として、カリスマ性のあるシャディクと、シャディクが注目してるスレッタ以外への注意が薄かったのかもなあ。そこはミオリネがセリフで性格を言ってるけど。さっさと止めを刺せばいいのにっていうのは、サブタイトルの時点で言い訳しているし…。



 ガンダム・エアリアルの覚醒モードとかはあんまりよく分からんかった。光ったり動いたりするのは、絵としては面白かった。(でも止めはパイセンだし・・・)
 ただビットに意志があるのがホラーだってTwitterの感想とかでよく見るけど、機動戦士ガンダムZZの時点からプルやクェスがファンネルに呼び掛けたりしているし、ファティマを否定している割にZガンダムは「バイオセンサー」というわけわからんもの(あんまり説明されない)を装備しているし…。
 ていうか、最初のビットからサイコ・コミュニケーションを略してサイコミュだから。そこは人の心はあると思う…。
 機動戦士ガンダムの次回作の伝説巨神イデオンの生体発信機は「クワロング・トモロ」というテレパシーを発する微生物が封じ込められていてお互いを呼ぶテレパシーが何千光年離れていても届くけど、バッフ・クランはそれを単なる追跡マーカーとして使っていて、それ、かわいそうすぎないか?っていう。(まあ、イデオンは全体的にみんなかわいそうなんですけど)


  • 反省

 あれ?今回は割と面白かったって感想を書いたつもりだけど大半が富野ガンダムのビットの話だったような…?
 でも、まあ、多分、第2クールからは学園の外のアウトスペースに行くと思うので、そこでどんな感じで広い戦闘空域の立体把握をしてくれるんですかねーっていうか、Gのレコンギスタ劇場版第四部の宇宙戦闘の立体把握が異常すぎる…。ご老体のコンテやぞ?まあ、Gレコは宇宙戦闘について毎回、弾道軌道、人工衛星軌道、静止衛星軌道、地球から月、月から金星って宇宙での距離感とか第二宇宙速度出す宇宙船とかクソデカ構造物とか、テレビのころからめっちゃ広い範囲で戦闘してたからなあ…。


 それに比べるとまあ、ビルドファイターズレベルの限定フィールドで戦闘している水星の魔女は狭いっちゃ狭いんですけど。(宇宙兵器なのになあ)
 あと、人間関係も狭いですね。Gのレコンギスタ劇場版はテレビ版でも多かったのに、さらに戦艦とか基地内でバックヤードスタッフが常に何かの修理や点検をしていて、ハチャメチャにモブキャラの芝居を仕込んでいたけど。
 水星の魔女はマジで会社とかがテーマなのにメカニックスタッフが学生たちの範囲に限定されてる。
 ペイル社は社長が4人もいるのに、嫌味を言う本物エラン君と出自の弱みを握られているベルメリア・ウィンストンのおばさんしか出ない。ファラクトを貸せないのは、まあ、コピー人間の裏事情があるからだと思うけど。Gのレコンギスタ基準だと、ガバガバ学生企業に勝手に買収されたペイル社のメカニックが「なんで学生の試合にザウォートを貸さないと駄目なんだよ!絶対壊すなよ!」とかブチ切れシーンがありそうだけど、ウィンストンのおばさんしか仕事してないっぽく見える…。
(ザウォートはペイル寮の他の生徒に貸し出してたことはあるのかな?エラン君以外のペイル寮の人は公式ホームページには載ってないけど、まあ、寮と言うからには他にもいるんだろうけど。今まで貸してないものを貸すのはOSとかの調整がめんどくさそうではあるけど、便利生徒手帳でサクッとモードチェンジするんすかね)
 社長は四人もいるのに…。四人も要るか?
 グエル君も授業には出よう!まあ、退学処分になりそうだけど。
 プロスペラ・マーキュリーさんは泣いてるけど、あの、ちょっとくらいは手伝え。


 うーん。株式会社ガンダムの学生チームのワイワイケンカしながら仲良くなっていく感とか、青春起業スタートアップっぽさを出すために、ほかの会社の大人の社員が騒いで仕事したり整備とか点検とかするのはカットされるのかなあ。学校の先生もほとんど出てこないし、実習中に学生が人身事故につながりそうな妨害をしても修理も注意も心配もしてくれないし。
 まあ、若い子向けに若い子ばかりが出てきて大人は敵だ!みたいな感じを出すのが企画案なのかなあ?でも、機動戦士ガンダムのホワイトベースも「大人と対等にがんばる」っていうのを出すのにモビルスーツに乗ってるアムロとカイとハヤトだけでなく、ミライさんの無茶苦茶な操縦(具体的には地球の大気内での大型戦艦の背面飛行)とか、オペレーターや看護や食事を頑張るセイラやフラウとかの活躍もあったし、ジオンの大人のがんばりとかサイド7の避難民の大人のクズさとか描いてたんだけど。


 うーん。起業したから大人と対等!っていうのも資本主義脳すぎないか?


 子供向けの勇者シリーズとかエルドランシリーズでも子供ヒーローロボットとライバルだったり仲間だったり巻き込まれ役だったりする防衛軍の人とかお巡りさんとか社会との接点が出てきたけど。リーンの翼にもお巡りさん出てきたし。
SMP ALTERNATIVE DESTINY 勇者エクスカイザー キングエクスカイザー (1個入) 食玩・チューインガム (勇者エクスカイザー)


 学生メインで話を進めるのはうーん。いや、学生の話やシチュエーション劇が悪いというわけではなく、少しは社会との接点を…。せっかく会社ものなんだから…。せめてミンキーモモ初代程度のお仕事感をな…。(古い)


 ていうか、ここからは邪推になるのであんまり言いたくないんだけど、富野監督のGのレコンギスタのモブの描きこみがかなりサンライズのアニメーターの体力や予算を奪って、水星の魔女の制作体力が減衰しているという、富野監督が悪い説も考えられる…。
(急遽特番を挟んだり、まだ10話のアフレコができてなかったり)(閃光のハサウェイがGレコのスタッフを奪ってる説もあったけど、閃光のハサウェイの続報も聞かなくて不安になってきた。鉄血のオルフェンズのソシャゲアニメはあんまり知らない…)


 モブキャラクターの生活感で世界観を見せていくという世界名作劇場的な高畑勲監督スタイルより、メインキャラクターの派手さや少ない登場人物の感情と関係で見せていく現代アニメスタイルの方がアニメ制作のコストパフォーマンスはいい。
 実際、Gレコはかなり多くのモブ、というかその世界で生活している大衆たちを描きこんで雰囲気を作っていても「メインキャラクターに共感できない」という理由で見られなかったり評価が下がるのを見た。
 無敵超人ザンボット3は大衆(被災者)の描き方で評価が高かったけど、時代が変わったのかねえ。
 水星の魔女はキャラクターデザインの段階から中心人物、中心に近い大人、モブの大人で担当分けされているので、ローリングガールズ以上にモブとメインの差別は強いのかもしれないっていうか、本当にモブ差別が多いアニメ増えたよね。ラブライブ!とか、なんで主人公たちが強いのかっていう理由が「モブ顔じゃないから」位だったりしたし…。(偏見?)
 まあ、魔法少女まどか☆マギカも社会との接点がクズホストだったり、きらら系4コマが人気の現在としてはそっちが主流なのかな。日常アニメの始祖は新聞四コマのサザエさんという説もあるし、そこに回帰しているのかもしれないが。


 まあ、僕が「キャラクターが多すぎて覚えられない!」ってなったガールズアンドパンツァーも人気になったけど、これもファンの年齢層が高い?10年やってるしな…。ストパンシリーズも。
ガールズ&パンツァー 最終章 第3話(レンタル版)



 あー-----。今回は割と個人的に機動戦士ガンダム水星の魔女の中では本当に面白いし構成もきれいだなって思ったし、地球寮合体チュチュ砲とかは素直に好きなんだけど。
面白かったって感想を書こうと思ったのに、結局富野監督の話が多い。コレだからロートルは!(ていうか、ローリングガールズも下手したら最近のアニメじゃないのかもしれない)

ロリガ・ロック・ベスト!~Songs of the mob,by the mob,for the mob~/The Rolling Girls



※追記 まあ、映画は完結したけど円盤と配信が残っているGレコをまだ過去のものにしたくないので、水星の魔女を利用してGレコの話をさせてもらうって、前回書いたので…。

  • ほしい物リスト。

https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
↑グダちん用


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匿名で住所を伏せてプレゼントを送るための、つかいかた
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アンチの @02Curry はともかく僕は #Gレコ を閉じコンとしない

nuryouguda.hatenablog.com



 先週、インクエッジさんのことはどうでもいいと書いた…(まあ、僕にとって脳内妹以外の他人は物や金をくれるとき以外は実存係数が低いんですが)。
 じゃあなんでまたインクエッジさんのことを話題にするのかって言うと!

 それは!

 インターネットでは揉め事がウケてアクセスが増えて広告収入が上がるからです!(最低)
 このブログの目的はレコンギスタである!炎上してもアクセスが増えたら願いは化ける!
劇場版『Gのレコンギスタ Ⅳ』「激闘に叫ぶ愛」【Blu-ray特装限定版】
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↑マストバイ

  • インクエッジさんの悪口ってダブスタ


 はあ、そうっすか。



 テメーは俺だけでなく大半が何かに対する不満ツイートばかりのオッサンで本当にそんな高齢者になりたくないなって思いますね。もっと楽しくアニメを見ようよ…。



 僕はGレコを閉じコンであるべきなんて一度も言ってないんですけど。


 あと、富野由悠季監督が人気作について「潰す」って言ってるのを宣伝のためのパフォーマンスだと思ってる時点でお前ダメだよ。クリエイターはね。本当に物を作るときにパフォーマンスや演出ではなく本気で潰したいと思っているよ。俺がこの文章を書きながらお前を〇そうとしてるようになああああああ!!!!!



 ふー----ん。


 インクエッジさんは富野由悠季監督のお考えについて本当にお詳しいのでございますですねえええええ。サンライズの元社員ですか?


 そうだね。富野由悠季監督の作品ってそんなに細かく考察しなくても楽しく見れるエンターテインメントアニメだよね。それはアグリーです。


 富野アニメが本当に楽しいエンタメならよおおおおおお~~~~~~????!!!


 だったらよー-------????!!!!


 てめーも富野アニメを楽しいおおらかなエンタメとして見てるんならよおおおおおお~~~~~~????!!!
 シャンクの欠陥程度のクッソ細かいし本筋のストーリーラインには絡まない重箱の隅についてグチグチいうんじゃありませんよ!!!!!


(Gレコのアニメ設定的には、アグテックのタブーがあるので大っぴらにロボット技術とかを開発できないけど、戦闘状態になったらいつでもロボットを生産できるように、シャンクという一見よく分からん小型ロボットを民生品として生産し続けることでロボット生産技術を継承しているらしい。あと、Gレコは完璧で安全なロボットを見せる作品ではなく、「雑に道具を作って、雑に使う人類」というのが全体的な雰囲気なので。全部見てから言え。メカ設定の正しさより、アニメでは演出の方が重要視される…。そもそも第二話で転倒してるシャンクは海賊部隊に空襲を受けてる状況で逃げまどっているベルリもマニィも頭に血が上って普段使いより無茶な速度を出してるってわかれよ。「女の力で!」という明らかに理不尽なセリフで、想定以上の無茶な使い方をしてるってわかろうね)


 結局テメーはよーーーーー????!!!人を叩きたい、マウントしたい、自分が偉いと思いたいだけで、富野アニメをおおらかに見るか細かく見るか、どっちの鑑賞方が正しいかも自分に対して決めることができなくて、他人を叩くためならダブスタクソアニメオタクやってるだけなんだよなああああ~~~~~~????!!!




 インクエッジさん、自分では何も生みだしてないのに文句をつけてるだけで偉そうに思われて効率的でうらやましい。僕はやりたくないけど。



 id:nekora もだけど、70年代80年代に心を囚われているオッサンオタクってなんでこんなに俺に対して攻撃的なんでしょうね。




 こんなにマイナーな巨神ゴーグみたいなアニメにも詳しい俺!みたいに自分に酔ってるところない?


 はー-----。



 俺に対して「自分に酔ってる」っていう人、たいていはそいつらの方が自意識過剰でナルシストでマウント主義者で知識を振りかざすうっとうしい大学のSF研の先輩みたいなやつが多い。


 まあ、僕は脳内妹との恋に酔っているが(唐突に少女漫画のイケメンっぽいことを言う)。



 僕はネットの精神診断でクトゥルフ神話では「ティンダロスの猟犬に似てる」って言われたので、一度ターゲットにしたものはかなり追い回すよ。
ゲートルーラー 2021GB03-UR17 ティンダロスの猟犬 (トリプルレア) 第3弾ブースター エース参戦!



 まあ、確かに僕もあでのいさんとトミノアニメブロガーナイトという異常徹夜イベントをやった際に、僕が進行表を作ろうと提案したのに却下されて進行がグダグダで、あいでのいさんの言ってることがつまらなかった割に、僕がベルリのトラウマ体験についてしゃべってるとさっさと終われって顔をしていたので、多少ムカついているけど。でもインクエッジさんよりは味方よりです。お酒をおごってもらったことあるし。(倫理観は大体ねずみ男)
(徹夜イベントはマジで体に悪いので二度とやりたくない)


 人を叩くために自分のアニメ知識を利用する奴は本当に嫌いですね。



 まあ、僕は自分のGレコ考察が最高だと思ってるのであでのいさんの動画は見てないけど、(まあ、声優さんや俳優以外の人の肉声が基本的に苦手なのであんまり音声動画は見ないけど。ゆっくりも割とウザいし)ユニバーサル・スタンダードって「誰でも使える」のとインクエッジさんが言うように「誰でも”直感的に”使える」っていうのは物凄い差があると思うんだけど。わからんか?ベルリ達はキャピタル・ガードの訓練学校で練習したり、大陸間戦争などを戦っているプロの軍人だったりするわけだが?(マニィもガランデンで整備のついでに操縦を練習したと言っているし、ノレドはG-ルシファーのメインパイロットではなく射撃サポートだ)

  • 俺がキレたのは俺が優越感に浸ってないからだ



 インクエッジさんがアニメを使って人を叩いてマウントを取って「ズバリ毒舌解説知識人」としてライトアニメファンからたくさんフォローされているのはまあ、そういう中年の自意識の守り方としてはありなんだけど。
 優越感に浸りたいためにアニメを使ってるのはインクエッジさんの方ですね。


 人は!他人の悪意を形容するとき!自分の中にある悪心を参照しがち!


 五十嵐大介原作のリトル・フォレストという漫画と映画の言葉を贈ろう。

「何にもしたことが無い癖に、何でも知ってるつもりで、他人が作ったものを右から左へ移しているだけの奴ほど威張っている。
薄っぺらな人間の空っぽな言葉を聞かされるのにうんざりした。
他人に殺させておいて、殺し方に文句をつけるような、そんな人生は送りたくないって思ったよ」

「何だおめえ、人の悪口ばっかり語って!
人のずるいことがわかんのは、自分にも同じ心があっからだぞ!」

リトル・フォレスト(2) (アフタヌーンコミックス)



 というわけで、僕は人の鏡のような悪口を言うより、圧倒的な形容しがたい憎悪と捕食、あるいは無慈悲な破壊の権限として言葉を使いたい。
(もちろん、僕も敵が多いので置き地雷とか虫の毒として匿名掲示板に自分とはわからない毒針の文法を書き込むことはあります)


  • 俺はGレコを通じて優越感に浸りたくないんだ

 だからさあああああ!!!!!!!!!!!!!!
 僕は優越感に浸るためにGレコを持ち上げたり、閉じコンになってほしいなんて思ってないし、「閉じコンに詳しい俺」ってアピールしてるのはインクエッジさんの方じゃん!



 知名度を上げる広報をしたらいい!って文句を言う資格は!部外者にはない!なぜなら一回の視聴者がTwitterでグジグジ、他社の広報戦略に文句を言っても!バンナムは方針を変えないし、その権限もないのに言うのは無責任という以前に何の効力もない!



 まあ、僕はトンチキ異常者ですけど。別に僕が異常に富野アニメに執着しているのは選民思想とイコールではないですよ。
 ていうか、他人のことをクズとか愚か者とか言うってことの重みを分かって要ってんのかね。このハムエッグ野郎は。俺は生卵に納豆とカレーライスをかけてついでにカットサラダもぶち込んでぐちゃぐちゃに混ぜて食べるっていう戦闘妖精雪風アニメ版の深井零みたいな食生活をしてますけど。(マヨネーズも滅茶苦茶かける)


 こういう風にものを整頓するエルエルフみたいな人とは根本的にタイプが合わない。



 インクエッジさんはヴァルヴレイヴで時間が止まっているので、せめて今季のハードSF枠の恋愛フロップスの携帯電話を見てください…。
恋愛フロップス 1 (ヤングアニマルコミックス)



 っていうか、インクエッジさんって色々と多方面に文句を言ってるけど、革命機ヴァルヴレイヴと幼少期のマイナー特撮とアニメが好きなだけでしょ!?


 というわけでなあ。ぼくは確かに富野由悠季監督の作品に異常に執着しているトンチキだけど、だから、視聴者全員が僕みたいなトンチキ野郎にならないと駄目、なんて思ってないんよ。
 確かに僕は70回くらいGのレコンギスタを流し見もコマ送りリターンも含めて見てるけど、「だから俺が偉い!Gレコ視聴者は俺くらい見ないとダメ!」という選民思想や優越感ではないです。


 むしろ逆です。


 Gのレコンギスタの後の後援会の中で富野監督に紹介された多くの本の中で、僕が読んだ少ない本の中にルネ・デカルトの方法序説がある。


 デカルトの哲学を引用する。

方法序説 (ちくま学芸文庫)

 「われわれが自分のことしか考えないのなら、われわれに固有の善しか享受できないでしょうが、その代わりに、自分をなにか他の集団の一部と考えるなら、どんな固有の善もそのために奪われることなしに、われわれは集団に共通の善をも分け持つことになるでしょう」

 そしてわたしは、自分がこれまでに学んできたことは、まだ知らないことの量や、獲得できなくても仕方ないと思える知識の総量に比べれば、ほとんど無に等しいということも、是非とも知ってほしいと思う。というのも、学問でだんだん真理を発見していくのは、人がお金持ちになるにつれて、貧乏だった頃にはごく少額の買い物でも苦労したのが、高価な買い物でも大した苦労をしなくなるのと同じようなものだからだ。

 多人数の方が一人の人間よりも多くを見ることができるのだから、他の人が今すぐにでも私の持っているもの[自然学の基礎]を使いはじめるなら、かれらも自分たちの発明によって私を助けてくれるからである。

  • 参考資料にしてほしい

 うーん。ちょっと何冊か読み返したけど、一言一句、僕の言いたいこと(かつて何かの本で読んだこと)を午前四時になっても見つけられないので、ちょっと間違っているかもしれないけど要点を自分なりに書きますね。


 一人の人の人生や考察や知識には限界がある。
 歴史は物理的に蓄積される。
 なので、のちの人は過去を学習するために多くの労力を要する。
 80年代にアニメや特撮に詳しかった人が生活の中で見てきたアニメや特撮番組の知識を得るための労力を、
 21世紀の人が同程度に詳しい人になろうとすると、20年以上分、情報量が増えているので、しんどくなる。
 しかし、現代の人がその時点の知識を効率よくまとめていると、
 のちの人はその知識を足掛かりに、現代の人よりもさらに高みに学習を進めることができる。
 それこそが、知識をまとめる人の喜びなのである。
 多くの未来の人が多くの発見や深い考察にいたることの喜びは、
 現代の一人が得る考察や発見の喜びや見栄よりもはるかに多いことは数学的に明らかなのである。


 デカルトの原文とはちょっと違うかもしれない。カントかアリストテレスの言葉だったかもしれない。まあ、原文を見つけるために、インクエッジさんを煽るためだけに本棚をひっくり返すのはしんどいのでやめた。(3時間くらいはがんばった)


 そういうわけで、僕がこうしてブログを書いているのも、まあ、最新の科学論文や実験レポートに比べると取るに足らない、アニメの考察に過ぎないのですけど。
 ただ、富野由悠季監督の作品は難しい部分もある、と同時に明らかに価値がある。


 なので、多くの視聴者(未来の人も含まれる)が富野由悠季監督の作品(あるいは出崎統監督や幾原邦彦監督)に対して「よくわからない」と苦労して考えるのは非効率的であるので、僕はなるべく原典を提示しながら「こういう解釈をすると論理的な線がつながりやすい」と書き残しておきたい。


 というわけで、僕がGのレコンギスタについて、ベルリ・ゼナムのビーム・ライフルの一発一発の射撃意図とか、それに寄った彼の精神の変調などについてコマ送りしてまで精査したのは「僕はこれくらい細かく見たから僕はえらい」と自慢げに示したいわけではない。


 いや、アニメを見て、それに対して私見を述べるだけの無職が偉いわけないだろ…。

nuryouguda.hatenablog.com


 ↑これを書いたのは、僕自身も「Gのレコンギスタの密度は濃いし、一人で全部わかるのは無理だろ」って思ったからだし。
 富野監督は群盲に対する巨象のようなもので、僕が見識において盲人に等しく解釈が完全でなく間違いを含んでいるとしても(実際の僕は眼鏡で何とかなるレベルの視覚障碍者ですが、比喩として)、象をなでる群盲の手が数万数億くらい多くなったら、まあ、レーダー探知機やら電波望遠鏡みたいな感じで実像をある程度近似的に把握できるようになるんじゃないかと思っているし、その助けに成れたらうれしい。


 そういうわけで、インクエッジさんが僕に対して「自分は視聴力があると思い込んでいる」「「みんなに観てほしい」って建前を打ち、そのクセひたすら人を遠ざける」というのは、実は部分的には正しい。


 正確には「富野由悠季作品を、無職で時間がある自分くらい何回も繰り返して、大多数が労働者である全人類に対して、僕のように細かく見るように要求するのは無理なので、他の人が自分ほど多く見ないで済むように参考資料になるような点をまとめておく」
 という感じですね。


 なので、部分的には「Gレコを僕のようにたくさん見ないでほしい」というのは正しいのだけど、それは「Gレコはわかる僕だけが見ればいい」というのは全く逆で、
「みんなは僕みたいに苦労してGレコを見ないで済むようにしたい。みんなが僕の知識や見解や解釈を都合よく利用して、効率よく富野由悠季作品を楽しんでくれたら全体の幸福量が増える」という考え方です。


 コマ送り視聴の痛み、苦しみは。俺たちだけが知ればいい!
特警ウインスペクター VOL.5<完> [DVD]



 まあ、非正規雇用だったけど、一応、京都大学の基礎物理学研究所の事務員をしていたこともあるし、そういう知識まとめ作業は結構好き。
 KLab株式会社で過労になっていたけど、社内Wikiに運営の更新方法とかまとめていたし。(過労死寸前になったうえに毎日怒られていたし残業代も出なかったのに、終電までやっていた。更新の引継ぎ作業とかやらなきゃよかったな)まあ、僕が辞めてから何年もたっても僕が書いた謝罪テンプレ文を他のゲームの運営メールでも使っているのをツイッターでさらされてるのを見たときは申し訳なく思ったけど。


 まあ、このブログも聞かれもしないのに教えてくる厄介なSF研の先輩みたいな感じだけど、僕は別に強引に聞かせるつもりはなく、ただ、書いて、ネットに置いているだけです。読みたい人だけ勝手に読めばいいです。そのためにオープンにして、なるべく目次も、整理したい。
 まあ、本当に(はてなダイアリーからはてなブログに移行してから)目次ページをさぼってて申し訳ないけど。うーん。まあ、以前と違ってはてなダイアリーのURLでもはてなブログに自動リダイレクトされるようになったので、以前の目次ページのリンクをこのブログのトップページに貼り付ければいいんだけど。作品数が多いので…。


 いや、これは意外と有益でな。Twitterとかトゥギャッターは割と流れていくし、書いた人の主体もあいまいなんだけど、ブログやテキストサイトだとある程度検索性が高くまとまっている。具体的には10年以上前に書いたアニメの感想を今でも読んで感激してその感想をツイートしてくれる人が結構いる。(めっちゃエゴサするよ!)


 というわけで、僕がGレコを閉じコンにしたいと思っているというのは全く逆で、オープンソースにしたいと思っていると訂正させていただきます。

  • 水星の魔女の利用


 そういうわけで、水星の魔女のハッシュタグにもGレコの話を書く。なんやかんや言って、Gのレコンギスタの劇場版完結から半年もたってないですからね????
 いや、まあ、その、確かにハッシュタグ荒らしかもしれないし、水星の魔女など他のアニメ作品と富野作品を比較するのはマナー違反かもしれないんですが。
 話題の新作アニメの話題にかこつけてGのレコンギスタのミームをネットに混ぜていきたい。新作ガンダムが放送開始したからと言って、まだまだGレコを過去のものにしたくない。


 っていうか、水星の魔女も富野監督が始めたガンダムシリーズのブランドを利用してガンプラ製造ラインを使って商売をしてるんだから、こっちが水星の魔女を利用して富野作品を語っても別にどっちもどっちだろ!



 なので水星の魔女の記事のコメント欄でGレコを馬鹿にしたようなコメントを書かれても、「見てくれて本当にありがとうございました!」ってお礼を言うような奴だよ。俺は。

https://nuryouguda.hatenablog.com/entry/2022/11/27/185241

横山緑「グダちんさんが度々話題にしていたGのレコンギスタが気になったので友人が録画していたものをDVDに写して自宅で観ました。登場人物達の言動に色々突っ込みどころが多く、物語の展開の訳のわからなさ、打ち上げ花火の様な戦闘シーンなど、一言で言うとポプテピピックみたいで、ある意味面白かったです。」


グダちん (id:nuryouguda)

>横山緑さん
 わざわざGのレコンギスタを見てくださってありがとうございます!!!!!
 大体富野アニメの初見なんてわけもわからないもんです。僕も小学生の時にリアルタイムで機動戦士Vガンダムを見たときはそうでした。これからゆっくり沼にハマってください!

 僕が馬鹿にされようがブログが炎上しようが、富野作品に対するGoogle検索ランクとかの入り口とか視聴者の興味が上がって、多くの人が富野作品を見たら絶対面白いので。それは見てほしい。


 僕自身の自己肯定感は精神障碍者保健福祉手帳2級が出るくらい底辺ですけど、だからこそ自分を自慢して他人に文句を偉そうに言ったり怒る態度をするより、アニメの話を楽しそうにしていきたいなーって思います。


 いや、まあ、僕の富野監督作品に対する見解が絶対正しいというわけはないので、多くの人が見て、多くの意見が出て、それを僕も見て、それでみんなが集合知していったらいいと思う。僕はなんだかんだいってガッチャマンクラウズ好きだし。

GATCHAMAN CROWDS Blu-ray BOX

  • またうだうだ長文を書いた反省


 まあ、最近は水星の魔女とチェンソーマンの感想ばっかり書いてるけど。なかなかGレコ劇場版の「最後の」記事を書く時間が取れないーーー。絵コンテも読み込みたいし。過去に書いた自分の感想も読み返して考えをまとめ直したい。
 ただ、自分が書いた感想は結構恥ずかしいし、これを読み返すのが実は一番苦痛だったりする。そもそも僕はアイディアを思いつくとそれを書いて外に出して忘れないと、数カ月から数年単位でずっと同じことを頭の中でぐるぐる考えてしまう病気。なので、忘れないと脳のメモリ容量がどんどん狭まってどんどん馬鹿になります。


 ま、まあ、Gのレコンギスタ劇場版と輪るピングドラム劇場版とゴティックメード劇場版が公開されていた時期は、感想を書くことよりとりあえず鑑賞を周回するのに時間をかけたし、体調を崩したり、秋になって本格的に寒くなる前に家の修繕やら庭の手入れやら金策やら役所との折衝をしていたので。


 こ、これからがんばります!輪るピングドラムはガチ目の考察のアイディアが3記事くらいあるけど、下手したらBlu-rayが先に届きそうだな…。ピンドラもテレビ版を見返したいし。Gレコの最後の殺人考察記事も、アイディアとしては一個だけど多分長さ的に3分割しないと一気に徹夜書きすると死ぬ感じがする。
 ガンプラも作りたい。
 でも寒くなるとわけもなく一日12時間寝ます。


 ふえーん!やむ!


 でもおそくてもなんかしてたら、多分その間は何かしていることになると思う!
 血糊の付いた包帯のまま進軍しろと言う!

機動戦士Vガンダム SCORE 2

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#Gレコ と #水星の魔女 行動原理がわかると面白いのか?

nuryouguda.hatenablog.com

 とか。
nuryouguda.hatenablog.com
 とか。


 ブクマコメントで「Gレコはキャラクターの行動原理がわからない。水星の魔女はキャラクターの行動原理がわかる」と言われた。
フィギュアライズスタンダード 機動戦士ガンダム 水星の魔女 スレッタ・マーキュリー 色分け済みプラモデル


 実は僕はアニメオタクなので、もちろん富野由悠季監督のスーパースペシャル面白いアニメは楽しいけど、それはそれとして他のアニメも見るので富野監督が作ってないアニメも面白いに越したことがない、というドクター・キリコみたいな感じです。



 というか、大河内一楼さんが脚本を書いたオーバーマンキングゲイナーは一見して楽しい作品だが、僕はそこにセーレン・キルケゴールの「死に至る病」の絶望理論を投じて14年前(!?)にブログを書いたという実績がある!

nuryouguda.hatenablog.com

絶望は精神におけるすなわち自己における病であり、そこでそこに三様の場合が考えられうる。
1、絶望して、自己をもっていることを意識していない場合(非本来的な絶望)。
2、絶望して、自己自身であろうと欲しない場合。
3、絶望して、自己自身であろうと欲する場合。

  • アスハム・ブーンの絶望について

前回、「アスハムはオーバーデビルに弄ばれたと知ってからは第三段階の絶望に進んだか?」と、書いたが1週間置いてスタッフが変わったら立ち直ったっぽい。というか、やはり第二段階の「絶望して自分自身であろうと欲しない段階」に安定した模様。

アスハム
「さっきは、オーバーデビルをコントロールしているようなことを言っておいたが…実際のところ、こいつはどこへ向かっているのだ?
まあ、よいわ、東へ向かえばヤーパン、西に向かえばロンドン・イマだと言えばいい。南のときは、中原を凍りつかせるてやる。ハハハハッ」
第23話 復活のオーバーデビル

カリンの心とゲインの力に対して絶望したアスハムは、「自分の目的の遂行のために万能のオーバーデビルを手に入れる」という態度から「万能のオーバーデビルが遂行することを自分の目的にする」ということで万能感に酔いつつ、絶望している。
これはまさしく、自分自身を放棄した姿。
この状態について、キルケゴールはこう言う。

 絶望者が自己自身を閉じ込めていくという形である。彼(彼女)は自らをこの世から隔絶しようとする。それは、絶望して自己自身であろうとすることではなく、自己自身であることを放棄した姿である。世間の内にありながら、この絶望者は孤独であり、「よそ者」である。自分自身の内に閉じこもっているこの種の絶望者は、行為について恐怖を抱く。彼(彼女)が行動しなければならないとき、彼(彼女)はそこに誤謬と後悔の原因をしか見ない。彼(彼女)は、後ろしか見ようとしない。
 だから、彼(彼女)は行動することができない。彼(彼女)の自己は絶えず自己自身の上に戻ってくる。内省ではなく不安が支配する。夢によってかき立てられながらも過度の分析によってすり減らされ、思想において勇気づけられながらも、実践において気後れする。
(その66)

これ、アイシング・ゲートの中の氷の城に引きこもったアスハム・ブーンそのものじゃね?暗黒の白夜とは、今日と明日の間に永遠に引きこもった「停滞」のオーバースキルかな?
なんと、19世紀に既にキルケゴールはキングゲイナーの展開を予期していたんだよ!
な、なんだってー!
この解釈はちょっとアクロバティックだと自嘲するが、私の手持ちの資料ではこのような電波演出(アスハムが消失しながら勝ち誇る)を説明するのはこの理論しかない。
また、このような解釈をしている人が他にいないかと言う事をグーグル先生で軽く調べてみた所、キングゲイナーと死に至る病の関連を語っている人物が一人だけいた。
富野由悠季本人である。

「『キングゲイナー』を笑える楽しい作品にしようと思ったのはどうしてですか」っていうのは、こういうことです。難しく考えていって自分がどれだけ頭がいいかという体験をするのはとても快い体験です。だけどそれは第三者にはわかりません。第三者が喜んでくれる姿を見てると、それは自分の胸にとっても、とてもいいことだと思えるようになってきまして、ある環境・ある状況・楽しさ・嬉しみというのを共有することができます。お祭りのように。ライブコンサートのように。それが、暮らしていく上で、そういうことを、体験をいっぱい積み重ねていくほうが物事を難しく辛く考えていくよりはいいのではないか。まして、テレビアニメ・アニメ・映画・演劇、つまり芸能一般というのは、基本的に人を鬱屈させる機能を持ったものではないはずですから、そのようにあるべきだということをこの数年本っ当に感じていますので、そのようにしています。そのように努力もしています、という言い方もできます。

 自分の考えていることを代弁してくれる作品というのは当然あるわけです。そういう作品が、原理主義的なところに入っていかないものであれば問題は無いとも思うのですが、人間が一人でものを考えているということは、僕にとっては、僕はろくに本を読んでいない人間なんですけどもいつも突き当たる言葉がありまして、ニーチェの「絶望というのは死に至る病である」という言葉(キルケゴールの間違いか?)につながってきますので、一人でいるということに対して、生きている限りそれを避けたい、という努力をしています。「病気が楽しみだ」という悟性だとか感覚があるということも承知しているつもりです。だからこそです。そこに漂う、そこに浮いてしまうのは危険なことだと思っています。まして、自分の仕事を若い人が見てくれているかもしれないという可能性を考えたときに、そのような、大人の偉そうな事情とか都合というものを作品の中に閉じ込めるというのは、これは僕は卑怯だとも思っています。ずるいとも思っています。死ぬまでやるかというふうに思っています。

http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-White/1371/7.html

http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-White/1371/
2002年度上智大学ソフィア祭
富野由悠季講演会「ガンダムから君へ」
日付:2002年11月2日(土)

富野発言は中略すると意味不明になるが、全部引用しても意味不明だが、そもそも意味を分からなくても損をしない俗悪なロボットアニメについての言葉だからなんとも無いぜ。講演会の結びの部分の言葉です。
一応、富野監督はニーチェとキルケゴールを間違う程度だが、キングゲイナー期に死に至る病を意識していた事は事実のようだ。死に至る病の象徴を描くのは、他のスタッフが出したアイディアかもしれないが、「ガンダム者」のインタビューで山本優氏は「富野監督はニュータイプの事を最初に教えてくれなかったから困った。言ってくれたらもうちょっとライターで整理したのに」というから、白富野期になっても脚本家に対する秘密主義は在ったのかもしれない?
また、上記インタビューを読むと、富野監督は「死に至る病という絶望からお祭りによって立ち直る様を描く」事を重視していて、死に至る病そのものを描きすぎると新世紀エヴァンゲリオン的な「病気を娯楽とする」作品になってしまうのではないかという危惧があったのかもしれない。
しかし、、、、チラッとだけ絶望を見せられて説明が無かったら大抵の視聴者はそれが絶望だと気付かないのでは?(笑)やっぱり暗黒の白夜とかは電波描写だよな。

nuryouguda.hatenablog.com
死に至る病 (岩波文庫)

  • 別に僕はえらくないですけど

 あの、キルケゴールとか哲学書を数冊読んでる程度では学問的にはほとんど意味がないので(専門家は200冊くらい読んでるよ!)、別にキルケゴールとキングゲイナーを結びつけている僕の知性がすごいとか威張るつもりはない。
 ただ、富野由悠季作品のキャラクターの行動原理はこれくらいの古典文学に通じる部分がある。
 オーバーマンキングゲイナーと機動戦士ガンダム水星の魔女の脚本の大河内一楼さんも多分、元編集者としての基礎教養としてキルケゴールくらいは読んでいると思うのだが。

 水星の魔女と富野由悠季作品を比較して、「水星の魔女はキャラクターの行動原理がわかりやすい!富野作品は行動する理由がわからない!だから水星の魔女の方が人気がある!」というコメントをたくさんされた。


 そうなのか?


 お前たちは日常生活をしているとき、コンビニのちょっと機嫌が悪そうな店員とか、自信満々に決算を発表する会社の社長とか、近所の中学生とか、バンドマンとか、俺みたいに働きもせず平日の夕方からふらふらしている精神障碍者とか、そいつらの行動原理のすべてを分かったうえで行動しているのか?


 ちがうだろ!

 わかったつもりになってるだけだ!



 人間はそんなに単純じゃない!もっといろんな考えや状況やとっさの気分やそれまでの蓄積で行動理由は千差万別!だけどフィクションのキャラクターは商品だから、行動原理や考えがわかりやすい方が売れる!ってのは、キャラクターを家畜にすることだ!
GGG 機動戦士Zガンダム カミーユ・ビダン 約190mm PVC製 塗装済み完成品フィギュア MH83153


 それにお前たちも自分が行動するとき「自分の行動原理はこんな感じだから~」って主義主張によって決定しているのか?飯を食うときとか、仕事でどの会社に発注をかけるのかとか、どんな服を着るかとか、全部自覚して行動を説明できる人はどれだけいるんですか?僕は結構なんとなくです!



 まあ、行動原理に感情移入して共感するか、あこがれるか、そもそもよくわかんねー異質さに戦慄するか、ジャンルや作品や受け手本人の気分や時代や国によって評価軸は滅茶苦茶変わるので、そのどれが正しいかは、僕は決めませぬが!
アニメーション,折りにふれて


 まあ、なんかこう、共感型の水星の魔女と観察型のGのレコンギスタでは違うと言いたいし、富野ファンの身びいきとしては、それをもってGレコが水星の魔女に劣っていると言われると悲しい…。悲しい・・・・

 とりあえず、Gレコの情報の整理については過去に3回くらい記事にしたので、新しく書くのは控えてこの問題についてはシャットダウンしておく。

 もう読み返すのもめんどくさいからね!リンクだけ貼っておく。暇な人だけ読んだらええ。

nuryouguda.hatenablog.com


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 しかし、まあ、やっぱり、「世界観の正解を知ってそうなキャラクターが言ったことだから、それに従ってるキャラクターの行動は理解できる」とか「勝手に動いてるキャラクターの行動原理は理解できないから糞」とか「変顔してる悪役は悪い奴」って言う人は「自分の考えとかないんか?」ってちょっと嫌いですね。


 とりあえず、行動原理と世界観については4年前にとっくに書いていたので、もうこの話題は終わり!
 以降は無視!

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機動戦士ガンダム #水星の魔女 第8話 学生のサークル感覚がこわい

 先週のおおおおおお!機動戦士ガンダム!ガーンダムー!ガーンダムー!
 鬼動く!鬼飛ぶ!鬼ひかる!鬼しゃべる!ドン・オニタイジン!
 水星の魔女の感想でえええええええ!!!

b.hatena.ne.jp


「リアリティを追求する作品じゃねーから」「厄介な富野信者」「真面目に見てない」とかめっちゃコメントされましたけど!


 まあ、ブクマが増えてアクセスが増えて一日一本のトップバリュのチューハイが買えるくらいの広告収入を得ている(しょぼいな)ので、批判されても別にいいんですけど。


 先週僕が指摘したとおり、ミオリネ・レンブランって勢いでその場で手書きで適当にでっち上げた株式会社ガンダムの出資をゲットしたけど、本当にこいつガンダムとかガンド技術のことを何にも知ってないな!っていうことがわかった今週でしたね。


 大丈夫か?


 金とコネはあるけど会社の基本になる技術のことを何にも知らない社長とか。まあ、イーロン・マスク(もともと親が金持ち)がそんな感じで世界一の大富豪になったらしいけど最近はいろいろとテスラの電気自動車も事故を起こしているらしいけど、中国と揉めてるのかもしれないけど。
バンダイ (BANDAI)GUNDAM CARD COLLECTION 機動戦士ガンダム 水星の魔女(BOX)20パック入


 僕の考え方が古いのかもしれないけど、「この会社はこれができます!」って言って金を集めてから「うちの会社って何ができるんだっけ」って考えるの、詐欺とすれすれな気がする…。社員の集め方もひどくなかった?ミオリネはクッソ態度が悪いけど、スレッタ・マーキュリーさんの人徳で地球寮の人はなんとか入ってくれたけど…。
 ていうか、先週「ガンド・フォーマットの問題解決を企業の軸にします!」って言ってなかったっけ?なんで「兵器として売ろうかな」とか工場もないのに言ってたの?問題解決の研究企業ではなかったのか?


 まあ、一応ペイル社とシン・セー社の魔女に話を聞いて長老魔女の動画をゲットして「ガンダムは兵器だけじゃない!民生事業にも使える!」って”気づき”を得たっぽいけど、あの、プロスペラ・マーキュリーさんの義手って21年間ノーメンテナンスということはないと思うので義手義足の分野でのガンド技術(まあ、パーメットリンクはしない型落ちの奴かもしれないけど)の部品とかはどっかで製造されていると思う。
 ミオリネ・レンブラン、それも知らなかったのかなあ?まあ、義手義足とガンダムが関係しているということを知らなくて、個別に知っていただけかもしれないけど。


 でも、ペイル社の低級魔女おばさん以外にもファラクトの整備チームとか実際に部品を扱っている人と話したりガンド・フォーマットの機材を見学したりした方がよかった気がするけど、なんか魔女二人に話を聞いて動画を見せてもらったらわかったつもりになるの、若者がノリで起業して痛い目を見るヴァルヴレイヴみたいなフラグだと思うけど、でもさあ・・・。構造解析くらいしようよ。


 エアリアル君もノーメンテナンスというわけではないと思うし、(実際、何回か決闘でエアリアル君の手足がもげたけど、どうやってくっつけたんですかね)スレッタに部品をばらさせるとか。


 まあ、糞ダサ社歌とガビガビPVはゾンビランド・サガリスペクトということで良しとして(?)、とりあえずロゴから入るとか鉄華団もリスペクトしている感じで、いや、企業としては半グレをリスペクトしちゃダメだろ…。


 ロゴ自体もあんまりガンダム感がないというか、全体的に無難というか、そもそも会社の理念が決まる前にロゴを作っちゃったので、うーん。



 それに、明らかにプロスペラ・マーキュリーさんもガンド・フォーマットの技術の全部を教えてくれてなくてほんのり嘘を混ぜてる感じだったし、そんな人から見せられた動画だけで「ガンダムは安心安全!」って思い込むのは本当にどうかと思う。
 というか、ガンド・フォーマットの義体の技術って今回動画で手足だけでなく胴体の心肺機能も置き換えてるのがプロローグと同じ素材で映ってたけど。そこに対して生理的嫌悪感とかはないんですかね?
(手足はともかく、内臓(特に肝臓や腎臓やホルモン分泌器官や免疫系)を機械に置き換えるのはかなり難しいというか、化学機械部分の体積や重さを人体に入れるまで小型化するのはとても難しいと思うけど、なんか長老魔女が宇宙適応アプリよりは安いって言ってたけど…)
 まあ、ガンダムは初代ガンダムから富野監督が「こんなデカいロボットが地球で立つわけがないから宇宙機器として企画したけど、やっぱりテレビで放送するためには地球で戦わせることにした」というガバガバSF設定なのでサイボーグ技術とかにツッコミを入れても仕方ない面はある。二足歩行モビルスーツ自体が割とあり得ないメカのわりに40年以上(アニメとしては)認知されているので。


 うーん。でも、初代ガンダムのアムロが最初にやってた顕微鏡でコンピューター(マイコン?)を組み立てるとか、そういう理系っぽい技術優先の感じでパーメット鉱石のガンド・フォーマット回路の研究を始めるより、文系の経営戦略って感じで会社を作って、まずやるのは広報動画って感じの方が現代的?今風?なのかな?


 僕は富野由悠季監督の作品のファンなので「よく知らない技術をその場のノリで使ってみる」っていうのは死亡フラグにしか見えないんだけど…。数千年前の技術である黒歴史とかヘルメスの薔薇の設計図やイデの伝説の巨神(これは数億年前)よりは20年前のガンド・アームは調べやすいと思うので、そこはもうちょっと頑張ってほしい。


 ていうか、ミオリネ・レンブランって第八話なんだから、もうちょっと成長しているというか、偉そうな態度を改めるというか、人の気持ちがわかる人になってるかというとそうではなく。
 自分が社員って決めた地球寮の学生に雇用契約を結ぶ前に仕事を押し付けるとか、そういうのはのちのち反感を買って組織が瓦解するフラグな気がする…。まあ、今のところはクソPVを作ってキャッキャウフフしてるレベルですけど。


 トップダウン型社長なのに社長が会社の軸の売り物の技術(ガンド・フォーマット)について知ってないっていうの、本当に現実のIT会社社長とか(僕はKLab株式会社で十分に過労死寸前になった!)みたいであんまり好きになれないな…。
 ミオリネ・レンブランもどこかのタイミングで手足をガンド・フォーマットにされて身をもって実感するとかしてほしいけど、最近はピクシブでも切断系に規制が入るらしいね。
 でも、チュチュ先輩は丸鋸を使えるらしいので、ターンエーガンダムのディアナ奮戦(麻酔なし)みたいな展開があってもいいと思います。
マルノコ 丸のこ 丸鋸 充電式 電動まるのこ DINSHARE コードレス 20V 4.0Ah 木材切断 刃径125mm 6500r/min高速回転 切り込み深さ40mm 平行定規付き 日本語取扱説明書付き JC-9901


 シャディクくんについては次回以降に派手に動くと思うので保留とします。グェルくんはキャンプだけでなく座学もした方がいいと思いました。五飛カトル座禅をしながらしゃべる人が出てきたけど…。


 あ、あと、最後になったけど前回まで「学園があるコロニーの小惑星しか映ってない」って僕は文句を言ってたけど、一応会社とかがある場所(それがコロニーなのか小惑星なのかは映ってないけど)は宇宙船で行き来する程度には離れた場所に実在しているのがわかってよかったです。乗客が3人しかいないので、採算が取れてるのかは分からんけど。
(ミオリネとスレッタがチャーターした便にシャディクくんが割り込んだのかなー?)


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#水星の魔女 でバズっているけど読者や @02Curry (インクエッジ)はどうでもいい

 いやはや。機動戦士ガンダム 水星の魔女の視聴者ターゲット層は僕よりも若い人だということくらいは分かってますけど。


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 なんかバズった。


 なんかバズったので、バズる記事を続けて書きたいと思うのはブロガーの性分というわけで。
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 あの。なんでバズらせたいのかというと、金のためです。広告収入は無職にはかなり大きい。金が欲しくて記事を書いているので、読者の気持ちとかどうでもいいです。別にアニメブロガーとかアニメ評論家として確固たる地位を気付いて商業ライターになりたいわけでもないですし、藤津亮太さんとあきまんさんにも特に理由もなくブロックされているし(なんとなく気持ち悪いからという、怪人としては全く当然な理由)。商業ライターは収入になるのかもしれないけど、僕は社会恐怖障害なので社会人とビジネス的なやり取りをすると精神的にダメージになります。


 もちろん、富野由悠季監督や出崎統監督など、ギアが何段階か上がる好きアニメについては真面目に語りますけど、それ以外のアニメについては「時事を観測するために見ているし、時事の流れでバズるような書き方をする」という感じです。


 まあ狙ってバズを当てられるようになるのは割と最近になってからなんですけど。シャアがキシリアを狙撃したような。
ウイング アイドルマスター シンデレラガールズ 砂塚あきら ストリーミングチアー+ 1/7スケール ABS&PVC製 塗装済み完成品フィギュア


 なんで僕が富野由悠季監督や出崎統監督の作品だけを特別扱いしているのかというと、面白さとはまた別の次元で「見ているとオーガニックエナジーが体に満ちるので健康にいい」という感じです。いや、僕は精神障碍者保健福祉手帳2級を取得するレベルでうつ病(本当はもっといろんな症状や発達障害が複合しているけど、過労死寸前や親の自殺によるPTSDなど辛いことや症状が多すぎて主な病名を決められないレベル)なんですけど、富野由悠季監督と出崎統監督の作品だけはなぜか見ただけで「やるぞ!やるぞ!やるぞ!おいらにゃ獣の血が騒ぐ!」というくらいテンションが上がるので。宮崎駿監督や高畑勲監督や庵野秀明監督や新海誠監督や細田守監督やワンピースやコナンなど、もっと売れている人はいるんですけど、富野監督と出崎統監督だけは何故か見ていると元気になりやすいので好きです。むしろ毎日一回は見た方がいいレベル。健康にいいからな。


 そういうわけで、かなり命を助けてもらったという点で富野監督のガンダムは他のガンダムより優先してるし、他のガンダムの感想はたまたまリアルタイムで放送されているのでブログのアクセス数稼ぎに使っている程度という感じで、実は営業優先で、かなり冷めています。
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 061 辻野あかり


機動戦士ガンダム #水星の魔女 第7話 付和雷同がカッコ悪かった - 玖足手帖-アニメブログ-

流行りの水星にいちゃもん付けた記事で小バズ狙って暗黙の物乞いするのは、大嫌いな父親に頭下げてでも親の力を借りたミオリネに完全に負けてないか?あとベルリの方が最後まで受け身型で主体性なんて感じんかった

2022/11/21 08:19
b.hatena.ne.jp


 まあ、そう言われるのもわかるけど、ほしいものリストから物をくれる人が今のところ居るので、(食費の大半は読者の人からもらっているレトルト食品で賄っている)ほしいものリストを載せるのは別にいいだろ。
 ていうか「バズ狙い」を馬鹿にするならさあ…。ブクマしなければいいじゃん。今のところシステム上、はてなブックマークが多いとアクセス数が増える仕組みになっているので。僕はそれをハックしているだけだよ。


 というわけで、好き勝手なことをブログに書いているけど、実は読者の気持なんかどうでもいいんだ。(唐突な世界の果て)
 いや、個人ブログでチラシの裏なんだからちゃんとした記事を書くより、好き勝手なことを書く方が優先度が高いだろう。好き勝手なことを書いて、それでブログのアクセス数と広告収入が実際に増えているんだからそれは利用するよ。
 僕のブログがこういう風にアクセス数を増やしているのがダメって言うなら、最初からブクマしなかったらいいじゃん。っていうか、ブックマーカーの方も「ブクマ数の多い記事をブクマすることで自分のアカウントを目立たせて売り込みたい」って意図が丸見え。どっちもどっちじゃん。


  • バズる記事の傾向

 なんか、まあ、今までも何回かバズったけどいちいち振り返るのがだるいので直近の水星の魔女関係に絞りますけど。(ブログは数百ブックマークされることがあるけどTwitterで数百RTされることはほとんどないので、プラットフォームの違いを感じますね)
 なんかブックマークコメントを整理すると、


・富野ファンの僕グダちんを馬鹿にする感じ
・富野作品がわからないと馬鹿にする感じ
・富野作品の方が好きだと言う感じ
・水星の魔女は分かりやすいけど、敬意は抱かない感じ(わかりやすいネタが面白いだけ)
・水星の魔女はリアリティラインが低いので大して期待しなくて楽しんでる
・水星の魔女にクソ富野ファンが文句を言っているので、水星の魔女は面白いはずだという認識


 などがあります。他にもあると思いますが、まあ、僕は割と他人に興味がないので。他人のことは数千のアクセス数の一片に過ぎないと思っているので。
(なので、こういう風に読者を突き放すエントリーはどこかで必要だったと思うけど、水星の魔女関係で読者が盛り上がってこのブログに注目している間でなくてはアクセス数かせぎにならないと思って、今書いています)


 まあ、はてなブックマークなんて所詮100文字でTwitterよりも短いのでそんなところでガタガタ言われた所で、僕本人はほとんど傷つかないんですけど。まあ、褒められたらちょっとうれしいけど。文句を言われてもアクセス稼ぎの道具になってるので別にいいかなーって。


 そもそも僕はラブライブ!スクールアイドルフェスティバルで倒産の危機を脱したKLab株式会社に自分のブログを学生時代の成果として見せて就職した後過労死寸前になってKLab株式会社を呪う(呪いは刑法ではたぶん禁止されてないよね)記事を書いているので、敵は多い方だけど、攻殻機動隊基準だと半ドアの自動車や郵便受けに爆発物が仕掛けられなかったらセーフだと思っている。親は半数が自殺している。


  • 怒られても泣かない

 まあ、別にアクセス数が増えると同時にアンチが増えるのはインターネットの自然法則みたいなものなので、どうでもいいな・・・。お前らが俺に対してがたがた文句を言っているのはほとんどどうでもいいし俺にダメージは通ってないよ。


 インクエッジの野郎は「アニメに俺は知識がある!知識が足りない奴はアホ!」ってマウンティング欲モリモリでめっちゃ気持ち悪いのでブロックしているのに俺に絡んできているんだよな。
 あのさあ。アニメって別に知識があるから偉いとかそういうアレじゃないと思う。楽しめたらいいんだよ。まあ、僕みたいにブログで「ここはつまらなかったね」とか言っておもちゃにする楽しみ方もあるけど。
 つまらないアニメについてゲラゲラ笑ってもちゃにする楽しみ方もあるので僕がその対象になっても仕方ないけど、僕が好きな監督作品を細かく見て楽しみを増加させるのと、細かく見てもどうせ楽しくない作品を雑に見ることについてインクエッジの野郎にガタガタ文句を言われるのは腹立つな。
 インクエッジの野郎は僕にブロックされているくせにこのブログを読んでいるようなので言っておくが、テメーは「アニメの知識が豊富でズバットアニメを切ってくれるインクエッジさんの知識はすごい!」っていう程度のライトなフォロワーには褒められるかもしれないけど、ほぼほぼ同程度の知識があるけどあえて表に出してない人からは「中途半端な知識をひけらかして、それをアニメを殴る棒にしてる野郎」にしか見えねーから。


 っていうか、僕はマジで富野オタクということは自覚しているので、水星の魔女に対してやる気がないということも自覚している。
 

 なので、以下のツイートは間違い

そもそもグダは気分屋に過ぎ、わからないと挙げてるものにもふつうに劇中の描写の端の提示でわかることが含まれていて、「Gレコは気に入ったから前のめりで観るから」僕にだけわかるがふつうの人はわからない微細な情報がある、「水星は不愉快だから」それがない、て能天気に短絡してるだけなんだよな



 いや、普通に自分もGレコを贔屓していて水星の魔女のバトルシーンに対してやる気がないのは自覚しているが????
 っていうか、アニメブログ界ガンダム部門にも若いブロガーが入ってきてほしいので、実は僕は「水星の魔女の戦闘シーンの解析をGレコの手法でやればできるけど、あえてやらなくて、若い新しいブロガーに担ってほしい」というスタンスだし、それはインクエッジのヤローに言われる以前に明記しているんだが????文盲なのかな????????

高速戦闘
低空から侵攻するエフラグに乗ったカットシーを急襲するモンテーロ


 頭部バルカンで牽制して相手のカットシーにシールドで受けさせ動きを止めてロックオン

 カットシーはもたもた近距離戦用のサーベルを展開するが…

 遅いな!

 サーベル戦になる手前でジャベリンの投擲!

 敵の肩に刺さったジャベリンの後半のバスターランスを回収しつつ、前半部でえぐり…

 カットシーの装甲の破損部に運動エネルギーをぶつけるキックでトドメ!
 この間、わずか10秒。モンテーロのコンボが気持ちよすぎる…。クリムはホントに戦い慣れしているし、富野ガンダムのエースの入力速度、滅茶苦茶早いし、アニメとしても1カットで複数の挙動をして高速で戦っている。


 水星の魔女でもそこそこ高速戦闘をしているという話を聞く。なので、分析したら面白いのかもしれないけど、僕はGのレコンギスタの最終的な考察がまだできていないし、水星の魔女にはそこまでエネルギーを割くほどの興味もないので。
 まあ、僕より若い人がそういう戦闘分析を担当してくれたらいいんじゃないの?って思う。丸投げです。
nuryouguda.hatenablog.com


 まあ、僕が気分屋という感じの印象を抱かせるC調の文体でブログを書いていることは認めるけど。「水星の魔女の高速戦闘についてはやってるのはわかるけどGレコほど細かく画面見て評論するほどやる気がないので、他の人がやってくれ」ってインクエッジの野郎が言う1週間前にブログで明記してるんだわ。


 そのくせ

好きなGレコはMSの挙動をコマ送りで見て「瞬時にこれだけのことをやっているぞ」と誇ってみせるが、嫌いな水星でやっててもそもそもロクに観てないから瞬時に4手打ってもぜんぜん見零したまま「よくわからない」ってなっちゃってんだわ。グダは年中いつもそう

 って、ブロックしている俺のブログを「年中」見に来ているインクエッジの野郎の方が気持ち悪いよ!まあ、アクセス数の1カウントくらいにはなってるけどな!


 僕は申し訳ないけど、水星の魔女を見ても富野監督や出崎統監督の作品ほど精神的に高揚しないので、そんなに水星の魔女に対してやる気がないことを自覚しているうえにブログで公表して、その上で他の人に対して「僕はGレコに対してこれくらいの細かい見方をしたので、水星の魔女のファンの人がいるとしたら、それはあなたたちがやってください」とちゃんと水を向けているんですよ!わからんか?わからなかったか?ハムエッグ野郎には????
 ちなみに僕はスクランブルエッグ派です!ハムよりは魚肉ソーセージーの方が常温保存しやすいので…。仮面ライダーのカードもついてくるし…。


 つーかヴァルヴレイヴのころから9年もブログを更新停止している奴に「グダのブログは年中クソ」って言われる筋合いはねーんだわ。てめー、9年も更新してないのに少なくとも毎月5回は更新している俺に対して「年中いつもそう」って言う資格はないよ。だってお前、年中ブログを更新してないだろ。9年も。


http://blog.livedoor.jp/aq_e/


 お前はヴァルヴレイヴと共に安らかに眠って、せいぜいTwitterで新作アニメについて文句を垂れるのを知識の少ないライトアニメファンに「すごくくわしい!」って褒められてアラフィフの小規模な自意識を満足していればいいんだわ。httpsにも対応してない化石ブログでよおお!!!!


 残念ながらインクエッジの野郎はやる気がないのでブログは更新してないんだわ。だったらTwitterのプロフィール欄からブログへのリンク外して船を降りろ。
 Twitterの短文で議論が深まっ太郎するのは短絡的過ぎるんじゃ。



 なんか昭和の盆栽おたくクソおやじみたいにバスタード!!のアニメについてがたがた文句を言ってるけど、あのさあ、単に絵柄が2020年代になっただけでは?
 でもその程度の単純な「本当はこっちの方が正解!」っていう原作漫画の転載の指摘で「すごい!インクエッジさんは知識人!」ってたくさんいいねされてうれしくなってるんだろおおおお??????????
BASTARD~暗黒の破壊神~ ARTFX ダークシュナイダー 魔神Ver. 塗装済み完成品



 でも、テメーが生み出したアイディアは一個もねーから。


 僕は乳袋っぽい絵柄の方が今っぽいからそうしただけだと思うけど、インクエッジの野郎の脳内では自分の意見がナンバーワンでオンリーワンで自分しかいないので「今のほかの他人の若いアニメスタッフが独自の考えを以って判断してそういう絵柄にした」ということは想像できないんだろうなあ。高齢者ってかわいそうだなあ。僕も脳トレをがんばろう!


 もう、反論するのもあほらしいけど、何となくURLを開いてしまったので雑に貼る。お前は雑に貼られる程度でしかないよ。




 あきまんさんのターンエーガンダムデザインズのコメントによればロランは「日焼けしている男子で黒人とは決めていない」と明言してあるけど∀ガンダムデザインズはあんまり出版数が多くないのでインクエッジの野郎の雑コメントも有力情報って思われるんだな。ツイッターって怖いね!
 あんなキシメン直毛銀髪の黒人がいるか!(ロラン・セアックの人種は運河人です)
 文句を言ってるだけで知識がたくさんあるって褒められる毒舌系ズバリ先生は楽でいいですね!プレバトの俳句の夏木先生とか!




 うーん、とりあえずインクエッジくんは他人にさん付けして、丁寧語を使うことから始めようか?
るかっぷ チェンソーマン マキマ 約110mm PVC製 塗装済み完成品フィギュア


 うん。Gレコの回想シーンはテレビ版でもあったけど、インクエッジさんは高齢者だから8年前のことは忘れても仕方ないね。



 へぇ~~~インクエッジくんは富野由悠季監督の気持ちに詳しいんだね~~~。僕は単に富野由悠季監督はバラエティー番組風な総集編を挟むよりは本編を作るのに熱心なタイプだと思っただけだけど。ザブングルグラフィティも割と滑ってたので、ドラマをメタな視聴者向けのネタにした水星の魔女みたいな総集編は単に富野監督が苦手なジャンルだと思っただけだけど。
 じゃあなに?
「Gのレコンギスタでベルリは第二話でひとめぼれしたアイーダさんの恋人、第六話で担任の先生を殺してしまって大ショック!その上出生の秘密でドッキリ!」みたいな宣伝動画を本編のリソースを削って作った方がいいと思うのかな?インクエッジくんは?
 ふー---ん。



 人の愁嘆場に土足で踏み込むのはそれなりの覚悟が要るぞ。わかってんのか?



 僕はGレコは手描きメカ作画のロボットバトルシーンを毎週やってる時点でそんな総集編を作る余裕がないと思ってたんだけどな。(いや、マジでGレコはあのクオリティの作画をほぼ保ちつつ、半年間落とさず【お正月は休みました】に放送したサンライズ第一スタジオには頭が下がる!)




 それはもう、インクエッジくんが大河内一楼さんのヴァルヴレイヴが好きだから水星の魔女を贔屓してるだけでは? 


 いや、サイド7がサイド3の反対側ってことはテレビ版ガンダムでは割と重要でアバンタイトルで何回も説明されてただろ。映画しか見てないのか。



 水星の魔女で「場所がL~」ってセリフは正直、聞き逃して悪かったけどさー、それはブロックされているアカウントで陰口みたいに言って俺の方が詳しいみたいにマウントを取るんじゃなくてさー、もっとフラットに普通に教えてくれたら僕も「そうなのかー情報ありがとうございます」って思うけど。
 でも、本当に水星の魔女のフロントって第七話でめっちゃたくさんの企業がありそうな割に他のどこに通じているのかわからなくて謎ですね。あの4本の見えてるリング以外にも居住地が小惑星の地下にたくさんあるんですかね…描写されてないけど…。


 実は僕はつまんねーアニメについて「よくわかんねー」って書くのはリソースの削減もあるけど、雑に「ここがわからん!」って書いたらブクマコメントで突っ込みを入れるていで教えてくれる人がいて、それは効率がいいしアクセスアップにもなるので。
 自分で調べる効率が悪いと判断したら僕は割と他人に投げます。結構そこら辺は意図的にやってるので、まあ、ずるい書き方だとは自分でも思うんですけどね。でも、僕はそんなにいい人間じゃないので。



  • Gレコの広報について


 他の富野ファンアカウントはともかく、実は僕は「Gレコの広報が冷遇されている」ってほぼ、おそらく、たぶん、一回もツイートしたことがないと思う。
 だって、Gレコはガンダムじゃないので。(真顔)
 Gレコはガンダムじゃないので、バンダイでガンプラがたくさん作られなくても別にいいんじゃないかな?別に壽屋やボークスからキットが出てもいいんじゃないかな?実際ブレンパワードもグッドスマイルカンパニーからプラモデルが出たし(真顔)


 あと、古い人間だからか、「広報したら売れるはず!」という論理にもあんまり賛成できないんだよね。広報を頑張った挙句、盛大に滑って忘れられたアニメとか割とあるし。三丁目の夕日CG版のガンバと仲間たちとか。


 若い人に見てもらうためには本編の雰囲気を変えて面白おかしいギャグっぽいネタにしてTwitterで”みんな”に共有させる広報総集編が必要なんだー????とは思わないわけ。僕はね。ま、富野ファンの中でもGレコの広報を頑張ってほしいと思う人は多くいるけど。富野由悠季の世界展という異常イベントが開催されたので、それでいいと思っている。東京人の気持ちは知らない。青森まで行け。俺は富山まで行った。
 そもそも、広報とか企業コラボって表面から見える以上に事務手続きとか企業間の根回しとか必要なのであって、限られた予算の中で広報に予算を割くか本編の製作に回すのかどっちが正解なのか、視聴者の僕には判断ができないので、僕はそこは触れないように気を付けている。
 まあ、ラライヤさんが盲導犬コラボしたくらいで割と頑張ってたと思うよ。
www.gundam.info



 僕は広報とか宣伝戦略とかバックグラウンドの経済的な思惑も深くかかわってくる難しい問題にはむしろ積極的に「関わらない」ようにして、出された作品だけをしゃぶっている感じですね。
 宮崎駿さんの弟さんが博報堂のヒトじゃなかったらスタジオジブリはここまで伸びたかどうか…。まあ、そういう裏事情はあんまり考えたくないよね。生臭いので。


 そういう僕の表に出してない気持ちや判断はインクエッジさんみたいな「知識豊富な俺の言ってることがズバリ正しい!毒舌で一刀両断!」みたいな『論客w』さんにはわからないのかなぁ~~~?



 僕は僕で、意外と表に出してない判断があるけど、インクエッジさんは「正解」を言い当てられてすごいっすねーーーー!まあ、それが正解なのかは分からんけどな。
 でもインクエッジさんの脳内ではそれが正解なんだろ。インクエッジさんの中ではな。


  • はあ。無意味なことをした

 というわけで、他にもブクマコメントでガタガタ言われたのはたくさんあるんだけど、僕は先日の水星の魔女のマネーの虎回で「ミオリネ・レンブランは株式会社ガンダムを作るにあたって、ガンド・アームの問題解決を主な業務として発表したけど、本人にその知識がほとんどないのに、ペイル社で解体されそうなガンダム部門をその職員に無断で買収すると発表して、シン・セー社のプロスペラ・マーキュリーがいないところでガンダム・エアリアルとそのパイロットをガンド・アームの問題解決の担保にするっていうのは無理筋では?」と単純に書いただけだけど。
 僕はミオリネ・レンブランができるという技術的な確証もないのにできるって言って出資を募るのは不誠実だなあって思っただけで。「グダちんはエアリアルとファラクトのパイロットが元気という描写とペイル社の買収を見逃してる」って言われたけど、いや、それについても一応注意書きはしているんだけど…。みんな、僕のブログはあんまり真面目に読んでなくて、とりあえずブックマーク数が多かったらテキトーなコメントを投げてるだけでしょ?



 で、僕はほら、富野ファンというレッテルを貼られているわけだし、今までも富野アニメの感想を書いているという事実がある。
 なので、「富野ファンが新作に文句を言っている!」とか「富野ファンに一泡吹かせてやりたい!」とか「富野ファンは富野盲信だから水星の魔女をキチンと見てない!」とか「富野作品と違って水星の魔女は真面目に考察しないのが面白い作品」とかがたがた文句を言われる。
 そうするとだね。
 アクセスと広告収入が伸びる。


 僕は傷つかない。


 なぜなら、ガタガタ言っているはてなブックマーカーは文字情報なので物理的ダメージがほとんどないからです。目の前でKLab株式会社の日吉雅人取締役に怒られたり、森田英克社長に宴会芸をニコニコ動画に無断アップロードされたり、親が自殺した家に住んでいたりするよりは、全然精神的ダメージはないですね。


 なので、インクエッジさんのことも、まあ、02Curryというアカウント名なのでちょっとしたカレースパイスとして利用させていただきました。おしまい。



 あと、「グダちんは、わからなくても面白いドンブラザーズを見てないから、わからない水星の魔女の魅力がわからない」とか言われたけど、あの、僕の職業はサルブラザーと大体同じです。
 働かないけど、適当な言葉を編んでいたら食い物がもらえる。金はあんまりない。空想の妹と結婚した。


(というか、暴太郎戦隊ドンブラザーズって基本的な世界観は現代日本だし、そこに不思議な異世界とのゲートがあって怪人と戦う、っていう点では滅茶苦茶わかりやすいと思う。水星の魔女はあの小惑星と地球での抗議デモの報道と小説での水星とプロローグの謎小惑星以外にほとんど場所が描かれてないので、普通にわからない。水星の魔女はドンブラザーズ
ほど不思議コメディ要素が少ないので、リアリティラインが高いのか低いのかわからない。まあ、わからなくてもいいとか、見せてくるGレコの方が情報量が多くて見づらいとか言う人もいる。)



 まあ、自分以外の人の感想や一方的なお気持ち表明なんて実はアクセスアップのトリガーになるかどうかだし、それは保証されたものではなくほとんど偶然なものだし、来週の水星の魔女の感想記事にはブクマがつかない可能性もあるし、割とどうでもいいんだよねー。


 とりあえず今のところは勝手に炎上してるっぽいので、そこにインクエッジという薪を放り込んでみた。僕は他人に対してはかなり実存度を低く感じているよ。Amazonほしいものリストから食い物をくれる人に関しては、ある程度のカロリーとかビタミンを感じているけど…。


 どうせ大半のブックマーカーは僕のブログを細かいところまで読んでないし、僕も水星の魔女は1回しか見ないで録画を消しているし、ちゃんと僕と向き合ってくれる人はごく少数だし、ブログの数万アクセスなんていちいち個別に認識するわけねーだろ。たんなる数です。グランブルーファンタジーの理想編成のダメージ量と同じようなもんです。
nuryouguda.hatenablog.com
 何万人もいる読者のことより、広告の効率化を考えた方がなんぼかマシ。


 おわり。


  • でもバズると顧客は増える

blog.hatenablog.com
blog.hatenablog.com

 でも、僕もブックマーカーも不誠実だとしても、アクセスやブクマ数が増えると公式サイトで紹介してもらえるし、実際読者登録数は増える。


 善意がなく、みんなが自分の気持ちよさだけを追求しているエゴイスティックなインターネットでも、ブログに広告を貼っていたら実利はある。そんなもんだよ。
 わたくし、冷酷ですわよ。


  • ほしい物リスト。

https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
↑グダちん用


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